2025/07/03

体を鈍らせない筋トレ

 ← 神原 正明著『ヒエロニムス・ボス: 奇想と驚異の図像学』(勁草書房) 「ヨーロッパが中世からルネサンスに移行する時期にあって、変貌する世界観を丸ごと視覚化した画家、ヒエロニムス・ボスの図像研究。」

 仕事の車中での待機中には、福田 眞人 著『水と清潔 風呂・トイレ・水道の比較文化史』(朝日選書)を、自宅ではカルロ・ロヴェッリ著『ブラックホールは白くなる』(冨永 星訳 NHK出版)を読み出している。

 バイクでツーリングするなんて楽しみもほぼ消滅して、楽しみは読書だけ。それも老眼ということもあって、細々であり、辛うじて。庭仕事が楽しみになればいうことはないのだが、これは吾輩には親たちの課した難行か。体を鈍らせない筋トレになってる? (07/03 07:41)

 

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2025/06/23

海の中は賑やかな会話にあふれている

 ← アモリナ・キングドン著『魚の耳で海を聴く 海洋生物音響学の世界――歌うアンコウから、シャチの方言、海中騒音まで』(小坂恵理訳 築地書館) 「クジラやイルカが音でコミュニケーションを取っているのは、よく知られているが、音でコミュニケーションを取る水中生物は多く、海の中は賑やかな会話にあふれている。」

 アモリナ・キングドン著『魚の耳で海を聴く 海洋生物音響学の世界――歌うアンコウから、シャチの方言、海中騒音まで』(小坂恵理訳 築地書館)を23日丑三つ時過ぎに読了。海は沈黙の世界なんかじゃなかった!

 訳者によると:

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2025/06/13

夢の一場面に過ぎない?

 ← 表の庭の入り口辺りに謎の植物。正体は何? (12日撮影)

 自宅では、アモリナ・キングドン著『魚の耳で海を聴く 海洋生物音響学の世界――歌うアンコウから、シャチの方言、海中騒音まで』( 小坂恵理訳 築地書館)と、ポール・オースター著『4 3 2 1』(柴田元幸訳 新潮社)とを相変わらず。オースターの小説は今日で五日目。夜半過ぎには300頁になった。面白くて、読む手を止められない…と云いつつ、二段組の活字が細かすぎて、老眼の吾輩にはきつい。休み休み亀の足取りで読んでいる。 

 仕事の車中での待機中に読んでる植松 三十里著『イザベラ・バードと侍ボーイ』 (集英社文庫)は、昨日の仕事が暇過ぎて、休み休み読んでいたにも関わらず110頁を読めてしまった。夜の富山は恐ろしいほど閑散としてる。(06/13 03:15)

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2025/04/17

庭仕事に汗だく

 ← 16日の午後遅く、三時間を費やしての成果。車道沿いの裏の内庭。普段は自分でも覗かない。庭仕事の時だけ。作業後の夕方撮影。 (04/17 03:41)

 今日は晴れの休日。読書三昧それとめ外出したかったが、遅れていた裏の内庭の整備。ラティスを設置した。ついでに、車道沿いの壁…トタンの壁にまたまた這い始めていた蔦(ツタ   下記参照)の引き剥がし作業。10年ほど前、縦横に蔓延っていたツタをトタン壁から引き剥がし、細長い花壇の土中の頑丈な根っ子を懸命に断ち切り引っこ抜いた。が、10年を経過してまたツタが頭をもたげだしたのだ。しつこい。 (04/16 21:57)

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2025/04/16

バルガス・リョサ氏死去…巨星墜つ

 ← 椿の花の盛りの時期も過ぎ、庭では水仙ばかりが目立っている。その水仙もやや翳りが… (04/14 14:43)

 富山市…夜半にもならないうちに街中は閑散。物価高が庶民を直撃。政権批判に至らないのが不思議。トランプ関税で批判の矛先が政権に向かわない。与党政権には有難い<国難>か。  (04/16 11:42)

ペルー出身ノーベル賞作家バルガス・リョサ氏死去、89歳…権力の構造と自由求める個人の抵抗描く : 読売新聞オンライン」 大作の数々を愛読してきた。まさに巨星墜つの感ばかり。(04/15 05:11)

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2024/12/12

竹にまつわるエトセトラ

Tikurin ← 嵯峨野竹林の小径

とやまの竹の祭典2024in呉羽」が、「富山県呉羽青少年自然の家」にて開催されていた。「富山県の竹林保全について一緒に考えるイベント」であり、「県民に放置竹林問題を楽しく啓蒙できる内容」だったとか。
 吾輩は残念ながら開催自体を知らなかった。知ったのは、「広報とやま12.5 No.472」の末尾に連載されている、富山市長である藤井裕久によるコラム「No.43 「日本人と竹」のお話」をたまたま目にしたからである。

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2024/10/01

生け垣の補修はしたものの

Gaiken ← 画像は十数年前のある夜、上がり框の戸を開け外に出て、茶の間…台所の外から灯りの点る中を撮影したもの。何故こんな写真を撮ったのか、今では意図不明。 (10/01 01:07)

 昨日月曜日は休日だったが、例によって庭仕事など雑用多し。洗濯三回とかトイレ掃除とか、ブログ日記更新。普段はシャワーで済ますのを汗を流す外仕事をしたので、入浴。十日ぶりにシャンプーを使っての洗髪も。7月ころから休日のたびにハードな外仕事が続き、可能な限り入浴も。入浴の習慣は数年間途絶えていた。それを徐々に再開。最初は浴槽から脱出するのもやっとだった。最近はそれなりにスムーズに上がれるようになった。入浴後、茶の間で涼みがてら体力の回復に一時間以上を要していたが、此の頃は30分ほどで席を立って台所へ。 (10/01 13:09)

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2024/07/24

そんなことすらわかっていなかった!

 ← 田村芳彦著『大陸の誕生 地球進化の謎を解くマグマ研究最前線』(ブルーバックス) 「地球の大陸は謎だらけ。そもそも地球にはなぜ大陸があるのか? そんなことすらわかっていなかった! 【海の惑星? いやいや、大陸の惑星】」

 田村芳彦著『大陸の誕生 地球進化の謎を解くマグマ研究最前線』(ブルーバックス)を24日未明に読了。専門家のみならず一般向けの本なのだが、時に難解な記述も。それでもここまで分かってきたのかという印象と、まだまだ定説に至らない謎も少なからずあると改めて知った。

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2024/07/22

緑茶にほうじ茶に昆布茶まで

 ← ぶりゅっととやま!みられ展」で観てきた作品。さあ、みんなで遊ぼうよ!

 今月初めて居間を少し掃除。濡らしたティッシュで軽く床を拭いた。いつもは、床のゴミをスリッパで部屋の片隅に寄せて終わり。これだけでも見違える! 

 スリッパの底…裏の黒いナイロン生地が剥がれ落ち散在して家の中は余計に汚れてる。 (07/21 14:39)

 

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2024/06/03

あの住職が急死!

 ← パトリック・シャモワゾー作『カリブ海偽典 (最期の身ぶりによる聖書的物語)』(塚本 昌則訳  紀伊國屋書店) 「カリブ海の小さな島で、一人の老人が死の床に就いている。彼は、第2次大戦後に世界各地の植民地独立戦争に参加したかつての島の英雄である。今では忘れられたこの老人が身ぶりで語るその生涯を、言葉の記録人シャモワゾーが必死に書き取っていく。植民地支配に抵抗した老人の闘いとは?その闘いの持つ意味とは?クレオール文学を超えた世界的傑作」

 パトリック・シャモワゾー作『カリブ海偽典 (最期の身ぶりによる聖書的物語)』(塚本 昌則訳  紀伊國屋書店)を30日に読了した。960頁の大部の本を読み通すには、30日近くは確実に要すると思っていたのだが、読み進めるうちに文体にも慣れて…それでも三週間弱で登攀に成功した。

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