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2025/03/26

宇宙物理学からいつしか人生論に

 ← ジョン・D. バロウ (著)『無限の話』(松浦 俊輔訳 青土社) 「無限の人数が泊まれるホテル。有限の時間で無限の計算が出来るコンピュータ。無限に反復する宇宙。永遠に続く命。無限をめぐる論争で人生を失った人びと……」

 ジョン・D. バロウ (著)『無限の話』(松浦 俊輔訳 青土社)を25日(火)夜半近くに再読了。

「宇宙論の第一人者が、物理学、数学、哲学、宗教など、あらゆる分野を経めぐり語りつくす、無限の知的興奮に満ちたサイエンス・エンタテインメント」という内容。最後は永遠の命に絡めて人生論(?)にまで至る。 やはり面白い。再読なのだが、まさに二度目であり且つ流石に三度目はないだろうとゆっくり読んだ。でも、面白くて正味三日余りで。 (03/26 04:05)

 ← 表の庭の水仙群。畑の隅っこに咲く水仙群に負けじと、今日一気に開花していた。 (03/25 17:30)

 昨日の、高枝切鋏を駆使しての松の木の枝葉落とし作業で疲れ、シャワーを浴び夕食を摂ったら、いざ読書と張り切ったが、案の定の寝落ちの連続。情けない。それでも、少しは読んだから良しとしないと。 (03/26 04:16)

 

炭酸ガスレーザーを使って従来の10倍もの長距離で放射性物質を検出することに科学者が成功 #ldnews」 (03/26 03:34)

 

 ← 幸田文 著『幸田文 どうぶつ帖』(青木玉 編 平凡社)「犬と育った幸田文にとって犬は家族だった。大人になってからは猫が家族。手放しで動物を愛した作家の愛情があふれ出る随筆集。」

 幸田文 著『幸田文 どうぶつ帖』(青木玉 編 平凡社)を25日(火)夜半に読了。仕事の車中での待機中に楽しんだ。

「犬と育った幸田文にとって犬は家族だった。大人になってからは猫が家族。手放しで動物を愛した作家の愛情があふれ出る随筆集」ということで、犬好き、猫好き、動物好きなら楽しめそう。幸田文ファン、あるいは幸田露伴絡みで読むのもありかな。(03/26 04:11) 

 

 ← 買い物から帰宅直後、庭木を観て回って、(枝葉をシュレッダーする作業を止めて)棕櫚や松の木などの枝葉落とし作業に取り掛かった。せめて手袋をするとか、ジャケットを脱げばいいのに、外出の格好のままで(室内着だった昨日よりまし)。松の木が枝葉でモコモコ。高枝切鋏でせっせと。だけど、一番やりたいのは、内庭の大きな松。枝葉が隣の蔵に掛かってる。が、高過ぎて高枝切鋏が届かない。脚立に乗って立っても届かない。枝をスルスル登れる歳じゃない。風が吹くと、松葉が車道などにメチャクチャ散ってしまう。業者に頼むしかない? シルバー人材センター? (03/25 17:42)

 アラン・ライトマン著『アインシュタインの夢』(浅倉 久志【訳】 早川書房)…30年ほど前読んだような。アインシュタインの名が付く本は片っ端から読んでた頃だ。書庫にあるかな。 (03/25 19:43)

 いま読んでるジョン・D. バロウ (著)『無限の話』(松浦 俊輔訳 青土社)にて言及されている。再会にびっくり。著者は、二種類の人格があると見て、それを「後で」派と「今」派と呼んだ。両者が住まう世界は、奇妙に分極している。後で派は、徐々に永遠の生命を取り入れる、として以下の引用が示されている:

 後で派は、大学に入るのも、第二外国語を勉強するのも、ヴォルテールやニュートンを読むのも、求人情報を探すのも、恋をするのも、家族を作るのも、急ぐことはないと思う。何をどうしようと、永遠の時間があるのだ。終わりのない時間では、あらゆることを成し遂げられる。つまりすべてのことを待つこともできる。確かにそそっかしい行動は間違いのもとだ。この論理に反論できる人がいるだろうか。後で派はどこにでも見つかる。ぶらぶらと歩き、だぶだぶの服を着る。あらゆる雑誌を開いて読み、家の模様替えをし、葉っぱが木から落ちてくるように、会話に入り込む。後で派は、カフェでコーヒーをすすり、人生の可能性について論じる。

[これに対して今派は、誰がいちばん多くのことをするかと、競い合う]以下、後で派、今派の人生模様が語られる。 (03/25 19:58)

 カレル・チャペック 他2名 「マクロプロス事件 (八月舎・世界文学叢書 1) 」も参照されている。 (03/25 20:05)

「マクロプロス事件」 (八月舎)は、内容案内によると:「16世紀の神聖ローマ皇帝ルドルフの侍医であった父が調合した不老不死の薬により、300年以上も若さと美貌を保ったまま、オペラ歌手として名前を変え男を変えながら各地を渡り歩く女性を描いた戯曲。」

 アーサー.C.クラーク著都市と星〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF)も参照されている。…ついには、スウィフトの「ガリバー旅行記」まで。 (03/25 20:19)

 

 ← 「ヒルマ・アフ・クリント(Hilma af Klint、1862年 - 1944年)は、スウェーデンの画家、神秘主義者。彼女の絵は最初期の抽象絵画の一つとされ、カンディンスキーやモンドリアンに先行しているが、死後20年は作品を公開しないよう言い残し、長い間知られてこなかった。「5人(de fem)」というグループに属し、図形にも似たその絵は複雑な哲学的思考を描写したものである。」(Wikipediaより) 画像は、「Chaos, Nr. 2、1906年」……芸術新潮4月号で特集。 (03/25 05:30)

 

 ← 表の庭の梅の花は、既に涸れ萎んでる。一方、裏庭の梅の木は、いよいよ満開。我輩以外に観る人はいない。 (03/25 17:33)

 三浦 佑之著『古事記の神々 付古事記神名辞典』 (角川ソフィア文庫)…僅か二年数ヶ月前に読んだばかり。ジョン・D. バロウ (著)『無限の話』(松浦 俊輔訳 青土社)を読了したので、打って変わって本書へ。「古事記」関連の本は少しは齧ってきた。中でも三浦氏の本は好んで読んできた。現代語訳も。「記紀神話」からの脱却を強く主張されている。僭越ながら説得力を感じる。今から読み返す。 (03/26 00:39)

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