永井荷風…稀有な作家
← 画像は、「喜多川歌麿による洗濯作業をする女性の浮世絵(18c 婦人手業操鏡 - 洗濯、ブルックリン美術館)」(画像はWikipediaから)
本日は休日。例によって庭仕事。北面、東面、南面の溝浚いやら草むしりなど。通行人は皆黙って通りすぎていく。シャワー。浴室がサウナ状態になり、汗をたっぷり流した。そしてエアコンやら扇風機。一時間は涼んで体を癒してる。 (08/03 20:25)
BSで8耐をフルに中継してた。見逃した。嘗て東京在住時代、東京から鈴鹿へナナハンを駆って弾丸観戦しに3年通った。泊まるところがなくて、オールナイトの映画館で映画鑑賞して過ごした(今井美樹が主題歌歌ってた)。鈴鹿のレース会場で8時間。観客も耐久だったな。 (08/03 20:18)
川本三郎著『荷風の昭和 前篇─関東大震災から日米開戦まで─』(新潮選書)…国家総動員法で質素倹約……モンペ流行る:
「もんぺとは、和服における袴の形状をした作業着の一種、またはそれを改良した作業用ボトムス(下半身を纏う為の衣服)を指す。一般的に女性用衣類で名称は地方により、山袴(やまばかま)、雪袴、裁着(たっつけ )、軽衫(かるさん)、裾細(すそぼそ)など多様に呼称がある。季語は夏。」(Wikipediaから) (08/03 13:53)
← 川本三郎著『荷風の昭和 前篇─関東大震災から日米開戦まで─』(新潮選書) 「昭和に遊び、昭和に抗った「過激な個人主義者」荷風の生涯!」
川本三郎著『荷風の昭和 前篇─関東大震災から日米開戦まで─』(新潮選書)を3日(日)夜半近くに読了。
荷風絡みとはいえ、伝記や評論系の本はあまり読まないのだが、著者が川本三郎だからこそ、本書を手にした。
川本は、名家の生まれだが、「1945年5月25日の空襲で代々木の実家が焼失、同年8月、広島に単身赴任していた父が原爆投下で死去した」という。無名時の村上春樹を発掘したが、後年、批判的になった(「 Wikipedia」より)。
日本は近年キナ臭くなっている。「日本学術会議」「日本学術会議除外された6人は 「学問への介入」と批判:朝日新聞」辺りで吾輩もヤバいと感じたが、この度の選挙で参政党や国民民主が躍進したことで、右傾化の危険が表面化したと、危機感を抱かせられた。
本書は、副題にあるように、関東大震災から日米開戦までであり、大正デモクラシーから徐々に軍部の台頭が露わになる時代を扱っている。永井荷風の作品は好きで若い頃から読んできたが、近年ますます気になる作家となってきた。世相が軍国主義に傾き、国民精神総動員の時代にあっても「非国民」の姿勢を貫いた。
本書は、永井荷風の日記である『断腸亭日乗』に基づいて荷風の動向に焦点を合わせつつ昭和の世相を事細かく描いている。『断腸亭日乗』は、「1917年(大正6年)9月16日から、死の前日の1959年(昭和34年)4月29日まで、激動期の世相とそれらに対する批判を、詩人の季節感と共に綴り、読み物としても、近代史の資料(敗戦日記)としても、荷風最大の傑作とする見方もある」(Wikipediaより)日記。吾輩も好きで読み齧ってきた。
高等遊民だからこそ可能なわけじゃない、相当に偏屈で頑固に世に背を向けて生きてきた、その一方、娼婦や街娼、踊り子などの風俗は勿論、活動写真やオペラへの傾倒(自らオペラ作品を作っている)など、作家として稀有な存在であり続けた。こういう人物が居たってことが今日の世相にあって、救いになるような気がする。とにかく、本書は面白かったが、敢えて十日ほどを費やしてじっくり読んだ。 (08/04 11:03)
藤井 一至著『土と生命の46億年史 土と進化の謎に迫る』 (ブルーバックス)…休日には、何かの本をまるごと一冊、ということで、今回は本書を手にした。藤井氏の本は3冊目。「土」絡みの本は何冊目だろう。 (08/04 00:00)
ポール・デイヴィス著『生命の起源――地球と宇宙をめぐる最大の謎に迫る』(木山 英明 訳 明石書店)…いまだに入手できてない! (08/04 01:51)
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 失われた30年が40年になるのは確定か(2025.12.07)
- 大好きなパワーズの本を前に寝落ち(2025.12.05)
- ショーペンハウエルに絡む夢で目覚めた(2025.12.04)
- 久々黒猫の姿に遭遇(2025.12.02)
- 『リミタリアニズム 』とは何ぞや(2025.12.01)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 失われた30年が40年になるのは確定か(2025.12.07)
- 大好きなパワーズの本を前に寝落ち(2025.12.05)
- ショーペンハウエルに絡む夢で目覚めた(2025.12.04)
- 久々黒猫の姿に遭遇(2025.12.02)
- 『リミタリアニズム 』とは何ぞや(2025.12.01)
「文学散歩」カテゴリの記事
- 永井荷風…稀有な作家(2025.08.04)
- シェイクスピア『十二夜』と草むしりの休日(2025.08.01)
- 海の中は賑やかな会話にあふれている(2025.06.23)
- 八雲と漱石の夢十夜と(2025.04.04)
- 木乃伊は見知らぬ世界を彷徨う(2025.03.19)
「近代・現代史」カテゴリの記事
- 越路吹雪…そして岩谷時子のこと(2025.11.27)
- 地球も小っちゃな 星だけど(2025.11.05)
- 薪ストーブならぬ柴ストーブ…ですらない(2025.11.03)
- 牛乳をせっせと飲むわけは(2025.10.27)
- 国民民主か維新が自民党の救世主に?(2025.10.15)
「思い出話」カテゴリの記事
- 小熊との悲しい遭遇(2025.11.21)
- トイレから臭うあの洗浄剤のせいだ!(2025.10.09)
- 何の巣かはいまだに不明(2025.09.15)
- 火球…海上だったからよかったものの(2025.08.27)
「オートバイエッセイ・レポート」カテゴリの記事
- ロングフェローの矢の行方(2025.11.17)
- 地球も小っちゃな 星だけど(2025.11.05)
- 寝落ちは一回で済んだ(2025.09.01)
- 雨は嬉しい悲鳴なのだが…(2025.08.08)
- 永井荷風…稀有な作家(2025.08.04)
「社会一般」カテゴリの記事
- 失われた30年が40年になるのは確定か(2025.12.07)
- 大好きなパワーズの本を前に寝落ち(2025.12.05)
- ショーペンハウエルに絡む夢で目覚めた(2025.12.04)
- 久々黒猫の姿に遭遇(2025.12.02)
- 『リミタリアニズム 』とは何ぞや(2025.12.01)
「恋愛・心と体」カテゴリの記事
- 失われた30年が40年になるのは確定か(2025.12.07)
- 大好きなパワーズの本を前に寝落ち(2025.12.05)
- ショーペンハウエルに絡む夢で目覚めた(2025.12.04)
- 久々黒猫の姿に遭遇(2025.12.02)
- 『リミタリアニズム 』とは何ぞや(2025.12.01)
「読書メーター」カテゴリの記事
- 失われた30年が40年になるのは確定か(2025.12.07)
- 大好きなパワーズの本を前に寝落ち(2025.12.05)
- ショーペンハウエルに絡む夢で目覚めた(2025.12.04)
- 久々黒猫の姿に遭遇(2025.12.02)
- 『リミタリアニズム 』とは何ぞや(2025.12.01)


コメント