2019/04/15

色のこと染織のこと

16281_1 ← 著/志村ふくみ・若松英輔『緋の舟 往復書簡』(求龍堂)「染織家・志村ふくみと、志村を敬愛する批評家・若松英輔の往復書簡集」。

 今日は天気にもてあそばれた日となった。朝方、晴れていたので、今のうちだと洗濯を始めた。さて、干そうとしたら、雨。がっかりしつつも、仕方がないので、部屋干し。すると、晴れてきたではないか。で、外に干す。

 お昼前、30日に一度の内科医院通い。先月の検診で思わしくない結果が出たこともあり、改めて検便を実施することに。先行きが思いやられる。

 買い物やら洗濯、町内の回覧板雑務など、あれこれあったので、庭仕事は一時間余りにとどめた。

 

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2019/04/10

桜の樹の下には命蠢く

Hidden_l_1 ← シャンカール・ヴェダンタム 著『隠れた脳 好み、道徳、市場、集団を操る無意識の科学』(渡会圭子訳 インターシフト) 「無意識の小さな思い込みが、暮らしや社会に与える大きな影響について明かした」とか。

 シャンカール・ヴェダンタム 著の『隠れた脳 好み、道徳、市場、集団を操る無意識の科学』を一昨日、読了した。
 昔なら無意識という言葉をやや無邪気に、あるいは好きな風に解釈して使っていたものだ。背景には、フロイトの影響もまだ強かったこともあろう(吾輩自身は、今は、振り子が逆に振れ過ぎていると感じている)。
 本書も無意識という言葉が頻出する。隠れた脳というのも、昔なら無意識という言葉乃至概念で表現しようとしていただろう、人間の行動への本人も伺い知れない、あるいは自覚しきれていない、特に集団での行動の傾向を左右する脳の仕組みというところか。
 言葉に敏感なものには、やや粗雑な無意識という概念の使い方に辟易するだろう。

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2019/04/01

3月の読書メーター

先月来、アウグスティヌスの「告白」を読んできたので、冊数などは少ないが、中身は濃いと思いたい。

 

3月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3680
ナイス数:3737

 

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2019/03/27

大作に挑む気力

 

51r5mmto55l__sx364_bo1204203200_ ボレスワフ・プルス (著)『人形』 (関口時正 (翻訳)  ポーランド文学古典叢書 未知谷)

 ボレスワフ・プルス著の「人形」 が評判がいいので、読みたい本に。でも、実物を見て、躊躇った。1243頁。分厚い。読む気力が湧かない。ただ、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の一冊本だと、これより分厚い? 何度となく、読んだけど。初めて読んだのは、18歳の夏。徹夜したっけ。挑戦したのは、若かったからかな。読む手が止まらなかった。「人形」も、徹夜するほど面白いか。迷うってこと自体、自分が情けなく思う。

 

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2019/01/21

植物は〈知性〉をもっている…生物観の変貌

Mitani

← 三谷 一馬【著】『新編 江戸見世屋図聚』(中央公論新社) 「江戸・京・大阪はもとより、各地方の見世屋・風俗を詳らかに紹介。庶民の暮らしぶりが、美しい絵と豊富な資料によっていきいきと蘇る」。

 今、読んでいる、岡本綺堂著の「ランプの灯の下にて」には、この三谷一馬画の挿絵多数。我輩は、綺堂の上掲書の錦絵や版画の画で初めて存在を知った。今となったら無名かと思ったら、とんでもない、何冊も出ている。とりあえず、登録数の多い本書を我輩も読みたい……鑑賞したい本に。

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2018/09/18

イザベラ・バードからゴーゴリへ

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← イザベラ・バード (著)『イザベラ・バードのハワイ紀行』(近藤 純夫 訳 平凡社ライブラリー )  「『日本奥地紀行』で知られる女性旅行家の「旅」の原点。火山や激流に挑む驚くべき冒険の数々、先住民との交流や原生自然の貴重な記録が、一八七三年のハワイ王国にタイムスリップさせてくれる」とか。

 秋晴れの爽やかな陽気。外出(行楽)日和。
 でも、読書と買い物と、居眠りに、夕方からは庭仕事。畑の店仕舞いに庭のメンテナンスなど、やることが溜まっている。家の中では、洗濯に、台所の流しなどのヌメリをタワシで擦って綺麗に。

 イザベラ・バード 著の『イザベラ・バードのハワイ紀行』を読了した。

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2018/07/06

お前らの墓につばを吐いてやる

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→ 豪雨は朝までに(一旦)上がったので、今のうちにと庭を見て回った。生け垣の土砂流出防止のための石(10センチあまり)が幾つか側溝に落ちていただけ。無論、拾い上げ元の場所に積んでおいた。さて、やれやれと玄関に戻ろうとしたら、つい先日まで見かけなかった花が。アガパンサスだ。淡い紫色の地味な花。毎年、梅雨時に咲いてくれる。自分は忘れていても、アガパンサスは秘めやかに存在を示す。
 昔は、我が家の庭には、これまで多くの方のブログでも、図鑑でも見たことのないような花がいろいろ咲いていた。その大半は今や、影も形もない。たぶん、吾輩が、春先の除草大作戦で、芽吹いた草を片っ端から毟ってきたからだ。ああ、罪深い吾輩。無知ほど怖いものはない。

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2018/06/22

庭仕事しつつ『平家物語』の世界に浸ってきた

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→ 今年最初の野菜の収穫。キュウリのみ。雨続きで畑に足を向けず、つい先日は実に気付かなかったこともあり、育ちすぎ。わが輩は食べないので、人にあげる。ナスやトマトは、まだ花だけ。いよいよ、野菜の収穫の時期の始まりだ。

 午前9時過ぎ、雨が上がったようなので、ちょっと玄関の戸を開けたら、回覧板が。
 閲覧のチェックを入れて隣家へ。雨上がりになると、雑草もだけど生垣もぐんと伸びる。はみ出しが気になる。高枝切鋏を持ち出し、枝葉の剪定。裸足にサンダル、部屋着、帽子は被らず、作業開始。始めると、終わらない。キリがない。気が付くと一時間以上も。陽射しもきつく、汗が滲む。

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2018/05/30

不染鉄の存在を今になって知る

 R・ダグラス・フィールズ著の「もうひとつの脳 ニューロンを支配する陰の主役「グリア細胞」」 (ブルーバックス) と 「平家物語」 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集09) とを並行して読む日々。最新科学と古典。頭がまた裂き状態。これがいいんだなー。
 明日(水曜日)には、ここにバタイユの本が加わる。車中での待機中に読むつもり。

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← 《廃船》昭和44(1969)年頃 京都国立近代美術館蔵 (画像は、「『不染鉄(ふせんてつ)展』をレビュー 独特の視点に思わず唸る – grape [グレイプ]」より)

 録画で、「日曜美術館「芸術はすべて心である~知られざる画家不染鉄の世界~」」を観て、不染鉄なる画家を初めて知った。 なかなかいい。今までなぜ気が付かずに来たんだろう。
 きっと東京在住時代だったら、展覧会へ行ったはず。

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2018/05/27

フランシス・ベーコン 凶暴なる肉塊

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← ジル・ドゥルーズ 著『フランシス・ベーコン 感覚の論理学』(宇野 邦一 訳 河出書房新社) 「ドゥルーズが美術を論じた唯一の書にして80年代で最も重要な著作のひとつが新訳で復活。「器官なき身体」の画家としてのベーコンとともに新たな哲学をつくりあげる名著」とか。

 ジル・ドゥルーズ著の『フランシス・ベーコン 感覚の論理学』を読了。ほとんど理解できなかった。
 フランシス・ベーコンを巡ってではないが、生皮が剥がされ、剥き出しの感覚が無慈悲なる現実に、一切の緩衝帯もなく晒されている、そんな類のアートを巡って、あれこれ書きなぐったことがある:

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