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2025/04/24

福岡伸一や山下 裕二に…不思議な環

 ← ムラサキツユクサ発見。この野草も自然に生えてきて、繁殖してくる。庭のあちこちに。露草というくらいで、梅雨の頃まで咲いててくれる。 (23日撮影。04/22 13:02)

 相変わらず車中での待機中にはスティーヴン・キング著『書くことについて』 (小学館文庫)を、自宅では井上 亮著『比翼の象徴 明仁・美智子伝 下巻 平成の革命』(岩波書店)を読んでる。前者は、昨日は70頁ほど。

 やたらと暇だったのでもっと読めたはずだが、下記するようにお蔭で(?)NHKラジオ深夜便などを聴くことが余裕で。福岡伸一山下 裕二らへのインタビューは興味深く、聞きかじった情報をスマホで調べたりして、本を読む時間が取れなかった。 (04/24 11:55)

 右派(西尾幹二ら)による、雅子妃や美智子皇后へのバッシングが激しく。間接的に今上天皇を批判。平和憲法への攻撃。我輩は、若い頃、西尾幹二訳でショーペンハウエルの主著を読んだし、西尾著の大部なニーチェの伝記を読んだものだった。が、後年、西尾が自らの言葉で持論を語り始めてからはその言動の薄っぺらさに落胆。翻訳者として有能だっただけなのね。哲学の道は厳しい。大概の学者(研究者)は、自らの思想は築けず、卑しい言論で存在感を示そうとする。悲しい現実。 (04/22 13:02)

 石原慎太郎都知事(当時)も、皇太子らの政治利用を図る。 (04/22 13:07)

 徳仁皇太子の単独での外国訪問…雅子妃が同行しないことが目立つ。批判も激しく。

 「養鯉場」が読めなかった。養鯉場(ようりじょう)! 恥ずかしい。こっそり、振り仮名を

 明仁天皇が皇統の問題など(雅子妃の体調)に悩み病気がち。密かに生前の退位の意向を宮内庁幹部に。

 世間(の一部)には、機能不全の皇太子を廃太子し、秋篠宮に次代を期待する空気が広がっていた。

 民主党の小沢幹事長による天皇の政治利用が問題に。

 鳩山首相も天皇の政治利用。皇居で明仁天皇が習近平国家副主席と会見。 (04/22 13:57)

 東日本大震災の発生 (04/22 14:30)

 

農地で太陽光発電普及へ「ペロブスカイト太陽電池」で実証 イタリア機関 - 日本経済新聞」:

「イタリアの研究機関は、半透明の新型太陽電池「ペロブスカイト型」の下で作物を育てると、成長が早くなることを見つけた。光合成に使う波長の光だけが電池を透過して植物に届く。強すぎる光を適度に弱め、地面の過熱を防ぐなどして作物の葉や茎を守る効果もある。太陽電池を設置する適地が減る中で、発電と農業を同時に担うシステムの実現につながる。」 (04/22 20:14)

 

 ← ダグラス・R.ホフスタッター著の『わたしは不思議の環』(片桐恭弘/寺西のぶ子 訳 白揚社) 「ゲーデルの自己言及構造から人間の魂に至る幅広いトピックを縦横無尽に走り抜け、「〈私〉とは何か?」という人類最大の謎に迫ります。」

 福岡伸一の動的平衡の話を聞いていて、ふと数年前に読んだダグラス・R.ホフスタッター著の『わたしは不思議の環』(片桐恭弘/寺西のぶ子 訳 白揚社)を想い起していた。「本書『わたしは不思議の環』はその続編、あるいは完結編とも呼べる作品で、GEBの核心をなしていた「命をもたない物質からどうやって〈私〉は生じるのか?」という疑問に、新しいアプローチで再び挑」む本。 (04/24 12:05)

 

 ラジオ深夜便にて、福岡伸一氏へのインタビューにてディートリヒ・ブクステフーデを知った(思い出させてくれた)。

 同氏の好きな作曲家:

「ディートリヒ・ブクステフーデ ドイツ語: Dieterich (Dietrich) Buxtehude , 1637年頃 - 1707年)は、17世紀の北ドイツおよびバルト海沿岸地域、プロイセンを代表する作曲家・オルガニストである。声楽作品においては、バロック期ドイツの教会カンタータの形成に貢献する一方、オルガン音楽においては、ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンクに端を発する北ドイツ・オルガン楽派の最大の巨匠であり、その即興的・主情的な作風はスティルス・ファンタスティクス(幻想様式)の典型とされている」

 福岡氏にとって、ブクステフーデの曲は、大好きな昆虫採集の際のBGMだとか。 (04/23 00:08)

 

 ← 庭先の泰山木に楓。21日撮影。

 井上 亮著『比翼の象徴 明仁・美智子伝 下巻 平成の革命』(岩波書店)…慰霊の旅は続く。対馬丸が1944年悪石島沖で魚雷によって撃沈された。乗客乗員約1800人のうち約1500人が犠牲に。そのうち学童が約800人。そのための慰霊。…が、変。何処の国が発射した魚雷によって、が抜け落ちている。意図的? 単純なミス? (p.438)

 当時、対馬丸は駆逐艦など船団を組んでいた。が、他の船は全く救助せず。天皇はそのことに強い疑問を抱いていた。 (04/23 11:35)

 満州事変(1931年)に始まり太平洋戦争の終結する1945年までを連続する戦争と見る「十五年戦争史観」は鶴見俊輔が最初に唱えたもの。明仁天皇は、明確にこの史観を表明。「大元帥の昭和天皇の意向を無視し、軍が制御不能になり始めた満州事変こそ、昭和の亡国の根本原因という思いがあったのか。」 (04/23 13:09)

 

 井上 亮著『比翼の象徴 明仁・美智子伝 下巻 平成の革命』(岩波書店)…東日本大震災発生。天皇・皇后夫妻、被災地に迷惑にならぬよう各地をお見舞い。既に70代半ば過ぎた夫妻。 (04/22 14:47)

 明仁天皇と美智子皇后の被災者見舞いは2ヶ月近くに渡った。

 外間 守善との交流が明仁天皇にはあった:「外間 守善(ほかま しゅぜん、1924年 - 2012年)は、日本の言語学者・沖縄学研究者。沖縄学研究所所長、法政大学名誉教授。伊波普猷の後継者であり、琉球文学・文化研究の第一人者。」 (04/22 15:40)

 明仁天皇は、明治天皇に対する評価は厳しかった。孝明天皇を高く評価していた。 (04/22 15:44)

 第二次安倍政権による天皇の政治利用。

 五日市憲法!

 ベアテ・ゴードン

 雅子妃の祖父はチッソの社長 (04/22 16:13)

 

 ← 車道沿いの生け垣に咲くジャーマンアイリス (22日撮影 04/23 13:28)

 井上 亮著『比翼の象徴 明仁・美智子伝 下巻 平成の革命』(岩波書店)…明仁天皇は、半藤一利、保阪正康、加藤陽子らを御所に招く。半藤らとはたびたび招いて歴史談義。加藤陽子は、後に時の政権中枢(スガ)により学術会議のメンバーから外される。

 ペリリュー島への慰問。ペリリュー島は長らく「忘れられた戦場」といわれていた。我輩も、天皇・皇后の訪問の報道で初めて知った一人。

 平成27年。戦没者追悼式で述べる「お言葉」を練る。安倍首相が全国戦没者追悼式で、式辞から歴代首相が言及してきた加害と反省を削除していた。そのことを踏まえてどのような「お言葉」にするか注目されていた。長年の定型から新たに四ヶ所の挿入、修正部分があった。

 戦後の復興と発展が「国民のたゆみない努力」によって築かれてきたという従来の言葉に「戦争による荒廃からの復興、発展に向け払われた」「平和の存続を切望する国民の意識に支えられ」を付け加えた。そして「ここに歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い」の「顧み」のあとに「さきの大戦に対する深い半世紀と共に」という言葉が挿入されていた。安倍首相が式辞から削った「反省」をあえて加えた。 (04/23 14:41)

 国連女子差別撤廃委員会の日本に関する最終見解の当初案に、男系男子に限って皇位継承を定めた皇室典範の見直しを求めていた。が、政府(安倍首相ら)は同委員会に反論、削除させた。

 天皇、皇后、生前退位に向けて改めて意向を示す。安倍首相らは認めない中。官邸は摂政を置く意向。 (04/23 15:10)

 天皇、皇后最後の訪問ベトナムへ。特に皇后が疲労困憊。 (04/23 15:55)

 

 ← 暖かくなると庭先のあちこちで見かけるカナヘビ。大概、姿は雑草の陰をササッと。が、今日は日向ぼっこ中なのか、カメラを向けても微動だにしない。しっぽがやたらと長い。まだ子供? (22日撮影 04/23 21:07)

 ジョン・グリシャム作『法律事務所』…いま読んでるスティーヴン・キング著『書くことについて』 (小学館文庫)にて文章が上手いと誉めてる。  (04/23 20:57)

 

 昨夜、ラジオ深夜便にて、福岡伸一へのインタビューを(断片的に)聴いた。話の中でシェーンハイマーを知った。福岡の動的平衡論のヒントになったとか:

「ルドルフ・シェーンハイマー(米:Rudolph Schoenheimer、1898年5月10日 - 1941年7月11日)は、ドイツ生まれのアメリカ合衆国の生化学者。代謝回転の詳細な調査を可能にする、同位体を用いた測定法を開発した。」(Wikipediaより) (04/23 13:16)

 

 ユードラ・ウェルティ作『黄金の林檎』(杉山 直人訳  晶文社)…スティーヴン・キングが、シェイクスピア、フォークナーなどと比肩する天才と呼ぶ作家。我輩には、全く未知の作家だ。 (04/23 01:40)

 

 ← 「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」 山下祐二氏のインタビューで知った: 「若冲と応挙の合作屏風が新発見。大阪中之島美術館の「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」で公開へ (04/24 00:54)

 「山下 裕二(1958年6月15日 - )は、日本の美術史家・美術評論家・明治学院大学教授。」ラジオ深夜便にて山下 裕二氏へのインタビュー断片的ながら聞く。 (04/24 00:38)

「斎藤 十郎兵衛(宝暦13年〈1763年〉 - 文政3年3月7日〈1820年4月19日〉)は、阿波徳島藩主蜂須賀家お抱えの能役者。東洲斎写楽(江戸時代中期の浮世絵師)と同一人物ではないかと言われている。」(Wikipediaより)…番組の中で山下氏によると、同一人物で確定しているとか!初耳。 (04/24 00:41)

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