ウグイスの鳴き声の謎
← 川端康成著『掌の小説』(新潮文庫)……この中に、「カササギ」なる掌編がある。鎌倉でカササギを観たと。我輩は観たことがない(富山、仙台、東京などに住んだことがあるのだが)。カササギは、カラスの仲間だとか。 (10/15 22:02)
「「かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きをみれば 夜ぞふけにける」 作者:中納言家持(718年頃~785年) 出典:新古今和歌集 冬」
(10/15 22:05)
拙稿に「二つの「カササギ」作品から - 壺中山紫庵」などがある。 (10/15 22:12)
余談ながら、昔から鳥の鳴き声で不思議に感じることがある。いまだにその謎は解けていない。春先など我が家の庭先からか、ホーホーホケキョと鳴く声が聞こえてくる。ああ、ウグイスよ、今年も来たか……。最初はホーホーがあるかなきかで、ケキョが形にならない。やがてケキョケキョとなり、幾度か練習しているうちに、ホーホー、ホーホケキョ!と鳴く。
ここで疑問である。
鳴き声のホー、ホーは分かる。鳴き声を発する衝動乃至必要があるのだろう。だけど、ホーホーホケキョとなると、ただの鳴き声ではなく、メロディもあるし、ある種の記号(呼び掛け)もありそう。誰か(親に)教えられる? それとも自分で練習してホーホーホケキョなる鳴き方に持っていくのか? (10/15 22:24)
余談だが、「日本から持ち込まれたハワイに生息している種の鳴き声(さえずり)は日本に生息しているものと比較して単純化されていると国立科学博物館の筑波研究施設が発表した」とか(Wikipediaより)
今朝の一曲: 「Lola - Mariage d'Amour (Live with Orchestra) - YouTube」 こっちも、一度聴いたら、耳にこびりつく。 (10/15 06:16)
← 川端康成著『掌の小説』(新潮文庫) 「四十年以上にわたり書き続けられた豊穣なる掌編小説122編。」
川端康成著『掌の小説』(新潮文庫)を15日(水)の夜半過ぎに読了した。再読だが、今回で三回目か。内容案内に、「神秘、幻想、美的感受性等、川端文学の粋が凝縮されている」とあるが、まさにその通り。今回は十日ほどを費やしてゆっくり読んだ。2010年ころまでの間に、掌編を200篇以上作った経験を持ったからか、以前に増して味わえた。雪国や伊豆の踊り子、山の音の原型を思わせる作品があったり、思い出を綴っているようであったり、川端版の夢十夜であったり(漱石とはまるで違う世界)と、川端康成ファンならずとも楽しめる。少年時代から源氏物語など日本の古典に親しんできたというが、決して素養に頼ることなく自分の感性で磨き立てる世界…その原石がここにある。 (10/16 03:36)
今日は休日。恒例の(?)庭仕事……じゃなく、野暮用で自動車学校へ。日時は決められている。夜勤仕事の我輩には昼間の外出は辛い。寝不足(睡眠時間は三時間に満たない)のまま学校へ。頭も体もボーとしたまま講習と実技。終わって解放されたのが3時半過ぎ。その足でスーパーへ。帰宅したら四時半。それから洗濯物を取り込んだりして、5時過ぎようやく中断してた就寝の続き。
当然ながら、庭仕事は不本意ながら(?)本日はなし。夜半近くになって、やっと本が読めるように。(10/15 23:44)
(頂いたコメントに)ありがとうございます。一旦目覚めて夕食をとって、暫し読書したら寝落ち。一時間ほど前に目覚めました。何となく茫然としてます。 (10/16 00:08)
オーギュスト・ド・ヴィリエ・ド・リラダン著『残酷物語』 ( 齋藤 磯雄訳 筑摩叢書)……多分未読。リラダンは、「未来のイブ」だけかなり以前…四半世紀前に読んだっけ。 川端康成『掌の小説』の解説で、解説の方がリラダン風だと表していた。 (10/16 00:03)
← マーカス デュ・ソートイ著『数字の国のミステリー』 (冨永 星訳 新潮文庫) 「今なおトップクラスの現役数学者である著者が、数学の現場の豊富なエピソードを交えながら、この不思議で美しいワンダーランドをご案内します!」
マーカス デュ・ソートイ著『数字の国のミステリー』 (冨永 星訳 新潮文庫)を15日の夜半過ぎ、丑三つ時に読了した。再読。
マーカス デュ・ソートイファンの吾輩、『素数の音楽』に魅せられて以来、『知の果てへの旅』、『レンブラントの身震い』、『数学が見つける近道』などと読んできた。数学(数式)音痴なのにも関わらず、こうした一般向け数学本が大好物。本書でも時に理解が及ばないことがありつつも、それでも改めて数学というワンダーランドに目くるめく楽しみを持った。 (10/16 03:50)
エラリー・クイーン著『ドラゴンの歯』 (宇野利泰 訳 創元推理文庫)……書庫を漁ってたら見付けた。かなり古い本。古書店で入手した? 身内の誰かの蔵書? 身内にこうしたテイストの本を読む者は見当たらない。ま、いい。折角クイーンの本に出会ったんだし、久しぶりに(訳者は未知の方だが)クイーンの世界を楽しむ。今夜から。 (10/16 00:49)
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