2018/07/12

真実とは玉ねぎの皮をむくようなもの?

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← プルースト 作『失われた時を求めて 12  消え去ったアルベルチーヌ』(吉川 一義 訳 岩波文庫) 「アルベルチーヌの突然の出奔と事故死――.そこからの絶望が忘却へと変わる心理の移ろいを繊細に描く」とか。

 プルースト 作の『失われた時を求めて 12  消え去ったアルベルチーヌ』を読了した。
 一度は愛した人、己のものにした彼女。失って初めて気づく、愛おしさと、身近だったころには自覚しきれなかった鬱陶しさ。その人の謎を探ろうとすると、彼女について全く予想外の<真の姿>が垣間見える。が、見えてきた姿が真相だったという保証など、何処にもない。現実は一つしかない。真実だって一つしかありえない。

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2018/06/16

老舎作『駱駝祥子』に感服

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→ 向日葵、開花。今日も寒くて可哀想。 向日葵や陽光浴びる日を待てり

 今日(水曜日)も夕方、庭仕事。内庭の落ち葉拾いに、蔓延る笹の退治。地下茎を見つけ出しては、ハサミでぶつ切り。サンダルだったけど、手袋だけは嵌めて。築山風の内庭の地面がようやく半分だけ見えてきた(← 苦笑)! 
「赤の女王」やら「平家物語」などを読み続けている。特に後者は900頁近い。読書に専念できないけど、庭仕事がいい気分転換になっている?!
 今日(金曜日)も、お昼頃、サンダルに素手で(つまり部屋での格好で)二時間近く庭仕事。つい、やっちゃう。蚊に刺されてしまった。

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2017/12/21

坂口恭平氏の『徘徊タクシー』ってどうよ?

 坂口恭平作の『徘徊タクシー』を読了した。一気に。
 だが、夢中になって読み切ったとは、残念ながら言えない。

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→ 「chicorium intybus, 2002 from Pollinate」 (etched pollen grain - magnification 5,000x) Gelatin silver print 18 x 21cm) (画像は、「Stills Gallery - Stephanie Valentin」より。拙稿「ステファニー・バレンティン:顕微鏡下の美」参照。)

 小生は、タクシードライバーである。通算すると、19年(東京で12年と3ヶ月、帰郷して6年と10か月)。
 東京で十年以上という経歴のタクシードライバーは珍しくないだろう。まして、富山で7年足らずなど、中堅とさえ言えない。が、都会と田舎の双方でそこそこに経験したとなると、そんなにはいない(と思う)。
 東京でのタクシー稼業時代には、タクシーエッセイやドキュメントの類は、しばしば書いていた

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2017/10/24

台風に翻弄された一昼夜

 昨秋に続き、今秋もとうとうコインランドリーを利用。洗濯はしたものの、一旦、干しはしたものの、乾きそうにないので、物干しに干した洗濯物をバッグに詰め込んで、店へ。乾燥時間を20分に設定。やはり、乾きがいい。これからは、コインランドリーのお世話になりそう。でも、乾燥機、欲しいな。

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→ 返礼に戴いたカタログギフト。セイラーの万年筆を選択。今日(21日)、届きました。ネットも大事だけど、リアルでの筆記も大事。

 雨が窓を叩く音、風の唸る音。何やら風に飛ばされ、あちこちぶつかる音。車で橋の上など走ると、車が左右に振られる。車線の真ん中を走っていないと、車線をはみ出しそう。バイパスであっても、さすがに今夜は追い越しする車が少ない。というか、走っている車が少ない。国道を走っていたら、車道に何か黒い影。慌ててハンドルを切って避ける。街路樹が車道に倒れ掛かっていた。街灯がない場所だったので、発見が遅れて、焦ったよ。明朝が風雨のピークだとか。台風が過ぎ去ったあと、家の外を見て回るのが怖い。松の木が倒れていなければいいだけど。

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2016/12/21

村上春樹 『職業としての小説家』に共感

「あなたは、少数の人を生涯だましつづけることはできる。また大勢を一時だますことはできる。だが多くの人間を生涯だましつづけることはできない」とは、リンカーンが政敵に投げた言葉(とされるが、異論もある)。
 原文を示すと:
You can fool some of the people all of the time, and all of the people some of the time, but you can not fool all of the people all of the time.

Murakami

← 村上春樹著 『職業としての小説家』( 新潮文庫) 「村上春樹 『職業としての小説家』 新潮社」など参照のこと。

 今なら、トランプ次期大統領に言いたい! 人種差別や理念なき、商売ベースの政治なんて、くそっくらえだ。
 あるいは、ヘイトスピーチする連中とか、安倍内閣の閣僚20人中19人がメンバーだという神道政治連盟(神道政治連盟国会議員懇談会)の連中の少なくとも一部にも。

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2016/07/22

自動運転やロボットから人間を想う

 職業柄か、このところ、車の自動運転に絡むニュースが増えているような気がする。

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← 『現代思想2016年6月臨時増刊号 総特集=微生物の世界』 この数年、宇宙論と同時に、微生物の世界に魅入られている。ちょっとその世界を総覧してみたくて本書に手を出した。

「自動運転車とは、人間の運転なしで自動で走行できる自動車である」(「自動運転車 - Wikipedia」より)が、今は補助的機能の段階にあるのだろうが、いずれは、少なくとも高速道路や、一定の構内や山間の道などでの実用化が現実化し、その先は、あるいは完全な自動運転が実現するのだろうか。

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2016/05/25

激変しつつあるタクシー業界

 今日は、小生が携わるタクシー業界関連情報をいくつか紹介する。
 タクシー業界は、この数年で激変しそう。そのうち、自動運転が始まると、運転手なんて不要になるのか。
 今更、述べても仕方ないけど、タクシードライバーの業務って、お客さん対応や荷物の積み下ろし、安全運転、的確なルート選択などなど、想像以上に激務なのだが、そんなことには委細構わず、時代は動いていく。

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→ 一昨日は、アンズの樹の花を紹介した。今日は、キュウイの花。全開。実が一杯、生るってことか。我が家のアンズもキュウイもクリの木も、苗木を植えて一年か二年目。なのに、実がなるなんて、うれしい誤算。収穫は、どんな状態でするのか。気が早いか。

 そこで働いている人間がいることなど、頓着せず、ひたすら利益と合理性の追求あるのみ。
 あとで、ドライバーが不在になってから、昔を懐かしがっても遅い……のだが。

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2016/05/23

先輩後輩の活躍から昔日のことなど

 五月の初めころは、荒れる天気が続いた。晴れても、強風が吹き荒れ、列車もダイヤ通りには運行できなかったことも。

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← 岡田 喜秋【著】『定本 山村を歩く』(ヤマケイ文庫 山と渓谷社)

 たまに強い風が吹くことはあっても、あれだけ連日のように荒れるのは、富山では珍しく、これも気象異常の一端なのかと不安な気分が募ってしまっていた。
 それが、この数日は、これまた富山らしくもなく、安定した晴天続き。
 昨夜は、見事な満月が望まれた。仕事が暇だったこともあり、車中から、あるいは車の外に出て、煌煌たる月光を浴びていた。

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2016/05/19

同じ業務で定年後再雇用、賃金差別は違法 東京地裁判決

 5月13日、「同じ業務で定年後再雇用、賃金差別は違法 東京地裁判決」が下され、翌日の朝刊各紙は、関連の記事を大きく報じた。
 何と言っても、「時論公論 「同一労働 同一賃金 法改正を検討」 時論公論 NHK 解説委員室 解説アーカイブス」などにあるように、この二月、「安倍総理大臣が、一憶総活躍国民会議の場で、“同一労働 同一賃金”の実現に向けて、法改正の準備を進めると、明言し」たばかりなのである。

 私がこの裁判情報の詳細を知ったのは、日曜日の新聞朝刊の記事を通じてだった。私自身は、その日は仕事だったが、あるいは判決の持つ社会的な意義からして、テレビでも報じられたのではなかろうか。
 私は、タクシー乗務員として、この裁判結果を伝える新聞報道に接し、この裁判の持つ意義や社会的影響もさることながら、我が業界への<直撃>を予感させられたものである。

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2016/04/11

天真寺(松桜閣)へ!

 過日、仕事で宇奈月方面へ出かけた。

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← 天真寺(松桜閣)の庭園。「近江八景の趣を取り入れたとされる回遊式庭園の眺めが壮観な庭園です。明治・対象時代の若栗村の豪農西田収三家の離れの庭として造られました。その後天真寺が西田家より屋敷ごと購入し現在に至っています。中央には豊かな水をたてた琵琶湖を模した池と、茶室のある島がありそこからの眺めは格別」だとか(「天真寺の庭園|観光スポット|とやま観光ナビ」参照)。

 その帰り、通り道でもある黒部で、送りの車内でちょっと話題に出た、天真寺(松桜閣)へ寄って行こうと思い立った。帰り道のルートからは、そんなに離れていない。というより、ルートを多少変更すると、まさに帰路の途上となる。

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