2023/01/12

孤独な宇宙の旅人

 ← スティーブ・シルバーマン著『自閉症の世界 多様性に満ちた内面の真実』(正高信男/入口真夕子訳 ブルーバックス) 「現代は自閉症が増えている ! ? 天才や起業家には自閉症的傾向が多い!?20世紀初頭に研究が始まった自閉症。さまざまな誤解と偏見を経て脳科学的に理解されるまでをたどりながら、「自閉症スペクトラム」と呼ばれる人たちの真の姿に迫る。」

 書庫を漁ってたら、なにやら懐かしいものが。もしかして…。手に取ってみたら、高一の三学期に書いた日記だった。学生時代、郷里を離れた吾輩は、親に覗かれるのを怖れて二十歳までの日記は手紙(高3の夏に書いた父母への、何故大学は哲学科を志望するか…といった長文の手紙もあった)も含めて全て燃やした。台所の外にドラム缶があって燃えるゴミを処理していた。そこで一気に。

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2023/01/07

ここは退屈迎えに来て…ここって富山のこと?

 ← ジョン・D・バロウ 著『科学にわからないことがある理由 -不可能の起源-』(松浦俊輔 訳 青土社) 「宇宙論における「人間原理」の第一人者が、宇宙の神秘、最先端テクノロジーから宗教、芸術、政治まで、あらゆる分野の〈不可能〉を精査し、科学史上最大の謎にして、人間の知的探求の原動力である「不可能」という核心的問題に肉薄する。」 昨日買ってきた本の一冊。もう20年以上前に出た本。彼の本は見逃さずに読んできたから、本書も図書館本で読んだかもしれない。でも彼の本なら再読の甲斐がある。

 外出以外は、庭仕事もほぼしなくて、二度に渡る洗濯の他は、居眠りと二冊の本を代わる代わる読んで過ごす休日。

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2022/12/07

火のないところに煙は…

 ← 横山秀夫著『クライマーズ・ハイ』(文春文庫) 「85年、御巣鷹山の日航機事故で運命を翻弄された地元新聞記者らの濃密な一週間。会社や親子など人間関係を鋭く描いた新境地作品」

 横山秀夫作の『クライマーズ・ハイ』を6日、自宅で読了。書店で表紙画像を観て買った。吾輩が買った本の表紙には、北関東新聞の「日航ジャンボ機墜落炎上」なる大見出しの記事が一面となっている新聞画像が。御巣鷹山での墜落現場の写真が載っていて、まだ煙が燻っている。

 横山秀夫原作のテレビドラマは、「第三の時効 」「陰の季節」「半落ち」などを録画で何度となく見てきた。脚本や演出、訳者の演技もいいのだろうが、原作もしっかりしているに違いないと思ってきた。ようやく手にした。

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2022/11/30

宮台真司傷害事件の真相は?

 ← レベッカ・ウラッグ・サイクス 著『ネアンデルタール』(野中 香方子 翻訳 筑摩書房) 「人類の親戚としてのネアンデルタール人を、最新の研究の知見をもとに親愛をこめて描く。人間に関心のあるすべてのひとに――ユヴァル・ノア・ハラリ」 …どうしてこんな地味な装丁なんだ?

 前日のブログ日記を更新する寸前、「昨夜、「東京都立大教授の宮台真司さん、襲われ重傷 大学敷地内の歩道で」 (毎日新聞)というニュースが。そう言えば最近 同氏の本は読んでないなーと気付いた。」と注ぎ足した。

 その呟きにはコメント幾つか。

 雨の休日ということもあり、アリス・ロバーツ著『飼いならす――世界を変えた10種の動植物』や乃南アサの『躯(からだ)』などを読んで過ごした。勿論、CDは掛けっ放し。今はチャイコフスキー。へえーという発見もあったりする。

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2022/11/01

創作無くして人生なし

 ← 遠藤周作/著『沈黙』(新潮文庫) 「神の存在、背教の心理、西洋と日本の思想的断絶など、キリスト信仰の根源的な問題を衝き、〈神の沈黙〉という永遠の主題に切実な問いを投げかける長編」

 11月1日も過ぎ、二日。今年もあと二か月を切った。昨年までの週に三日出勤の隔勤から、時間帯こそ夜間ながら、週に5日の出勤の日々に変わった。何とか十か月を(大過なし、じゃなくギックリ腰もあったりして)乗り切った。

 感覚としては毎日夕方には出勤で、慌ただしく感じる。ブログも週に二日、読書メーターに呟いたものを纏めて転記。読書の感想だけ、こうしてブログ日記の形で、パソコンに向かって書いている。

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2022/10/28

これが限界なのだろう

 ← 村田沙耶香著『星が吸う水』(講談社文庫) 「性行為には、本物と偽物がある。 人肌を求めるだけなら、それは、恋じゃない。」

 昨日27日は休み。秋晴れとはいかず、薄日で肌寒いが、久々、美術館へバイクでミニツーリング。往復で40キロ余り。今月スカイウエイブからやはり中古のフォルツァで。小型なので軽快感を味わえた。何処か構える感じだった大型とは大違い。買い物へも既に何度も。

 久しぶりに晴れなのに庭仕事なしで過ごした。その分、読書の方は進まなかったが、仕方ないね。今月も15冊ほどか。自分の生活スタイルからしてその辺りが限界のようだ。悲しいがこれが現実なのだろう。

 

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2022/08/27

晴れると分かっていたら…

 ← 編著者 ロバート キャンベル『日本古典と感染症』( 角川ソフィア文庫) 「病をどう受け止めどう立ち直ったのか?古典文学からせまる書き下ろし15章」 コロナ禍の今だからこその編著書。下記参照。

 今日は休み。午前中は不穏な空模様で風もあり、自転車を転がしての買い物も放棄。が、午後からは風もない穏やかな晴れに。慌てて洗濯。これなら外出日和だったのに! あるいは書店へ足を運んだかもしれない…。

 ま、読書と居眠り三昧の日を過ごしたと自分を納得させている。 (08/28 20:15)

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2022/05/11

今日は何曜日だっけ?

 ← 雨に新緑が映える。玄関の戸を開けたら、目の前に新緑なんて、贅沢かな。 (05/09 13:54)

 

 今日は何日だっけ、何曜日だったかな……そんな問いを発することがしばしば。何も我輩がボケちゃったわけじゃない(と思う)。仕事が夕方からで帰宅が未明。勤務の最中に日付けが変わる。

 だから、本人としては、日付け……曜日の切り替わりは明確に自覚(認識)している。未明に残務処理して帰宅。真冬は真っ暗だったが、この頃は夜の底が透けているような。天気がいいなら、帰宅しないで、夜明けを山か海で迎えたくなったり。

 そんな酔狂なことはしない。真っ直ぐ帰宅し、シャワーを浴び洗濯し、テレビ(ニュースのみ)を横目に、お茶しつつ朝刊を読む。仕事から帰宅して直ぐには眠れない……眠る気にならない。お腹が空いてるので、牛乳を1杯(昔ならカップ麺など)。

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2022/01/29

隠れた偉人

Horyuji ← 法隆寺 金堂(左)と五重塔(右)「西院伽藍は、現存する世界最古の木造建築物群である」とか。(画像は、「法隆寺 - Wikipedia」より)

 

 今日も一切外出せず。隠忍自重。可能な限り椅子に座り机に向かう。眠気が襲ってきたら、リクライニングチェアーに体を沈める。とにかく背筋を伸ばし、腹筋背筋を日常の中で鍛えていく。自分に厳しくすることが自分(の体)を大切にすることに繋がると信じて。

 

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2022/01/13

屋根の雪下ろしあれこれ

Niwanoyuki ← 積雪量20センチほど。これくらいなら可愛いもの。除雪勢一時間弱で終えた。日中は気温は零下にならない見込み。降ってもあまり積もらない。降雪は夕方辺りから本格化するのかな。隣家の立派な館を背景に雪を被った泰山木や棕梠などを撮る。(01/13 12:28)

 ついさっきは、一時とはいえ、霙混じりの雨だった。が、読書を一休みして出窓から外を見ると、雪が降り頻ってる。買い物に行く気が萎えた。今夜から明日は一層 雪の勢いは強まる。今のうちに買い物を済ませたほうが賢明なのだが、萎えた気持ちは元には戻らない。(01/13 15:55)

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