サルトルと平気で雑談してたり
野暮用から帰宅したら、庭に散在してる枯れ葉が気になった。風の日のあとは特に。竹箒でザッザッと。竹箒も十年も使うと柄がへたり、箒の先などが随分と磨り減ってる。酷使したわけじゃないが。葉っぱは植木の根元に。ここでは火事にはならないか。山火事が増えそう。逆に大雨で崖崩れとか。国土の3分の2が山あるいは森林と云われるが、残りの平野部にしても大概山が迫ってる。地球大気温暖化の影響は一層苛烈になる。
国土防衛は軍備ばかりじゃない。山や川や平野部の保全こそ肝要。林業は漁業と共に農業の基本。予算も知恵も人材も大いに投入すべき。日本の宝は山に、すぐそこにある。
と力みつつ、我輩は庭仕事に齷齪してる。これからは草むしりの季節だよ。 (03/06 15:49)
← 堀田善衞著『天上大風 同時代評セレクション一九八六─一九九八』(紅野謙介編 ちくま学芸文庫) 「いまに触発されて過去を発見し、過去によっていまを見出す―自らの人生と言葉をめぐる経験と思索を注ぎ込んだ短くも鋭いエッセイは、20世紀を代表する文学者が遺した、未来へのメッセージでもある。」
堀田善衞著『天上大風 同時代評セレクション一九八六─一九九八』(紅野謙介編 ちくま学芸文庫)を再読。10年ぶり。
内容案内には、「世界が揺れ動き、時代の枠組みが大きく変わった20世紀末、旺盛な好奇心と透徹した歴史眼をもって書き続けられた同時代評から71篇を精選編集する。パリ、バルセロナ、富山―旅で出会ったものや言葉、自身の記憶や感覚から生まれる、小さな当惑と驚愕。思考はやがて、ヨーロッパの永い歴史の断層への驚嘆や、いにしえの日本の多様な文化的伝統への愛着へ向かってゆく」とある。
やはり現代じゃ見当たらない批評家。新しい書き手も増えてる。漱石などの時代では悲壮な覚悟での留学。荷風などの世代を過ぎて、堀田などは自在に活躍してる。既述したけど、サルトルと平気で雑談してたり。そう、当たり前に活躍してる。隔世の感あり。再読してよかった。 (2025/03/06)
← 内庭。昨日木曜日竹箒で庭掃除。あれた庭に侘しさ。下記する本で我が家の庭の荒れぶりを想ってしまった。 (03/07 01:48)
東 千茅著『人類堆肥化計画』(創元社)を読書メーターの呟きにて発見:
「生きることの迫真性を求めて、大阪の都市から奈良の里山へ移り住んだ若き農耕民が構想する、生き物たちとの貪欲で不道徳な共生宣言。一般に禁欲や清貧といった観念に結び付けられている里山を、人間を含む貪欲な多種たちの賑やかな吹き溜まりとして捉え直し、人間と異種たちとの結節点である堆肥を取り上げながら、現代社会において希釈・隠蔽されている「生の悦び」を基底から問い直す。本当に切実な問いと、根底を目指す思考とを、地についた生活に支えられた文章で表した、読む人に鮮烈な印象を与える第一著作。」 (03/07 01:48)
「考古学に“新風” 土器の数理解析で拡散ルート裏付け 南山大など | 毎日新聞」:
「南山大、名古屋大、九州大の研究者グループが、西日本に広く分布する弥生時代前期(紀元前500~350年)の遠賀川(おんががわ)式土器の三次元データを大量に解析し、この土器が北部九州から日本海、瀬戸内海の二つのルートで東に拡散していったとの仮説を証明した。南山大の中尾央教授(哲学・進化学)は「農耕文化についても土器と連動し、同じルートで拡散した可能性がある」と話している。」…興味津々! (03/06 22:27)
← 富山の偉人と言えば、その一人は安田 善次郎: 「安田 善次郎(天保9年10月9日〈1838年〉 - 大正10年〈1921年〉)は、日本の実業家。茶人。幼名は岩次郎。号は松翁。安田財閥の祖。」かな。
「1858年(安政5年)、奉公人として江戸に出る。最初は玩具屋に、ついで鰹節屋兼両替商に勤めた。25歳で独立し、乾物と両替を商う安田商店を開業した。やがて安田銀行(後の富士銀行。現在のみずほフィナンシャルグループ)を設立し、その後には損保会社(現在の損害保険ジャパン)、生保会社(現在の明治安田生命保険)、東京建物等を次々と設立した。」(以下延々。Wikipediaより)
「東京大学の安田講堂や、日比谷公会堂、千代田区立麹町中学校校地は善次郎の寄贈によるものであるが、「名声を得るために寄付をするのではなく、陰徳でなくてはならない」として匿名で寄付を行っていたため、生前はこれらの寄付が行われたことは世間に知られてはいなかった。東京大学の講堂は死後に善次郎を偲び、一般に安田講堂と呼ばれるようになる。」
「富山市愛宕町にある安田公園(安田記念公園)は安田家の家屋があったところを整備された公園であり、東隣には住居表示実施に伴う町名変更で誕生した安田町がある。」…
…安田公園は、折々訪ねるのだが、あまりに寂れていて(公衆便所も故障が放置)、画像で紹介するに忍びない。富山市(富山県か)は、整備するなりして安田善次郎の遺徳を顕揚すべきじゃなかろうか。というか、富山に於いて語られること、あまりに少ない。遺族はどう思ってるのかな?
「安田不動産」によれば、「北陸新幹線の開業に沸く富山。新しくなったJR富山駅から徒歩約1分の場所にある11階建ての明治安田生命富山ビル入り口に、安田善次郎翁の銅像が立っている。ビル内に入れば、2階には「安田善次郎記念室」がある。翁の生誕150年を記念して作られたもので、その生涯にまつわる展示や自筆の書画、映像などを誰でも自由に見学できるようになっている。富山は善次郎翁が生まれ育った土地である。展示ケースの中で、翁と妹の文子の座像と並んで置かれた木彫りの大黒様が目を引く。高さは5cmほど、米俵に乗った姿だ」
11階建ての明治安田生命富山ビルは富山駅前からも目立つ立派なビル。近所にある「安田記念公園」の整備に尽力することは考えない。当局に寄贈したからもう関係ない? 安田善次郎が陰徳の志だからと言って放置?
「鯰大倉喜八郎: 元祖成り金の混沌たる一生 (文春文庫)」の紹介が投稿されていた。隣県新潟県の偉人。悔しいので我が富山県(富山市)の偉人安田善次郎をクローズアップしてみた。どう? 負けず劣らずでしょ! (03/07 04:09)
← キルケゴール著『誘惑者の日記 (1975年)』( 浅井真男訳 白水社) 「1841年8月11日、キルケゴールは最愛の婚約者レギーネとの婚約解消を表明し、二カ月後の10月11日、それを実行する。愛するがゆえの婚約破棄という不可解な行動の14日後、キルケゴールは『あれか―これか』完成のためにベルリンへと旅立った―。無邪気な少女を誘惑し、結婚を約束し、そのあと別れの言葉も告げずに棄ててしまう過程を、著者自身の体験をもとに日記体で綴る。美的に生きるか、それとも倫理的・宗教的に生きるかの選択を追求する大作。デンマーク語原典から訳出し、詳細をきわめる訳注を付した。」
キルケゴール著『誘惑者の日記 (1975年)』( 浅井真男訳 白水社)…休日まる一昼夜を費やして再読了。やはりキルケゴールはキルケゴール。こんな彼と出会った女性は非凡な生を余儀なくされるしかない。印象に深く刻まれた著作。人に一読を勧める気にはなれないな。手にするには覚悟が要るかも。 (03/03 18:02)
時代なんだろうが、キルケゴール(男)は、女性を人間扱いしてないね。 (03/04 04:19)
スティーヴ・ネイディス/シン=トゥン・ヤウ著『時空のゆがみを解きほぐす数学』(辻川信治監訳 監修 すばる舎)…わずか三ヶ月前に読んだばかり。文系の本ばかり読んできてる。理系の本に餓えてきた。本書はやはり快著。 (03/07 04:13)
百頁余りで寝落ち。ガッカリ。 (03/07 07:03)
「芦田愛菜さん、国連開発計画親善大使に 「持続可能な光ある未来へ」:朝日新聞」 さすがはの大任。(03/07 07:01)
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