2023/03/02
2023/02/23
沈湎する日常
← ジョン・マーティン(英:John Martin, 1789年 - 1854年)作 (「ハーンとドレとマーティンと」(2020/06/21)より)
この世界の中にあって、ひとりの人間がとことん何かの世界、自分の世界を追求し始めたなら、きっと<この世>へは戻れないのだろう。後戻りの利かない泥沼のような世界が、口をぱっくり開けて、そこにも、ここにも、ある。
しかし、理解不能な絵や記号を蜿蜒と描く行為にしろ、常人には窺い知れない動機によるだろう、飽くことのない何かの仕草にしろ、当人たちには、決して止められない営為なのだろう。その営為があるからこそ、他人には狂気の淵に陥ってしまったと思われつつも、しかし、その崖っ淵の何処かで片手で、あるいは指一本で、<この世>に繋がっていると感じているのに、違いない。
2023/02/16
夢をメモる日々
← 心配してた雪は小降りに終わりそう。ちょっと見 白い小花みたい。 (02/16 03:51)
今日は休み。雪も小降りで終わり、日中は晴れ間も。徐々に寒気が和らいでいる。
自宅では、ユゴー作の『ノートル=ダム・ド・パリ(上)』 (岩波文庫)とイアン・スチュアート著の『世界を支えるすごい数学: CGから気候変動まで』(河出書房新社)とを交互に読んでいる。ユゴーは饒舌。タクシーで読んでるレマルクの筆致とは大違い。
帰宅は未明の三時過ぎ。洗濯やら牛乳飲むやらして寝床へ。新聞を読んでいるうちに五時頃に寝入る。それから寝たり起きたりで、スーパーへの買い物は昨日のうちに済ませたので、外出なしで、午後の二時頃、ようやく読書タイム。
2023/02/12
「身体はトラウマを記録する」読了
← ベッセル・ヴァン・デア・コーク【著】『身体はトラウマを記録する 脳・心・体のつながりと回復のための手法』(柴田 裕之【訳】/杉山 登志郎【解説】 紀伊國屋書店) 「世界的第一人者が、トラウマによる脳の改変のメカニズムを解き明かし、薬物療法の限界と、身体志向のさまざまな治療法の効果を紹介。」
レマルク著の『西部戦線異状なし』 (新潮文庫)を先日の本買い出しの際にようやく入手。
昨日からようやく本書を読み出す。カーソンマッカラーズの「心は孤独な狩人」はロングセラー作品で存在は知っていた。が、なぜかついつい読みのがしてきた。昨年ようやく読んだ。読んで後悔した。長年 読まずに来たことに! この「西部戦線……」も後悔先に立たずになりそう。 (02/10 14:28)
2023/02/09
手術台の上の闇と光の交合
← 最勝寺 (富山市) 「蜷川親綱が父親直の菩提を弔うため臨済宗の寺として創建したもので、戦国時代に曹洞宗の寺となった。江戸時代に入り加賀藩およびその支藩である富山藩の帰依を得た」 (画像や情報は、Wikipediaより) 「ホーム / 曹洞宗 瑞龍山 最勝寺 | 富山市蜷川」 「蜷川館 一休さんに登場する「蜷川新右衛門」ゆかりの城跡」
八日の夕方だったか、食事の際、何かテレビを見ようと、局をあちこち。ケーブルテレビで富山市蜷川では、「アニメ「一休さん」に登場する寺社奉行・蜷川新右衛門のモデルとな」ったことなどを地域起こしに生かそうとしているという話の真っ最中。
蜷川や最勝寺近辺は仕事柄折々通るが、交差点名に「最勝寺」とはあるものの、何度見ても寺らしき建物が分からなかった。でも、気になっていた。まして、上記のような歴史や一休さんに纏わる謂れなど吾輩は全く知らなかった。
2023/01/25
夢の背後には強大な意識の海が
← アリス・ロブ著『夢の正体──夜の旅を科学する』(川添節子訳 早川書房) 「科学と文化の両面から夢と睡眠の秘密に迫るポピュラー・サイエンス」明晰夢など「私たちの夜の旅の意味と目的を解明し、目覚めている昼の生活をも豊かで健康にするユニークなポピュラー・サイエンス」
富山駅前……人っ子一人 歩いてない。車も通らない。動いてるのは信号機やネオンサインの明滅だけ。大丈夫か 富山……いくら月曜日だからって… (01/23 01:25)
今朝未明、仕事先からの帰宅中、運転に違和感。何だかタイヤにゴツゴツ感。もしやパンク? 帰宅してタイヤにへこみがないか観てみた。暗いこともあって異常は確認できず。 (01/24 11:43)
先程 雪の中、町内をゆっくり走らせてみた。ダメじゃないようだが、気のせいとも言い切れない。今日は出勤できるか。雪の中でパンクで立往生はやだな。 (01/24 11:47)
2022/08/21
2022/06/25
2022/04/16
2022/03/05
より以前の記事一覧
- これが雪だったらと思うと 2022.03.01
- 無銭飲食未遂を吾輩が… 2021.12.29
- メールソフトはいずこに 2021.08.25
- コンクリート面の補修に苦戦 2021.08.02
- 孤立を象徴するような不快な夢 2021.06.13
- 今日も庭仕事 2021.04.20
- 一日は24時間です(続々) 2021.04.08
- 光明は見えない 2021.02.28
- お月さん 久しぶり! 2021.02.19
- 再びの大雪に辟易 2021.02.17
- 久しぶりの五輪真弓特集に感激 2021.01.24
- 脚立…風前の灯火? 2020.11.18
- チェーンソーを振り回す 2020.10.28
- 海棠の花の似合う女 2020.09.10
- タカサゴユリよまた来年 2020.08.20
- 真夏の夜の夢風なモノローグ 2020.08.09
- 正夢だったら嫌だ 2020.07.26
- アンズやネーブルや…無限や 2020.06.10
- 凡庸だからこそ本を読む 2020.06.06
- 屋根裏部屋に熊が侵入 2020.06.01
- 富士山噴火スタンバイ状態 2020.03.23
- トルストイ『戦争と平和』再読へ 2020.03.21
- 富山…三日連続のクマ被害 2019.11.13
- インフルエンザ予防注射を早々と 2019.11.02
- 水つながりの夢二つ 2019.08.31
- 7が言えない 2019.06.24
- イニシエーションの旅それとも夢 2019.06.20
- タコもスタンダールも 2019.03.31
- 50代なら「太ってなくても糖質制限」は身に抓まされる 2018.10.20
- ヤクザに絡まれる…言い寄られる夢 ? ! 2018.09.10
- 「セクハラ罪という罪はない」決定の罪深さ 2018.05.20
- 犯人には早く捕まって欲しい… 2018.05.13
- 夢心地で音楽を聴きたい 2018.05.04
- 現物を手にするに如くはない 2018.04.13
- 落ちるのが怖い 2018.02.20
- 変な夢二つ 2018.02.05
- 梨木香歩作の『家守綺譚』は「いえもり」でした 2017.11.09
- ルサンチマンが夢の中にも ? ! 2017.02.14
- 『六国史』の周辺を辿るも夢の中へ 2017.02.12
- ナマズ ワニ サルに追われて 2017.02.04
- 喰っちゃ寝だけじゃない! 2017.01.04
- 6年前の水 2016.10.18
- 夢のない夢の話 2016.05.13
- 影のない女 2016.05.06
- 前日の夢の続き(?)を見た 2016.04.24
- 今朝見た、意味不明な夢 2016.04.22
- これがボクの人生 2015.09.13
- 夢にテレビ番組の影響が 2015.08.31
- 戦争法案強行はUFO襲来に備えてだ! 2015.08.28
- 沈黙 それとも 夢魔 2015.06.28
- アルフレート・クービンの悪夢へ 2015.05.14
- 体の異変を知らせる夢なのか 2015.04.16
- 新春放談…日本の将来に向けて 2015.01.02
- サナギ 2014.12.30
- メッシ選手がお客さん 2014.07.14
- 末期の光 2014.04.04
- 悪夢と読書の日々 2014.03.05
- 夢二題 2014.02.27
- 私の作品がない! 2014.01.17
- 私は海 2013.10.05
- 粉骨砕身そして鬼哭啾愀 2013.06.01
- 路上の砂利 2013.05.30
- 繰り返し見る夢 2013.05.20
- 青い闇の道 2012.10.15
- 白い紗の女 2012.03.04
- 夢くらい、夢があってほしい! 2012.01.22
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