2024/06/10

「えびすこ」の語源や由来

 ← 松岡 かすみ 著『ルポ 出稼ぎ日本人風俗嬢』(朝日新書) 「日本経済の「一人負け」、男性が女性を「買い叩く」日本の性風俗業界……。なぜ彼女らは、海外で身体を売ることを選ぶのか。経済停滞により「もっと稼ぎたい」と海外に目を向ける人が増えている。」

 松岡 かすみ 著の『ルポ 出稼ぎ日本人風俗嬢』(朝日新書)を9日(日)の夜半に読了。仕事の車中の待機中に読んできた。

 終わりの見えない日本のデフレ経済。劣化する先に光は見えない。少なくとも若者たちは日本を見限ってる。風俗嬢の出稼ぎはその先駆けであり象徴。嘗ては日本に東南アジアの方たちが出稼ぎに来てたよね。今は逆転。政権の政治が機能してない。暗澹たる気分だ。 (2024/06/09)

(頂いたコメントに)海外での勝ち組…みんなが成功するわけもなく。とはいっても、日本では埒があかない悲惨。ラーメン店、寿司屋など日本での倍の売り上げ。とにかくチープな日本の現実は、海外からの旅行客増大に歴然。 (06/10 00:16)

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2022/12/19

ネアンデルタール人やら宇沢弘文など

 ← レベッカ・ウラッグ・サイクス 著『ネアンデルタール』(野中 香方子 翻訳 筑摩書房) 「けが人をケアし、肉を加熱調理し、ホモ・サピエンスと交配した「わたしたちにもっとも近い人類」。その文化や暮らしを、最新の研究をもとにいきいきと描く。」

 レベッカ・ウラッグ・サイクス 著『ネアンデルタール』を19日(月)の夕方読了。二週間を費やして。中身が濃厚だし、読み出して名著の呼び名もありかと感じたので、600頁余りの大著を敢えて日に30頁ずつ読んできた。

 実際、「人類の親戚としてのネアンデルタール人を、最新の研究の知見をもとに親愛をこめて描く。人間に関心のあるすべてのひとに――ユヴァル・ノア・ハラリ」という評が刊行された昨年早々と出たほど。

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2022/10/14

孫崎享氏の講演会へ…危機感を共有

 ← ピエール・ルメートル作『その女アレックス』(橘明美訳 文春文庫) 「監禁され、死を目前にした女アレックス――彼女の心に秘められた壮絶な計画とは? 英米ミステリ界を戦慄させた驚愕と慟哭の傑作!」

 ピエール・ルメートル作『その女アレックス』を13日夜読了。ルメートル作品は、『悲しみのイレーヌ』に続いて二作目。

「監禁され、死を目前にした女アレックス――彼女の心に秘められた壮絶な計画とは? 英米ミステリ界を戦慄させた驚愕と慟哭の傑作!」なる出版社の謳い文句に偽りなし。

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2022/01/18

腰痛に苦しみつつ読書…除雪

Automotive ← 「自動車製造ラインに配備されたKUKA製産業用ロボット」(画像は、「産業用ロボット - Wikipedia」より)下記参照。

 腰痛ぶり返した。朝食……昼食? 午後の四時過ぎやっと。椅子から立つのに一時間半の苦闘。食後、腰痛を堪え、除雪。やはり湿布じゃダメだ。(01/18 18:10)
 横になるのが怖い。起き上がるのに三時間。トイレに間に合う自信がない。椅子で寝るか。(01/18 18:12)

 雪の晴れ間があったので、恐々ゆっくり外に出て(玄関を出るまでが一山)、ママさんダンプを持ち出し、除雪。こちらの事情に関係なく雪は降り続ける。無理して除雪した反動が怖い。

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2022/01/16

トンガで1000年に1度の大噴火…津波

Photo_20220116205801 ← 帰宅してから早速、除雪作業。大方の除雪は昨日 済ませた。今日は裏のコンポストへのルート作りがメイン。約20メートル。植木の雪も叩き落とす。一時間で汗が滲んできた。やばい! (01/16 17:08)

  今野晴貴 著の『賃労働の系譜学 -フォーディズムからデジタル封建制へ-』(青土社)を昨日に続き読んでいる。経済学関連の書は久々。考察の展開についていくのがしんどい。でも、ブラック企業の横行や、日本経済の逼塞状況からして、本書の議論に食らいついていく。驚いたのは、ブラック企業のワタミや竹中平蔵のパソナなどが日本経済の救世主視する向きもあるとか。また、企業活動の生存を賭けての戦いがブラック企業化に拍車を架ける側面があるとか。経営側と闘う術のない一般社員や派遣労働者はますます追い詰められていく。その切り札は労働組合しかないのかもしれない。
 但し、今の連合では 非正規も含め多くの労働者は眼中にないようだ。

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2020/09/12

百日紅が欲しい

Ecchi_20200912205901 ← ジャレド・ダイアモンド著『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』(長谷川 寿一【訳】草思社文庫)「人間は隠れてセックスを楽しみ、排卵は隠蔽され、一夫一婦制であるーヒトの性は動物と比べてじつは奇妙である。性のあり方はその社会のあり方を決定づけている。ハーレムをつくるゴリラや夫婦で子育てをする水鳥、乳汁を分泌するオスのヤギやコウモリなど動物の性の“常識”と対比させながら、人間の奇妙なセクシャリティの進化を解き明かす」

 ゆんべ、ペットボトルを取りだそうと、冷蔵庫の中段を開けてびっくり。中が、びしょ濡れ。冷えてない。停電? あれ? さっき上段を開けたときは異変は感じなかったぞ。念のため、下段の冷凍室を開けたが、冷凍されている。確かめたら、中段がしっかり閉めてなかったのだ。用心はしてるのだが。

 

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2019/09/14

ずさん過ぎる遺骨の収集

Sikence ← 『透明な沈黙 哲学者ウィトゲンシュタインの言葉×新世界『透明標本』』(訳/鬼界彰夫 透明標本/冨田伊織 ) 「20世紀最大の哲学者と、永遠の生命を与えられた美しき生物たちとの「真理」と「生」の結実」

透明な沈黙』を読了した。冨田伊織氏による独特の標本世界もさることながら、やはり、ヴィトゲンシュタインの言葉は素晴らしい。日記もだが、『反哲学的断章』を読み返したくなった。
 ヴィトゲンシュタインは、抜群の断章を書く。アフォリズムを意図して書いたわけじゃない。にも関わらず、文章の随所で切り取った言葉が匕首のように鋭く、深い。

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2019/02/26

夕方の風を懐に受け止めつつ

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→ 台風第2号 平成31年02月25日18時45分 発表 (画像は、「気象庁 台風情報」より)

 春到来のような陽気。朝方までは暖房を使ったけど、午前中にはエアコンを切った。天気もいいし、今日は外干し。ということで、洗濯。外干しのため、冬場は閉鎖していた干場を設置……するはずが、習い性なのか、落ち葉や雑草が気になり、一時間ほど外仕事。部屋に戻ってしばらくしたら洗濯機から終了のピーポー音。今年初めての外干し。気持ちいい。やはり、部屋干しなんて嫌だ! エアコンの音もないし、静かな午後だ。

 夕方には、自転車に乗り、一週間ぶりに銭湯へ。ジャケットは羽織っていったが、ジッパーを上げることなく、夕方の風を懐に受け止めつつ、ゆっくりと走る。

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2018/06/20

電池の要らないアシストギアに感激

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← 「ペダルを踏む力を推進力に変える画期的なクランクギア! 『FREE POWER(フリーパワー)』

 今日は、月に一度の通院。血糖値は相変わらず高い。コレステロール値も高い。体重はやや減る傾向だが、見方を変えると、高値安定である。
 いいのは、血圧だけ。
 これは、週に少なくとも二度は、庭や畑仕事で汗だくになっているので、血の巡りは悪くなりようがないのだろう。
 但し、脳みそのほうの血の巡りは旧態依然で水面下を潜航中のままである。

 6月17日(日)放送のTBS『がっちりマンデー!!』で偶然見た、「フリーパワー」が優れモノだった。観ていて感動もの。

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2018/03/05

今年初めて自宅の風呂でシャワー

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→ 快晴の空に春の息吹。梅の木も芽吹いて。清新な風が柔らかに。春の足音が嬉しくもあり、何やら物憂くもある。 拙稿「春の憂鬱の正体は?」や「春…命の疼きだす季節」など参照。

 与謝野晶子訳源氏物語、いよいよ若菜(下)へ。かなりドラマチック。女の恨みや嫉妬、男の嫉妬や衝動を抑えきれない果ての失敗など、まさに人間ドラマだ。濃いなー!

 富山も昼間は20度を超えた。今日から銭湯ではなく、自宅の風呂を使う。浴室や洗面所の寒気も弱まってきたし。って、ボイラーの給水管、凍結は解けたよね。
 実際に浴槽に湯を満たそうとしたけど、お湯の出が悪くて、入浴に至らず。でも、浴槽に十センチほどのお湯を貯めて、髪だけは洗った。

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