2019/04/17

カースト制度とカーマスートラ

 イザベラ・バード 著の『中国奥地紀行 1』(金坂清則 訳 平凡社ライブラリー) を読み続けている。

 さすが、イザベラ・バードの紀行文は読ませる。清朝末期の皇帝や官僚らじゃない、庶民のヴァイタリティをイキイキ描いてくれている。特権のある奴等は、生きる目的を失い阿片に溺れたようだが、一方で逞しく生きる人々も多い。病気や貧困に喘ぐ人々も数知れず。日本人には馴染みのない時代だし人々。でも、こういった時代を経て今日の中国がある。

1555482326391385  ← 16日の夕方近く。滅多に見ることの叶わない、素晴らしい立山連峰。稜線も鮮やか。 

 子供の頃……学生になるまでは、立山連峰の向こうは、別世界でした。文学も哲学も、およそ文化は山の向こうの成果。自分が何をするにしても、山を越えることは叶わない……。心を豊かにしてくれる山々ですが、同時に越えられない山でもあったわけです。超えないで(じたばたしないで)山の内にこもっている限りは平温な生活が約束されている……ような。勿論、幻想に過ぎないのですが。

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2019/04/13

蛍じゃない 蛍川だよ

1555049883451273  富山市にある、富山平野を二分する呉羽山。山といいながら、小高い丘の連なり。桜の名所であり、ドライブコースでもある。吾輩た訊ねた金曜日は、桜がちょうど満開。麓のほうは、桜が散り始めている。桜を撮らず、敢えて立山連峰を撮影。

 車中で、県外からのある人に、十朱幸代主演で 「蛍」という、富山を舞台にしたいい映画がありましたねって言われた。我輩、???……。我輩、富山県人なのに知らない…。悔しいので、蛍が今も見られる場所の話をしたりして、その場を誤魔化した。帰宅して、調べた。なーんだ、宮本輝原作の「蛍川」じゃないか! 映画は見てないけど、小説はとっくに読んでいる。「蛍」じゃ分かんないよ……というか、我輩、勘が鈍すぎ。

 

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2019/04/08

今春もムスカリの花咲く

1554704778333741 ← 近所でムスカリの見事な群生を見かけた。なのに、先日の庭仕事では我が家には見ない。昨年まではあちこちに育っていたのに。と、今朝、庭仕事してたら、見つけた。10年ほど前、帰郷して間もない頃に苗を植えたら、毎年、育ってくれるようになった。


 ドブ浚いすると目につくタンポポ。雑草扱いして開花する前に引っこ抜くか、見逃すか、悩む。ドブが落ち葉もだが泥で汚れるのは、ほぼ我が家のせい。何たって、生け垣。生け垣の隙間から、あるいはくたびれ果てたコンクリートの罅割れから雨水に溶けて土が流出する。落ち葉はともかく、土が勿体ない。ドブ浚いを兼ねて、流出した泥を回収しているわけである(← ケチ)。


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2019/04/06

語りえること語りえないこと

Hidden_l  ← シャンカール・ヴェダンタム 著『隠れた脳 好み、道徳、市場、集団を操る無意識の科学』(渡会圭子訳 インターシフト) 「無意識の小さな思い込みが、暮らしや社会に与える大きな影響について明かした」とか。

 ちょっと息抜きに、あまり馴染みじゃない分野の本を。えっ、脳科学の本は結構読んできたって? 本書は、どちらかというと社会学の分野かな。人が思わず知らずにいろんなことに影響されて(バイアスを受けて)行動してしまう、そのメカニズムに迫る。ま、人は(自分もだが)自分の意思で自由に動いているつもりでも、案外とそうじゃないよって話。

及したのである。

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2019/04/04

愛しのオクトパス 愛しの馬酔木

1554359336005426  今朝も鳴き声はすれども姿は見せないイライラ。代わりに(はならないが)、姿は見せるが鳴かない野鳥が。不鮮明な画像で、名前は分からないかな。

 昨日の庭仕事は、ドブ浚い。その前日、庭仕事で落ち葉拾いしていて、ふとドブ(用水路)を覗いたら、苔(藻)や雑草が蔓延っている。ちょっとだけ掬い上げたところで、時間切れ。今日は、長靴を履き、作業着を羽織り、グローブを嵌めて、本格的に作業。18リットルのバケツで何倍も掬った。ドブの両脇のコンクリート壁に跨って、ドブの中へスコップを突っ込んで…という作業。寒かったのだが、一時間もしないうちに汗びっしょりに。約十数メートルのドブを綺麗に。作業後、シャワーと洗濯。洗濯モノは、外が寒いし雨が降るので、嫌ーな部屋干し。

 

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2019/04/03

春の雪が桜に

9784480094575 ← 中西 進 著『万葉の秀歌』(ちくま学芸文庫)


 万葉集は、全部を通して詠むのは大変。つい、詠み飛ばすことも。横着して、こっちにするかな。あー、でも、富山(高岡)だと、小学生でもイベントに参加して朗唱する。恥ずかしくないのか、お前! はい、恥ずかしいです。


 そのイベントとは、「高岡万葉まつり



 万葉集の中で好きな歌は数々あるけと、例えば「天の海雲の波立ち月の舟星の林に漕ぎ隠る見ゆ」(柿本人麻呂)や、「石走る垂水の上のさ蕨の萌え出づる春になりにけるかも」(志貴皇子)など。


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2019/04/02

愛しのオクトパス

808_1 ← サイ・モンゴメリー著『愛しのオクトパス 海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界』(亜紀書房 ) 個性豊かなタコたちと、八本の腕と吸盤を通して交流を重ねるうち、著者は他者なるものが持つ「もうひとつの知性」の可能性を感じ始める。

 野生のタコは、ほとんどのメスは一度だけ卵を産み、餌を探すことすらせずに、つきっきりで卵を守る。母ダコは死ぬまで餌を食べない。卵が孵ると間もなく衰弱死する。好奇心満々の時期は短い。

 今日は風雨で、外仕事はパス。ただ、パイプ車庫のビニールシート(カバー)が一部、剥がれたので、その補修。あとはトイレ掃除。さて、元号が変わるという。国民統合といいつつ、専門家で決めるって、変。学識や古典じゃなく、国民の英知で決めればいいのに。

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2019/03/29

タコの好奇心に出会う

1553781578147320  お昼過ぎ、この富山市の有名な桜並木を横目に、そろそろ来週辺り、開花宣言が出ますかね、なんてお喋りしていたら、なんとその日のうちに宣言が出ていた。夜になって、改めてこの松川沿いの桜並木を見たが、どう見ても3分咲き。宣言は気が早いんじゃないか?

 今日も庭仕事。例によってというのか、昼前、ちょっと表の庭に出たら、ウグイスの鳴き声。ソーッと鳴き声の辺りを見上げてみたけど、軒が邪魔になって、確かめられない。と、足元に雑草が。トングを持ち出して引っこ抜く。すると、あそこにも。抜かなくっちゃ。気が付くと、トングとバケツを手にしていた。

 

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2019/03/19

サックス最後の著「意識の川をゆく」を読む

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↑ オリヴァー・サックス著『意識の川をゆく──脳神経科医が探る「心」の起源』 (大田 直子 訳 早川書房) 「脳科学の最新成果も貪欲にとりいれた、脳神経科医サックス最後の医学エッセイ集。養老孟司氏解説」。
 いま読んでいるオリヴァー・サックスの「意識の川をゆく」にて参照されている。偶然にも(偶然じゃないかも)、いまダマシオの「進化の意外な順序」を読んでいるところで、内容的に一部重なるところがある。進化上後発の中枢神経系(動物を動物たらしめている神経網(叢))と、ずっと前から進化していた自律神経系との関係と異同について。中枢神経系は、比較的分かりやすい(自覚的だ)が、自律神経系は、なんとなく変とか気分がいいとか、曖昧だけど、自分がどういう状態かの基本的感覚、暗黙の意識の感覚。
 ホメオスタシスが不調になると、不快になったり外見も元気そうでなくなる。

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2019/03/18

富山駅北口にはトイレがない

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→ すっかり存在を忘れられていた甕。数年前まで、蓮のようなでっかい葉っぱが群生していた。それらが何故か消えたので、甕のことも眼中になくなったのです。今日、ひょんなことから、甕のことを思い出したので、せっかくなので、甕に脚光を浴びさせてやります。罅割れもせず、健在のようで、何よりです。読書メーターで関連の話題で盛り上がった(?)ので、急遽、画像をアップ。

 昨日は、雨で外仕事もないし、そこそこ読めると思っていた。が、午後、雨、止んじゃった。庭仕事。やり過ぎ、いつしか薄暗くなり、シャワー浴び、夕食後、ブログ書いたら、もう、あっさり寝落ち。10頁余りで終わり。明日の休みは、断固、庭仕事サボる……サボりたいんだが、そろそろ畑だよなー。

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