2015/06/13

陽に耐えてじっと雨待つホタルブクロ

 庭作りというのは、なかなかに難しい。樹木もだが、花も。
 育て鑑賞したくて買ってきた花の苗。ここぞという場所に植えて開花の時を待つ。

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→ 強日射に白く眩く。小生の偏見かもしれないが、ホタルブクロには雨が似合う気がする:

陽に耐えてじっと雨待つホタルブクロ  (や)

 まあ、一年草だととりあえずその年は開花してくれるが、季節が過ぎれば命果てる。
 買ってきた花(の苗)であっても、翌年以降も咲いてくれる種もある。

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2014/08/19

夏の雨

 今夏は、天候不順というのか、猛暑だったかと思うと、一転、豪雨に見舞われたり、あるいはさほど強い雨ではなく、むしろ梅雨の雨のようなぐずついた天気の日が続いたり。
 ふと、夏の雨という言葉が浮かんできた。

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 俳句の世界では、「夏の雨」というのは、季語の一つで、「夏の雨の代表的なものは梅雨、夕立など。これら以外の夏の雨の総称。日照り続きの多い夏に降る雨は涼しさをもたらし、恵みの雨となることが多い」と説明されている(「季語・夏の雨」より)。

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2014/04/29

苧環や風に清楚の花紡ぐ

 今朝、庭を歩いていたら、苧環 (おだまき)の花がとうとう咲いているのが目に留まった。まだ一輪だけだが、これからドンドン咲き揃っていくだろう。

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→ 今朝、苧環の花が一輪、咲いていた。

 つい先日、紫色の蕾に気付いたばかり。椿の赤紫色の花の時期がほぼ終わって、また地味な色合いの庭になりそうだったのが、ジャーマンアイリスに続き、この苧環の開花で彩ってもらえる。
 今日、気づいた花には、ムラサキツユクサも。一輪だけ、咲いている。この花は長く咲いていてくれる。

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2012/09/27

鈴虫の終の宿

 昨夕、銭湯からの帰り、家に近づくにつれて、何やら虫の鳴く声が喧しい。
 あの鳴き声は…鈴虫!

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 昆虫に限らず虫に詳しいわけではないが、さすがに鈴虫の鳴き声だけは、子供のころから馴染みがある。
 それにしても、我が家の近くで鈴虫がこんなに鳴いていたとは、初めて気が付いた。
 鳴き声の出所は何処だろうと、自転車を止めて、辺りに耳を澄ませてみたけれど、はっきりしない。

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2012/09/25

我が家の庭も秋模様

 この一週間の間に季節は一気に秋めいてきた。
 半そでだと肌寒い。

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→ つい先日、庭の様子を見て回っていたら、裏庭にタンポポの綿毛のような、白い綿(種?)を見かけた。風のある日で、綿毛がふわふわ揺れて、次々と吹き千切られていく。まさか今頃、タンポポじゃなかろうし、正体は何なのか。それとも…まさか…ホントに…タンポポ?

 庭を見て回っても、先日までは雑草にばかり目が行ったが、今は落ち葉であり、季節の花である。
 夕餉にも味噌汁が不可欠に。

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2012/05/06

茄子の花咲く

 今朝、シトシト雨の降る中、畑をみてまわったら、ナスの苗に花が咲いていた。苗、植えたばかりなので、ちょっとびっくり。
 5月の連休の初っぱなに植えた三株のナス。

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← ナスの花咲く! 淡い紫色が目にやさしい。ブルーベリーの実の色と通じる何かを感じるからか。

 一方、先月の27日に植えた三株のナスの苗からはまだである。
 先行の三株は、成長もやや勢いが弱い気がする。

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2012/04/20

馬酔木の花

 四月はじめの頃からだったろうか、我が家の庭の馬酔木の木に白くて小さな花たちが咲き始めた。
 毎年のことだが、我が家の庭で春の到来を真っ先に告げてくれる。
 
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← 一昨年、撮影した馬酔木。雨の日だったからか、デジカメが勝手にフラッシュを焚いてしまった。(「 「馬酔木(あしび)」のことを調べる前に」( 2010/04/10 )参照)

 今年は例年とは違って、梅の花も四月になってようやく咲いたので、そちらに気が向いている間に、ひっそりと、さりげなく、それこそいつの間にやら咲き誇っていた。

 嗅ぎ慣れない梅の香に馬酔木の花も驚いたのではなかろうか。

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2011/10/23

我が家の庭はススキの野に…(前編)

 9月の季語例の中に、まさに表題にある如く、「すすき」がある。ということで、今日は「すすき」に触れてみる。

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→ 今秋になって、なぜか我が家の庭にススキが…。しかも、数箇所に。我が家の行く先を占うがごとく…? それとも、ススキじゃない?

花の句と写真」によると、「芒(すすき)は薄とも書き、花芒・尾花・鬼芒・糸芒とも呼ばれています」とあって、「すすき」の画像も見ることが出来る。

 以前、特集した「エノコロ」は、何処か愛らしさが感じられたが、「すすき」となると、ひたすらに侘しさ、寂しさの感が漂ってくる。

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2011/07/27

グラジオラスは恋の花(後編)

 ヒマワリとグラジオラスの畑。
 庭のグラジオラスらしい剣のような鋭い大きな葉っぱはまだ開花しない。
(その代わり、アガパンサスなどに加え、ユリが二輪、咲いているけれど。)

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→ ピンク色のグラジオラス。

 グラジオラス(Gladiolus)は、アヤメ科の花で、「Gladiolus は、ラテン語の「gladium(剣、小刀)」が語源。葉がとがった剣形をしているから」とか。
 そういえば、映画『グラディエーター』は、「Gladiator」と綴るが、意味は、剣闘士。
 語源の上で、つながりがある(のだろうか)?

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2011/07/26

グラジオラスは恋の花(前編)

 我が家の庭や畑の花、梅雨明けの頃までは、ムラサキツユクサやドクダミなどが主役だったが、そこに梅雨明けに前後して、アガパンサスなどが加わった。
 アガパンサスに加えて、名前の分からない、淡い紫色の可憐な花、そして、なんといってもヒマワリが全開、満開である。

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← 純白のグラジオラス。逆光で撮影しちゃ、あかん。

 ヒマワリは、頭(花)が重くなりすぎて、実るほど頭の垂れるヒマワリかな、という状態になっている。
 今朝、畑を見回ったら、群生するヒマワリのうちの一本が倒れていた。

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