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2025/06/17

入浴は夢の夢

 ← 似たような植物に紛れるようにして蔓延ってくるドクダミ。 

 昨日16日(月)は休日。富山でも33℃から4℃の猛暑。庭仕事は夕方六時から開始、しかも二時間弱の作業は正解だった(それでも夜は寝落ちだったが)。

 自宅では、ポール・オースター著『4 3 2 1』(柴田元幸訳 新潮社)と エド・ヨン著『動物には何が見え、聞こえ、感じられるのか 人間には感知できない驚異の環世界』(久保 尚子 訳 柏書房)とを読み続けている。

 前者は500頁を過ぎた。順調に行けば、今週末には読了かも。どの頁も飽かせず読ませる。作家論であり創作論の書でもある。読みようによっては、教養小説( ドイツ語Bildungsroman)の側面も。主人公は、二枚目で頭が良くって、血縁に恵まれていて、住む世界が違う気がする。

 卑近なことだが、本書、ここまで読んできて誤植…校正ミスが皆無。見事だ。感心する方が愚かなんだろうが。

 後者は、「この人間中心の世界で捕らえる感覚から脱却することで、壮大な動物の知覚の世界が見えてくるのだ。この世界にはわれわれが感じているよりも、恐ろしく深遠な感覚世界が横たわっている。」という本。研究手法も含め、動物の知覚の世界にようやく分け入り始めたようだ。動物たちは、嗅覚、聴覚、視覚、触覚、味覚などの五感のそれぞれに想像を絶する能力を発達させている。吾輩には興味津々の世界だ。 (06/17 03:42)

 

 庭先で雑多な植物や動物(蚊や蜘蛛やカナヘビ…)を目にする。が、悲しいかな水棲動物は皆無。まして、海棲生物なんて論外。庭の片隅は雑草野草天国。中でも我が世を満喫してるのが、ドクダミ。鈴蘭棚だろうが、何だろうがお構いなしに、さりげなく厚かましく紛れ込んで生えてくる。

 今日も夕方6時から庭仕事。草むしりやら落ち葉拾いやら2時間弱。あくまで表の庭だけ。自己満足すら叶わない。今さら体作りにもならない。

 作業後は汗ダラダラ埃だらけの体をお風呂に浸かってゆったりしたい…が、入浴は1ヶ月以上ご無沙汰。先ずは浴槽を洗い清めることから…なんて真っ平。シャワーで済ませる。シャワー後、扇風機の柔らかな風に火照った体を冷まし癒やす。このダラダラ費やされる時間の浪費が至福の贅沢。

…とは言っても湯船に漬かりたい。 (06/17 00:51)

 

 ← 畑のキュウリなど結構育ってる。 (15日撮影)

 昨夜半過ぎ夜勤から帰宅し、茶の間の明かりを灯したら、虫がこそこそと。ゴキブリ? やや脚が長い。コオロギ? 恥ずかしながら、我が家…築70年以上の荒屋は、戸を締め切っても透き間風の吹き込み放題。虫だって家の内外は通り抜け自在。どんな虫が往来してるか分からない。コオロギなどだったら、静かに外へ、を願う。 (06/16 13:09)

 

日本の国益を守れ! 国際条約で急ぎ建造「裏方的な海上保安庁船」知ってますか? 能登半島地震でも活躍まもなく退役へ(乗りものニュース) #Yahooニュース 」 (06/17 00:54)

 

 ジョン・ケージ著『サイレンス』(柿沼 敏江訳 水声社) …このところ読んでるポール・オースター著『4 3 2 1』(柴田元幸訳 新潮社)にて知った。既に古典の域にある本を今更だが、一度は読まないと。内容案内:

「20世紀音楽最大の革命家ジョン・ケージが、コラージュ・ミックス的手法を縦横無尽に駆使し、沈黙・ノイズ・音楽を語り尽くす。禅、インド哲学、異端神学等に影響された著者の芸術哲学とその作品と技法が、今明らかになる。」 (06/17 02:55)

 

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