2020/11/18
2020/10/28
チェーンソーを振り回す
← 永井 義男【著】『吉原の舞台裏のウラ―遊女たちの私生活は実は○○だった?』(朝日文庫) 「江戸時代に遊郭が設置され繁栄した吉原。その実態を覗き見しつつ、繁栄の裏側に隠された遊女の実像や当時の大衆文化に迫る」
永井 義男著の『吉原の舞台裏のウラ―遊女たちの私生活は実は○○だった?』 を読了した。仕事の合間に百頁。帰宅してその日の夜から翌朝にかけて200頁ほどを一気に。
出版社の内容案内に「江戸時代に遊郭が設置され繁栄した吉原。その実態を覗き見しつつ、繁栄の裏側に隠された遊女の実像や当時の大衆文化に迫る」とある。貧しさや親(多くは男親の放蕩)ゆえに女衒に売られ、そして苦界に沈んでいく少女ら。遣り手や先輩女郎らに芸や色の道を教え込まれる。田舎ではありえない贅沢の極みと、一旦堕ちるととめどない奈落の底。錦絵に観られる豪華絢爛な姿は実態とは懸け離れていたという。着るものも食べるものも想像の他の貧しさ。
2020/09/10
海棠の花の似合う女
← 海棠 (画像は、「季節の花 300」より)
最近わりとよく見る夢。我輩が帰省し、父母とあれこれあったあと、帰省時に暮らしていた屋根裏部屋から、父母も寝静まった夜中、トイレか、それとも何か取りに下へ降りてきて、台所を通って別の部屋へ向かおうとする。すると、流し台の方に何か異変を感じる。見ると、調理台の上の電気ポットの蓋から(蓋に直径2か3ミリの穴が開いていて)水が漏れている、それも勢いよく真上に吹き出ている。
どうやら、ポットに蛇口から見えないホースで繋がっていて、元栓自体が開いているらしい? 吾輩には手の施しようがなくて、途方に暮れている。経過はバリエーションがあるが、最後のポットから水が吹き出ていて(ああ、お袋、止栓するの忘れてるな……)、途方に暮れている場面だけ同じ。
2020/08/20
2020/08/09
2020/07/26
正夢だったら嫌だ
とんでもなく大作の夢を観た。あれこれあった揚げ句、我々三人キョウダイ(姉らと弟)が裁判に負けて全てを失ってしまう。三人は家の管理人同然の暮らしへ。悄然と家に帰り、私は2階(屋根裏?)へと上がっていく。
夢の大半は起きた瞬間、忘れた。かなり錯綜していたっけ。正夢だったら怖い。ま、今は我輩独り管理人同然なのは既に現実だな。借金はないはずだが貯金もない。築70年近い家は朽ち放題。為すすべもなく茫然と。雨風をしのげるだけありがたい……休みの日は広い庭の世話に明け暮れる。
2020/06/10
アンズやネーブルや…無限や
← ローレン・グレアム / ジャン= ミシェル・カンター著『無限とはなにか?』(吾妻靖子 訳「カントールの集合論からモスクワ数学派の神秘主義に至る人間ドラマ」 「本書は,20 世紀初頭に無限と集合論に挑んだ数学者,特にロシアの数学者を中心に描いている.数学的対象に対する解釈をフランスの数学者と対比させることで,モスクワ数学派の無限や連続性,集合に対する解釈の独自性が明確になっている」
ローレン・グレアム / ジャン= ミシェル・カンター著の『無限とはなにか?』を読了した。僅か数年ぶりの再読である。無限関連の書を読んだ流れ。
本書の感想は、以前、拙稿「日常の中の出来事」にて書いた。抜粋しておく:
2020/06/06
凡庸だからこそ本を読む
← 昼過ぎ、てふてふをサツキの小道で。やっと撮れたぞなもし。ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)だと読み友に教えていただいた:「ゴマダラチョウ」 嬉しくも赤い羽根の蝶も撮れたのだが、画像が不鮮明でアップできない。残念。
今日は元気が出なかった。今日だけじゃないか。仕事の谷間の日でもあるし、庭仕事も控えた。気温が高くならず過ごしやすかった。外でも直射日光は柔らかだったが、風も冷たい。このくらいの気候が一番体に優しい。
元気が出ないのは、謎の女のせい。自分は持てない男だという自覚がある。自信がないというより、他人と心底からの絆も縁も持ったことがない。閉じ籠った、乾ききって萎えた心。殻。ミノムシ。中はブヨブヨ。付き合うにはよほどの覚悟が要る。
2020/06/01
2020/03/23
富士山噴火スタンバイ状態
← 昨夕は一週間ぶりに銭湯へ。庭仕事での汗や垢を洗い流した。体重も変化なし(望むらくは微減してほしかったが)。自転車を転がしては、いつも通りだが、ジャンパーのジッパーは開けたまま。靴下ははいているけど、サンダル。それでも火照った体に夜風が心地いい。[画像は、裏の畑の隅に咲く水仙。]
富山市、コンパクトシティとかで、路面電車沿いにマンションやホテルを並び立てて、一見賑やか。でも、夕方の帰宅ラッシュアワーが過ぎると、閑散。繁華街のはずなのに。一方、山あいの村や町は寂れるだけ。人口減少に歯止めがかからない限り寂れるしかない。太平洋側から日本海側へ人が移らないと。地方なら人らしい生活が可能になる。人の数からして、濃厚接触などは望んでも難しい。
より以前の記事一覧
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