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2025/04/08

アメリカのために日本が戦えと?

 ← 内庭の楓。枯れ木のようだった庭木が次々と芽吹きだしてる。7日昼過ぎ撮影。 (04/07 19:26)

 昼過ぎ、ホームセンターへ。ラティスを買うため。先週、裏の内庭の生け垣で、柘植を大胆に刈り込み、且つ、10年余り前に設置したラティスがすっかり朽ち果てていたので撤去した。お蔭で内庭が車道から丸見え。手入れのされていないのがあられもなく。さすがに、このままじゃアカンと、重い腰を上げたというわけ。年齢的に、自分でラティスを設置するのは恐らく最後になるだろう。 (04/08 04:44)

 ← 昨夜も桜が満開なのに、町中は閑散。桜、独り占め状態! 仕事が暇で、持ち込んでいたカール・セーガン著『百億の星と千億の生命』 (滋賀 陽子/松田 良一【訳】 新潮文庫)を70頁も読めてしまった。(04/07 17:34)

 

 ← 富山県立近代美術館編『ロマンの系譜 怪奇幻想玉手箱 ゴヤからシュルレアリスムへ』の図録

 富山県立近代美術館編『ロマンの系譜 怪奇幻想玉手箱 ゴヤからシュルレアリスムへ』を7日(日)の夜半から閲覧し始め、一気に通覧通読。

 情けなくも10年ほど前に富山県立近代美術館にて開催された当該の展覧会を見過ごしている。過日、たまたま訪ねた富山県民会館の売店でこの図録を発見、即入手。休日の長い夜の楽しみに読んだ。

 東京在住時代は、本図録で扱われる画家の展覧会があれば(東京ではしばしば際会できる!)都内であれば欠かさず出かけたものだ(余談ながら、「怪奇幻想」なんてテーマ名は紋切り型以下に感じる)。

ロマンの系譜 怪奇幻想玉手箱 ゴヤからシュルレアリスムへ - 古本買取販売 ハモニカ古書店 建築 美術 写真 デザイン 近代文学 大阪府古書籍商組合加盟店」(ここには目次も確かめることができる)によれば:

「シュルレアリスムのルーツを、宮廷画家として活躍し、近代絵画の祖と呼ばれたスペインの巨匠フランシスコ・デ・ゴヤに求め、風刺的なユーモアに満ち、奇怪な情景を連ねた代表作、四大連作版画(『気まぐれ』『戦争の惨禍』『闘牛技』『妾』)を一堂に紹介するとともに、ロマン主義、19世紀末の象徴主義を経て、シュルレアリスムへと続く奇想の系譜を紹介した展覧会の図録」

目次
理性の眠りは怪物を生む、だが… 雪山行二
ダーク・ロマンの果てに 八木宏昌
カタログ
革命と激動の時代を生きた画家 ゴヤ
ロマン主義とその申し子たち
デカダンの夢 19世紀末芸術と象徴主義
痙攣的な美をもとめて 20世紀、そしてシュルレアリスム

 

 出品リストを眺めると、この手のテーマ作品(作家)が好きなものなら、垂涎ものだろう。吾輩も一頃は関連する展覧会の機会は逃さなかったし、関連する美術書も何十冊も読んできた。

 が、80年代の後半から関心が抽象表現主義に、更にはアウトサイダーアートに移っていった(といっても、幻想やシュールや象徴主義のアートへの関心が無くなったわけではない。

 関連拙稿:「魔術的リアリズムのはずが」「ネアンデルタール人から写実絵画へ」「誰も皆アウトサイダーの行く末は…」「三人のジャン…コンクリート壁の擦り傷」「美に焦がれ醜に嵌って足掻く日々」「アールブリュットの作家・澤田真一のことなど」「バスキアの剥き出しの詩情の傷ましき」「バシュラール…物質的想像力の魔」「モディリアーニ…ムンクあるかと見つめおり」「「清宮質文展 生誕90年 木版画の詩人」 ! !」…などなど多数あり。 (04/08 04:30)

 

 ← 畑のムスカリ、開花を待っていた。今日いよいよ開花。一年草のつもりで苗を植えたのは10年以上も昔。毎年律儀に咲いてくれる。 (04/07 17:38)

 野坂 昭如著『アメリカひじき・火垂るの墓』 (新潮文庫)…72年初版だが、手元にあるのは80年刊。野坂昭如がいよいよ活躍目覚ましくなる頃か。すっかり赤茶けてるし、古書店で入手? 久々再読。野坂昭如節炸裂かな。 (04/07 19:25)

 アメリカの高官が、台湾での危機事態には、日本が最前線になると。ということは、アメリカはあくまで後衛に徹するってこと? ウクライナ戦同様、アメリカは高みの見物? アメリカのために日本が戦えと?(04/07 17:50)

 

 ← 富山県立近代美術館「ロマンの系譜 怪奇幻想玉手箱」(2013年)のチラシ 「ロマンの系譜 怪奇幻想玉手箱 ゴヤからシュルレアリスムへ - 古本買取販売 ハモニカ古書店 建築 美術 写真 デザイン 近代文学 大阪府古書籍商組合加盟店」(ここには目次も確かめることができる)

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