2023/12/05

連休中は薪ストーブ使わず

 ← 望月昭秀編『土偶を読むを読む』(文学通信) 「土偶の正体」は果たして本当に解き明かされたのか? 竹倉史人『土偶を読む』(晶文社)を大検証!  参考:「『土偶を読むを読む』はどうなっていくのか――編集余滴 - 文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社

 日月と連休。連休となると、あっけなく生活のリズムが崩れる。時間の感覚は時計やカレンダーに縋るしかない。読書のほうも進むかと期待したが、薪ストーブの薪販売店探しや落ち葉塗れの庭掃除、連休の三日分のブログ日記書き、昼行燈の創作などで案外と慌ただしい。

 自宅で読んでいるのは、マリオ・バルガス=リョサ作の『フリアとシナリオライター』 (河出文庫)と桃崎 有一郎著の『武士の起源を解きあかす――混血する古代、創発される中世』 (ちくま新書)を交互に。バルガス=リョサはさすが達者な語り手。 (12/05 12:01)

 この連休中は薪ストーブは使わず。まだ本当に寒い時期はこの先が本番。準備だけはしておく。

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2023/12/03

思い付きは危ない

 ← 裏の隣家との間の小道。石蕗がいつの間にか開花していた。近所で見かけて我が家もと確かめてみた。 (12/01 12:10)

 望月 昭秀編『土偶を読むを読む』(望月 昭秀,小久保拓也,山田 康弘,佐々木 由香,山科 哲,白鳥兄弟,松井 実,金子 昭彦,吉田 泰幸,菅 豊ら著 文学通信)を過日より。さすが専門家の指摘は鋭いし、納得できる。思い付きは危ない。自分にとっても痛棒の書。「土偶を読む」の図鑑版が学校の図書館に入りつつあるとか。司書や先生方は図鑑版を入れる前に本書を! (11/29 22:06)

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2023/11/28

敢えて茫漠たる液晶画面に向かう

 ← 納屋で作業してたら、板切れに混じって画像のような彫刻が。誰が彫ったのか。遠た昔、家の中で見た微かな記憶がある。まさか納屋で発見されるとは! ホコリまみれだった。折角なので、台所で汚れを洗い落とした。間違いなく(!)我が家の誰かの手になるものじゃない。よく見たら裏側に「阿寒湖 結婚記念日」として、(彫刻刀のようなもので刻み文字で読み取れない)日付けや名前が。我輩の知らない人物。何故納屋に? (11/28 01:34)

 今日は納屋で柴刈り…ならぬ薪作り。伐採した枝葉などで満杯の納屋。乾き切った葉っぱはもぎ取って庭木の堆肥に。薪…燃料(?)になりそうな枝を選り分ける。広葉樹で太めの枝が望ましいが、我が家の庭には少ない。 (11/28 01:25)

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2023/11/27

その須藤斎の著書なの?

 ← 我が家の何処か煮え切らない紅葉。春に枝葉をかなり伐採した。すぐ隣の蔵の壁面や屋根を枝葉が擦るので。 (11/25 08:43)

 望月 昭秀,小久保拓也,山田 康弘,佐々木 由香,山科 哲,白鳥兄弟,松井 実,金子 昭彦,吉田 泰幸,菅 豊等の著『土偶を読むを読む』(文学通信)を読み始めた。

 「土偶を読む」(や関連する本など)を読んで単純に素直に納得、腑に落ちた気になった者としては、やはり来たかの書。専門家諸氏のやっかみか、はたまた手痛い痛棒なのか、楽しみつつ読む。反論あるかな。 (11/25 08:41)

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2023/11/24

閉じるとピタッと止まる、その快感!

 ← 我が家に何故こんなものがあるのか? 蔵で見つけ、長らく玄関周辺で鎮座させてきた。ま、木製だし、早晩 薪として燃やされる。母の三味線を立てかける同じ朱塗り(?)の木製の台も燃え去る運命を同じくする。勿体ない。ま、遺品の類は奥の部屋などに鎮座させてある。いつか、遺品の空間を作りたい。 (11/23 14:36)

 23日は祭日だったらしい。職業柄か曜日感覚が、特に休日、祭日がぴんと来ない。

 22日は、薪ストーブの周辺グッズを買いにカーマへ。が、ここには薪ストーブの売り場はなかった。庭など園芸用品などの一角で使えるものを物色。買う予定のなかった、高い場所の枝を伐採する充電式のノコギリを買った(23日に組み立て)。さて、あの内庭の松の枝に届くやら。

 

 

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2023/11/22

生物たちの軍拡競争に唖然

 ← 「「没後20年記念特別展 純情の画家 不染鉄展」 | 山田書店美術部オンラインストア」「日本画家・不染鉄の展覧会が奈良県立美術館で - 郷愁漂う村落風景から幻想的な夜の情景まで約120件 - ファッションプレス」参照。向井潤吉など古民家の画家が好きだ。が、それなりに関心は抱いてきたものの、不染鉄はノーマークだった。 (11/22 08:11)

 ガブリエル・ガルシア=マルケス著『ガルシア=マルケス中短篇傑作選』 (河出文庫)を読み出した。ガルシア=マルケスの翻訳本は大概一度ならず読んできた。始めは図書館本で。ついで書店で買い求めて読んできた。本書も単行本で読んだことがあるような。書架にあるかな。いいんだ、文庫本じゃ初めてなんだから。 (11/22 08:30)

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2023/11/19

あまりの寒さに我慢がならず

 ← 台所の屋根から煙突がニョキッと。築70年の家の屋根には負荷の掛かる工事だった。家…あと10年持てばいい…我輩も。 (11/16 17:42) (頂いたコメントに)冬を庭の柴だけで越そうなんて考えてないです。柴を束ねてもえる燃えるゴミに出すより、燃料にする。柴がなくなったら、また柴が溜まるまで薪ストーブは休止です。ホントは師走になってから本格的にと思っていたんですが…。 (11/16 22:38)

 自宅では、日本植物病理学会編著『植物たちの戦争 病原体との5億年サバイバルレース』 (ブルーバックス)と川崎 長太郎作の『抹香町・路傍』 (講談社文芸文庫)を交互に読んでる。後者は初読みの作家。いい意味で(?)しょぼくれている。

 仕事の車中では、神坂 次郎著の『サムライたちの自由時間』 (中公文庫)を。父の蔵書か吾輩の本か不明。読んでて、同氏は南方熊楠に傾倒していたことを知って、つい先日まで中沢新一の『森のバロック』という熊楠論の本を読んでいたこととの附合に驚く。

 

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2023/11/14

水漏れは止まったけど

 ← 森秀樹著『「黙示録」を読みとく』(講談社現代新書) 「千年王国、ハルマゲドン、メシア思想など数々の幻と象徴の正体とはなにか。背景となるユダヤ民族放浪の歴史をたどり、秘められた謎とその魅力に迫る。」

 森秀樹著の『「黙示録」を読みとく』(講談社現代新書)を13日未明に読了。車中で読む本ではないのだが、再読ということもあって敢えて。

 本書を最初に読んだのは99年だったか。当時は死海文書関連の話題が日本でも盛り上がっていた(?)こともあり、バーバラ・シーリング著の『黙示録の謎を解く―十字架刑後のイエス正伝』 (叢書ラウルス)やら田川 建三著の『書物としての新約聖書』を読んだりしていた。

 

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2023/11/13

コングラチュレーション!

 ← 裏庭のボケ。いま開花? (11/11 15:24)

 スマホを買い替えて2ヶ月。初めて(!)電話に出ることができた。今まで何度も掛かってきても、受け方が分からず、切れてから掛け直していた! それがやっと今、相手の電話に出られたのだ。コングラチュレーション(congratulations)

 電話に一度で出るのに2ヶ月! (11/11 15:28)

(頂いたおめでとうのコメントに)感激してます! 嬉しいです。電話に出られて感動するなんて思いもよらなかった。

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2023/11/10

庭仕事で負傷たびたび

 ← ジャレド・ダイアモンド【著】『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』(長谷川 寿一【訳】草思社文庫) 「ヒトはなぜ隠れてセックスをし、セックスそのものを楽しむのか。私たちの性はなぜ、かくも奇妙に進化したのか。人間社会のあり方を決定づけてきた性の謎に挑む。単行本サイエンスマスターズ12『セックスはなぜ楽しいか』を改題して文庫化。」

 ジャレド・ダイアモンド著の『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』(長谷川 寿一【訳】草思社文庫)を9日(木)読了。

 再読。ひたすら好奇心で。車中にてせっせと(?)読んだ。(ジャレド・ダイアモンドの本は興味深いし読みやすいから、車内での読書に向いているってこともある。)原題は、「なぜセックスは楽しいか?」で、「?」がポイントってわけじゃない。生き物として奇妙過ぎるってこと。数年前の初読の際、感想は書いてない? 動物の事例もかなり言及されてる。単行本では分からないが、文庫本には画像がないのが物足りない。 (11/09)

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