2021/04/08

一日は24時間です(続々)

Hemi  ← ヘミングウェイ/著『老人と海』(高見浩/訳 新潮文庫)「自然の脅威と峻厳さに翻弄されながらも、決して屈することのない人間の精神を円熟の筆で描き切る」

 会社が揺れている。コロナ禍にあっての苦境。売上向上のため、あるいは乗務員や社員への喝なのか、勤務体制を変更するとか。詳しくは承知しないので書けないが、あまりに長いコロナ禍。国など当局の無策無能がコロナ禍を加速させ縺れさせている。
 勤務体系、勤務時間帯、つまりは日常生活の変更は、始めてから一か月になっても、体も意識も慣れない。通勤時間も含めて日に十時間あまりの勤務拘束時間は、残りの自由になる時間は、洗濯や買い物、雑用などを鑑みると、数時間どころか、せいぜい二時間。庭仕事など論外だ。

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2021/02/28

光明は見えない

Bigsur_20210228202001  ← ヘンリー・ミラー=著『ビッグ・サーとヒエロニムス・ボスのオレンジ』(田中西二郎=訳 文遊社)「『北回帰線』などを世に送り出したヘンリー・ミラー(1891-1980)が、その自然の美しさに魅了され、15年以上のあいだ居を構えたアメリカ西海岸のビッグ・サーでの生活を綴る。 風光明媚な土地、ビッグ・サーをミラーはアメリカの消費社会から隔絶したユートピアとして発見し、そこに生きる人々や自らの、いきいきとした暮らしぶりをユーモアたっぷりに描く」「ヘンリー・ミラー流の楽園論」

 一昨日、仕事の日。昼前、不意に事務所(部長)から呼び出し。えっ、なんだ? 何かオレ やらかした? 思い当たることなど ないが……営業実績は惨憺たるもの。滅多に部長に呼ばれることなどない。あるいは、エッセンシャルワーカーの職種である我が会社に何かあったか。つい数日前、同業他社が廃業というニュースが(地元の)マスコミを賑わした。幸い廃業はしない。が、業界自体、厳しさがヒシヒシと。お先 真っ暗……ではないが、光明が遥か先なのは確かだ。

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2021/02/19

お月さん 久しぶり!

Reichei_20210219200301 ← リンダ・リア 著『レイチェル―レイチェル・カーソン『沈黙の春』の生涯』(上遠 恵子訳、2002/08東京書籍刊)「『センス・オブ・ワンダー』のやわらかな感性と『沈黙の春』の使命感は、どう育まれ、世に実現されたのか。十年にわたる調査をもとに生き生きと描く感動の伝記、決定版」

 雪。昨日はどれだけ降るんだ、積もるのかと心配していた。幸い、夕食前に30分ほど除雪しただけ。夜中にトイレの窓を恐る恐るあけてみたら、数センチ積み増しただけ。新聞配達人のために除雪、なんて必要もなかった。積雪は50センチほどかな。融雪の水が流れてるところだけ、路面が見える。黒い路面が恋しい。

 

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2021/02/17

再びの大雪に辟易

Shouwa_20210217201901  ← 半藤一利著『昭和史(1926-1945)』(平凡社ライブラリー)「授業形式の語り下ろしでわかりやすい通史として絶賛を博した「昭和史」シリーズ戦前・戦中篇。同じ過ちを繰り返さないために、今こそ読み直す1冊。講演録「ノモンハン事件から学ぶもの」を増補」

 橋本さん 山下さん 小谷さん ……選択の余地が少なすぎる。ここは、ガースーさんの出番。オリパラは中止してコロナ対策に全力投球と国民に訴えなさい。
 報道によると、橋本さんが有力だとか。やはり森さんの息のかかった人。密室人事。

 

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2021/01/24

久しぶりの五輪真弓特集に感激

Joko  ← 細井 和喜蔵(著)『女工哀史 改版 』(解説=大河内一男 岩波文庫)「紡績業は日本の資本主義の発展にあずかった基幹産業の一つである。ヒューマニスト細井は、この産業を底辺で支えた女子労働者たちの苛酷きわまりない生活を自らの体験と調査に基づいて克明に記録した。本書をひもとく者は誰しも、近代資本主義の残した傷痕のいかに深く醜いかを思い知らされずにいない。」

 今日も「明暗」所収の角川版『夏目漱石全集〈13〉』 と、リンダ・リア著の『レイチェル―レイチェル・カーソン『沈黙の春』の生涯』とを交互に読んでいた。
「明暗」流石、漱石。物語にぐいぐい引き込んでいく。男女……夫婦の機微を描く卓抜さ。実体験が重い?
「レイチェル」はやはり名著だ。浩瀚な書だが、読ませる。慌てず弛まず読んでいく。

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2020/11/18

脚立…風前の灯火?

Tubaki_20201118203301 ← 椿の蕾。開花も間近か。サザンカは咲き始めているよ。

 ガス瞬間湯沸かし器が不調。電池はまだあるのに、点火しない。今日、庭仕事していて気づいたこと。水漏れしている可能性。いろいろ問題あるなー。

 秋日和の中 家の回りを散策。昨日の悪戦苦闘の痕を見て回った。小春日和に釣られてか、猫が隣家との間の小路で日光浴。先に進めなくなって後戻り。すると今度は 内庭の紅葉の枝でハトが日光浴。我輩 邪魔かなと家の中へ引っ込んだ。

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2020/10/28

チェーンソーを振り回す

Yosi ← 永井 義男【著】『吉原の舞台裏のウラ―遊女たちの私生活は実は○○だった?』(朝日文庫)  「江戸時代に遊郭が設置され繁栄した吉原。その実態を覗き見しつつ、繁栄の裏側に隠された遊女の実像や当時の大衆文化に迫る」

 永井 義男著の『吉原の舞台裏のウラ―遊女たちの私生活は実は○○だった?』 を読了した。仕事の合間に百頁。帰宅してその日の夜から翌朝にかけて200頁ほどを一気に。

 出版社の内容案内に「江戸時代に遊郭が設置され繁栄した吉原。その実態を覗き見しつつ、繁栄の裏側に隠された遊女の実像や当時の大衆文化に迫る」とある。貧しさや親(多くは男親の放蕩)ゆえに女衒に売られ、そして苦界に沈んでいく少女ら。遣り手や先輩女郎らに芸や色の道を教え込まれる。田舎ではありえない贅沢の極みと、一旦堕ちるととめどない奈落の底。錦絵に観られる豪華絢爛な姿は実態とは懸け離れていたという。着るものも食べるものも想像の他の貧しさ。

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2020/09/10

海棠の花の似合う女

Kaido ← 海棠 (画像は、「季節の花 300」より)

  最近わりとよく見る夢。我輩が帰省し、父母とあれこれあったあと、帰省時に暮らしていた屋根裏部屋から、父母も寝静まった夜中、トイレか、それとも何か取りに下へ降りてきて、台所を通って別の部屋へ向かおうとする。すると、流し台の方に何か異変を感じる。見ると、調理台の上の電気ポットの蓋から(蓋に直径2か3ミリの穴が開いていて)水が漏れている、それも勢いよく真上に吹き出ている。
 どうやら、ポットに蛇口から見えないホースで繋がっていて、元栓自体が開いているらしい?  吾輩には手の施しようがなくて、途方に暮れている。経過はバリエーションがあるが、最後のポットから水が吹き出ていて(ああ、お袋、止栓するの忘れてるな……)、途方に暮れている場面だけ同じ。

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2020/08/20

タカサゴユリよまた来年

Yuri_20200820202401 ← 我が家の庭で咲いている最後のタカサゴユリかな。元気なし。暑すぎる!

 今年は(も)蚊が少ない……気がする。猛暑で蚊も元気がないのか。雨が少ないので、水溜まりも少ないからか、ま、少ないほうがありがたいのだが。 

 昨夜の仕事からの帰宅は、夜半過ぎ。明日も早朝から仕事。日中は36度の予報。外仕事はパスする。代わりに床掃除やらトイレ掃除。結構、きつい。床が輝いている!

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2020/08/09

真夏の夜の夢風なモノローグ

Tin_20200809204401  ← 陳 舜臣著『中国発掘物語』(装丁:菊地信義 講談社文庫 1991年)

 陳舜臣著の『中国発掘物語』を読了。
 感想は、昨日書いた:父の蔵書。広大な中国。数千年の有史を持つ中国。欧米や日本の頸木を脱し、愛国心や誇りの自覚もあり、自国の遺跡を発掘調査しつつある。本書は、自国の手による発掘が始まる前から始まっていく段階のエピソードが書かれ面白い。掘れば掘るほど、『史記』などのお話が実は本当だったと分かってくる。古い本だという留保を前提に楽しんだ。

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