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2025/05/12

ミミズの農業改革!

 ← 庭先の藪? 闇の奥に何がある? (05/11 17:39)

 11日(日)は吾輩も休日だった。午後には雨の予報だった。よし今日は庭仕事は休みだ、買い物や洗濯など多少の雑用をこなしたら、あとは読書だ! と思っていたのだが、9日以来の強風と雨で、下記するように、庭中に松の雄花(?)が大量に悲惨していて、見るも無残に。やむを得ず、雨の降る前に清掃しようと、竹箒を持ち出してせっせと掃除。

 竹箒を使って掃くと、竹の効果は絶大なのだが、結構体力を使う。一時間もしないうちに汗っぽく。今日の気温は20度ほどだったのだが。

 その竹箒も僅か数年の酷使で、さすがに擦り減りへたっている。

 それでも、ジョン・ディクスン・カー著『皇帝のかぎ煙草入れ  【新訳版】』(駒月雅子 訳 創元推理文庫)は、さすが推理小説として古典の域にあるようで、寝落ちと戦いつつではあるが、実に面白く楽しめている。

 

 ← 雨にもマケズ風にもマケズ…苗たち生き延びていた。やや成長してる。 (05/11 17:43)

 

 ← 金子信博著『ミミズの農業改革』 (みすず書房) 「地面の下で、無数の土壌生物が蠢いている。土は、彼らの活動の痕跡が幾重にも刻み込まれることで維持されている複雑な構造物だ。もし土壌生態系が失われれば、土もただの砂に戻っていき、やがて失われてしまうだろう。」

 金子信博著『ミミズの農業改革』 (みすず書房)を11日(日)に読了。「地面の下で、無数の土壌生物が蠢いている。土は、彼らの活動の痕跡が幾重にも刻み込まれることで維持されている複雑な構造物だ。もし土壌生態系が失われれば、土もただの砂に戻っていき、やがて失われてしまうだろう。」という問題意識。

 近年ようやく一般社会においても(遅ればせながら)<土>への危機意識が高まってきたように思う。

 「「地球を冷やす?あの病気にも!?土の実力発掘SP」 - サイエンスZERO - NHK」(初回放送日:2022年5月22日)や、「サイエンスZERO「土」特集アンコール放送!!!|藤井一至」(2023年3月9日)などや、「人工土壌の実現で食糧不足の解決へ 藤井一至|いまからサイエンス|テレ東BIZ」(2025.04.30)などが放映された。

 農地や畑への農薬や化学肥料の投入や耕起などによる土壌劣化が目に余るようになってきている。それでも、「なかでもミミズは、土壌生態系において「生態系改変者」に位置付けられ、その生態系にいるかいないかで風景を一変させてしまうほどの影響力を持つ。落ち葉と土を旺盛に食べ、糞は団粒に、トンネルは排水路になる。その痕跡は長く土に残り、土壌生物や植物に恩恵をもたらしている。」という理解はまだまだのようだ。土壌には細菌のような微生物だけじゃなくミミズやムカデなどの働きも肝要なのだという指摘にはどう応えるのか。

関連拙稿:「「土の話」から「うらめしい絵」へ」「富山と田圃と私」「ドクダミには桜草とエニシダ!」「動植物は微生物の海を泳いでいる」「クロボク土は縄文人の文化遺産」などなど (05/12 04:45)

 

 ← 昼過ぎカナヘビ発見。最高気温が昨日より10度ほど低い20度。出没したものの、思ったほど暖かくなくて、活発には動けないみたい。日向ぼっこに出たけれど、ちょっと寒かったみたい。動きが鈍いね。彼は近付いても逃げないので、我輩が立ち去りました。(05/11 17:38)

 

 ← 裏庭の野草たちの一つ。 (05/11 17:43)

 

 ← 庭先の萩。 (05/11 17:45)

 

 ← 終日吹き荒れた強風に、松からの落とし物が庭中に散乱。見た目には柿の種みたい。庭がオレンジ色に染まる。ホントに柿の種だったら、売れたらひと財産になる? 昼過ぎ、竹箒でせっせと掃いた。一時間ほどのいい運動になった。 (05/11 17:57)

 

 ← 今日(11日)から読み始めたジョン・ディクスン・カー著『皇帝のかぎ煙草入れ  【新訳版】』(駒月雅子 訳 創元推理文庫)…久々推理小説。ただ、ディクスン・カー作品は初めてかも。本書のカバー絵が気になった。描いたのは磯良一。  :

「1962群馬県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。スクラッチイラストレーター。書籍、雑誌、絵本などの装画、挿絵等を中心に活躍。主な作品に『飛行機にのって』(長崎出版)『びんの悪魔』(スティーブンスン 福音館書店)見知らぬ町』(坂東真砂子 岩波書店)『夜明けの縁をさ迷う人々』(小川洋子 角川書店)『エルトゥールル号の遭難』(寮美千子 小学館クリエイティブ)など。」(Buena Arte Hostelより) (05/11 22:51)

 上掲書…読み出したんだが、竹箒での庭掃除で疲れて、1頁も読めずに寝落ちした。ついさっき目覚めた。 (05/11 18:06)

 

 ← 「耳毛カッターのおすすめ人気ランキング【2025年】 (05/12 01:03)

 過日より耳毛が気になる。耳の中がこそばゆい。鼻の中も折々痒くなるが、鼻毛は徒然なるままに指先で摘まんで引っこ抜く。ちと痛いが抜けると快感。が、耳毛は抜けない。そもそも指は耳の中に入らない。まして二本の指で摘まんで引っこ抜くなんて夢のまた夢である。

 正直、3ヶ月か4ヶ月に一度のペースで床屋さんへ行く。伸びた頭髪のカットのためだが、実は内緒だが、耳毛をカットしてもらいたいからでもある。頭髪だけなら、シャワータイムに髭剃りついでにササッと軽くカットする。髪型が変になるが(とくに後ろ側)、髪が短くなれば長さのちぐはぐさなど無視する。他人には気付かれても、自分には自覚しようがない。

 耳毛さえ何とかなれば……長年の懸案だった。が、ついさっきユリイカ(← 誤用)した。鼻毛カッターがあるのだから耳毛カッターだってあるはずしゃないか! なんでこんな誰でも気付くようなことに今まで気付かなかったのか?!

 耳毛カッターが手に入ったら、耳の中にハサミを突っ込んで耳毛をカットしようなんて無謀を犯さずに済んだはずなんだ。可及的すみやかに耳毛カッターをゲットしよう! (05/12 01:19)

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