2018/10/17

J・キーツを巡る偶然

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← 『訳詩集 葡萄酒の色』(吉田健一 訳  岩波文庫) 「シェイクスピア,ボオドレエル,ラフォルグ,イエイツ,ヴァレリイ,T.S.エリオットなど,(中略)英仏の詩篇を収録」。「独自の審美眼と個性的な文体が光る訳詩集」。

 一昨日(日曜日)の夜、FMでチェッカーズの特集があった。ヒット曲を何曲もフルに 。特に彼らのファンではないが、聞き惚れた。曲もいいが、ボーカルが素晴らしい。

 昨夜、カップ麺。さぁー、丼に移そう。あっ、引っくり返してしまった! 誰も見ていないし、慌てて麺を手で掬って鍋に移し(汁はすっかり流れた)、水を注ぎ、インスタントのみそ汁(粉末)をパラパラし、沸かし直して、改めて丼に移し食べた。美味かった。

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2018/10/16

ラフォルグの詩を発見

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← フロベール (著)『世界文学全集 (17) ボヴァリー夫人・聖アントワヌの誘惑・三つの物語』(菅野 昭正 (翻訳)  集英社) 発売:1976/05 吾輩の本は、昭和61年の第四刷。確か、当時、文庫本では「聖アントワヌの誘惑」が見つからず、この箱入りの本を買った。当然ながら、所収の作品は全部、読んた。

 本書所収の「ボヴァリー夫人」を読了した。  今回で三度目。読むたびにフロベールの凄みを感じさせられる。  主人公のはずのボヴァリー夫人が自殺を遂げたあと、さらに上下二段組の本書で20頁も叙述されることに、改めて驚き。厳粛なはずの死、しかも、自殺なのに、現実は厳粛と貪欲と陳腐過ぎる日々が諧謔的に描かれる。そこにこそ、フロベールのリアリズムの残酷さを感じた。

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2018/10/14

三度目のフローベール「ボヴァリー夫人」

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→ 久しぶりに例の猫。いつぞやの仔猫が随分と立派に育っていた。薄汚れていない。誰かに飼われている? 身動き一つしないで、じっと何か見つめていた。

 寒い。一晩中、座椅子で震えてた。今朝になって暖房を入れた。まだ、早すぎるんじゃないだろうか。でも、我慢できん。さて、暖まってきたし、読書する。
 暖房費をケチるため、寝室で寝るのを止めて、茶の間で睡眠を含め生活するようになって2年。寒さにギリギリ耐えてきましたが、このところの冷えはきついです。そろそろ、毛布を出すつもりです。

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2018/10/10

西部開拓時代のアメリカを映画に

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← ディー・ブラウン著『わが魂を聖地に埋めよ(下巻)』(鈴木主税訳 草思社文庫) 「シャイアン、アパッチ、コマンチ、ナヴァホ、スー…。1860年からわずか30年間で殱滅させられた諸部族のあまりにも痛ましい歴史を詳細に描きあげた名著」。

 今日(水曜日)、固まる土を買ってきた。人が通る庭地には除草剤を撒きたくない。といって、雑草の草むしりは厄介。コンクリートで固めるのも、野暮だし殺風景。なので、固まる土を撒き、水を灌ぐと、天気さえ良ければ、反日か一日で固まる。色も土の色なので、庭に違和感もない。数年前にこの土を敷いた場所は、歳月の刑かと共に、カビ(苔)が生えてきて庭に馴染んでいる。
 その新たな地面の上を歩いてみないと、固まる土だとは分からないだろう。

 ディー・ブラウン著の『わが魂を聖地に埋めよ(下巻)』を昨日、仕事中に読了した。


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2018/10/09

つがいでいるのも大変

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← ディー・ブラウン著『わが魂を聖地に埋めよ〈上〉』(鈴木 主税【訳】 草思社文庫) 「北米先住民の側から書かれた19世紀後半のアメリカ西部史」。

 日曜日未明、ディー・ブラウン著の『わが魂を聖地に埋めよ〈上〉』を読了。

 読むのが辛い。ネタバレどころではない、歴史の示す結末は分かり過ぎるくらい分かっている。
 白人のあまりの蛮行と横暴。騙し討ちし、頭皮を剥ぎ、首を切り落とし、頭は茹でて頭蓋骨を記念品にと売り払う。女子供は殺すか奴隷に。土地と欲(金)に目が眩んだ白人らの国。今もアメリカは、金融業などを見ても、海外での政権転覆などの野蛮さを見ても、その貪欲さと非情さは変わらない。

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2018/10/07

金子文子『獄中手記』読了

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← ヨゼフ・チャペック 著『ヨゼフ・チャペック エッセイ集』(飯島 周 編訳 平凡社ライブラリー ) 商品説明によると、「ロボットという言葉の創案者による「人造人間」やチェコの文化、政治や戦争に関するエッセイ26篇とナチス収容所で書かれた詩9篇」。今日(金曜日)から車中での待機中に読む。著者は、ロボットという名称を創案した人物。小説の「ロボット」を書いたカレル・チャペックの兄。弟のカレルは、小説で有名にした。この点、クイズ番組でも間違えていることが多い。 

 今夜にも台風が富山に最接近する見込み。といっても、はるか日本海沖合なので、直接の影響は少ないか。あるいは、雨、風は避けられないか。
 そんな中、今日も庭仕事。農作業小屋に移し終えた数年分の枝葉。枝の類は、ポリ袋などに詰め込む作業。葉っぱは、腐るのも早いだろうから、コンポストにため込んでいく。
 三か月以上に渡った作業も、今月中には目途が付きそう。
 作業中、五時半ころだったか、不意に風が強まってきた。
 六時過ぎには作業を終え、入浴。

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2018/10/04

高岡・伏木の芥川賞作家 堀田善衛

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→ 画像にあるように、三日(火曜日)、「堀田一族と伏木」展へ。堀田善衛は、富山県高岡市出身の芥川賞作家(『広場の孤独』)。小生は、『広場の孤独』や『方丈記私記』『ゴヤ』などを読んできた。でも、彼が、高岡市とはいえ、富山県出身の作家だとは、十年ほど前、『方丈記私記』を読んでようやくだったような気がする。

両親が富山県出身 ノーベル医学生理学賞に本庶佑さん チューリップテレビニュース」によると、ノーベル医学生理学賞された本庶佑さんは、両親が共に富山県出身だとか。
 去年8月、富山市で講演をした本庶さんは自らのルーツについて次のように語りました。「先祖が富山県ということで、私の先祖は中老田村。祖母は県庁で薬事行政に携わっていました。現在も親戚は高岡から黒部まで散在いたしておりまして」。本籍地は富山市の西田地方町に今もあるとか。

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2018/10/03

山本義隆著『近代日本一五〇年 科学技術総力戦体制の破綻』は必読

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← 山本 義隆 著 『近代日本一五〇年 科学技術総力戦体制の破綻』(岩波新書) 「明治100年の全共闘運動,「科学の体制化」による大国化の破綻としての福島の事故を経たいま,日本近代化の再考を迫る」とかといった内容。

 山本義隆著の『近代日本一五〇年 科学技術総力戦体制の破綻』を読了した。
 日本の近代を改めて根底から問い直すべきと思い知らされる書だった。
 既にメモ書きの形で、折々要点を綴ってきた。
 小生の下手な感想など要らない。とにかく一読を勧めたい。
 以下は、ここ数日で呟きの形でメモった数々。可能な限り、原文そのままの転記を心掛けたが、車中での待機中のことなので、多少の吾輩の主観が混じっているのは容赦願いたい:

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2018/10/02

『わが魂を聖地に埋めよ』を読み始める

 今日も庭仕事。運動不足解消の意味もあると、自分に言い聞かせて、せっせと頑張っている。
 ところで、車。車検切れだった。この前、車検をお願いした業者から、当然、車検の通知ハガキか連絡が来るものと思い込んでいた……のが甘かったようだ。

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← パトリシア・ハイスミス 著『見知らぬ乗客』(白石 朗 訳 河出文庫) 「妻との離婚を渇望するガイは、父親を憎む青年ブルーノに列車の中で出会い、提案される。ぼくはあなたの奥さんを殺し、あなたはぼくの親父を殺すのはどうでしょう?」だって。

 パトリシア・ハイスミス作の『見知らぬ乗客』を読了。

 本作品は、交換殺人を扱った作品では、最初に公刊された小説だとか。アイデアでは前後して使われている作家(作品)があるらしいが。
 交換殺人を扱った小説やドラマはその後、かなりな数、世に出ている。だが、本書の素晴らしいのは、そのアイデアの秀逸さというより、犯人たちのみならず、周辺の人物たち相互の倫理描写やドラマにこそある。
 なので、交換殺人が云々と云っても、ネタ晴らしにはならないのだ。

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2018/10/01

晴れは嬉しいが読書には……

 築65年の我が家。台風の被害はほとんどなかった。昨秋の台風では、屋根瓦が飛ばされただけに、一安心です。被害に遭われた方たちにはお見舞いを申し上げます。
 8月から9月にかけては、庭仕事が最盛期。毎日、暑く、晴れるので、休日であっても、休めない。雨の日は、外仕事はサボれるのだが。9月の後半になって、折々の雨天に、どうどうと外仕事をサボれるように。

9月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3553
ナイス数:2015

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