案の定寝落ちしてしまった
← 表の庭先の椿…の陰になっている小さめの椿も満開に! (03/31 14:21)
三浦佑之著「古事記の神々 付古事記神名辞典」(角川ソフィア文庫)を相変わらず…
本書には、「古事記神名辞典」が付されている。何たって350を超える神々が登場する物語りだからね。ちょっと触れたりすると、あっという間もなく神になる。湿潤で黴や苔むし、雑草がやたらと生え、森が深く生き物に犇めき、川は一雨降れば急流と化して見馴れた風景を一変させ、地震が頻発し、火山が烈火の如く怒る…そんな大地にへばりついて生きる葦黴たるヒト。 (03/31 14:21)
← 棕櫚に纏わりつくように椿。表の車道からは見えない…吾輩だけが日々眺めてる。 (03/31 09:47)
昨日の「読書三昧したい…でも、庭仕事も溜まってる…で、午後の五時近くになて諦めて…」なる呟きにコメントが寄せられた。頂いたコメントに対するレスなど:
枝葉はそのままじゃストーブに入らない。粉砕する必要がある。そのチップ化が手間を要するのです。 (03/31 11:20)
さらに細かく! ま、気長に。今冬は終わりました。これからの時期にストーブは要らない。次の冬迄に少しずつ。ただ、納屋に新たに伐採した枝葉が溜まる一方なのが困ります。 (03/31 13:58)
← 『小泉八雲作品集 (全三巻)』…手元には『小泉八雲作品集 (1)』
1977年初版。三巻もの。箱入り。本にはパラフィンカバー。当時の本は箱入りが当たり前だった。
三巻のうち一冊は箱から出せなくなってる。箱が縮んだ? 幸い読み返したい第一巻はすんなり出せた。我輩はいったいこの三巻揃いをいつ頃買ったのか。八雲好きで文庫本では飽き足りなくなっていたとしても、アルバイト収入しかなかったはず。でも、これら三巻は書庫…本棚の一角に常にデーンと……ではなく
その後もアメリカ時代の作品を集めた著作集(何巻揃いか分からない)やら、来日してからの作品集(八巻ほどか)などが、初めての三巻揃いを圧倒してしまった!
が、改めてこの三巻揃いを眺めると愛着の念が湧く。たまたま、いま読んでる三浦佑之氏の「古事記の神々」にて、八雲の「加賀の潜戸」なる小文の説明が見事だとあり、これま間違いなくこの作品集にあるはずと、改めて書庫から引っ張りだしてきた。八雲の想像力観察眼共感力溢れる、厭きることのない文章…はいいのだが、この作品集には挿画(写真)の類いは全くない。恐らく、以後に出ただろう違う編集版には写真を加えてる? ま、八雲の魅力漲る文章に我輩の乏しい想像力に活を入れてもらって、ひたすら楽しむことにしよう。 (03/31 09:28)
← 三浦佑之著「古事記の神々 付古事記神名辞典」(角川ソフィア文庫) 「古事記には「滅びゆく者を見守る」思いがある。そこに記された敗者たちの記録とは。第一人者が解き明かす新しい神話の読み方。」
三浦佑之著「古事記の神々 付古事記神名辞典」(角川ソフィア文庫)を31日の夜半過ぎ…と云うべきか4月1日の丑三つ時頃に再読了。「古事記神名辞典」も通読。
三浦氏は、明治維新政府が織りなした幻想としての「記紀神話」打破に力を尽くしてきた。吾輩は、三浦氏の著作にも幾らかは親しんできた(拙稿「三浦 佑之著『古事記講義』」「三浦佑之『口語訳 古事記』」)。
小生自身は、大和岩雄さん(おおわ・いわお=大和書房創業者、古代史研究家)の本にも親しんできたので(拙稿「大和岩雄・著『新版 古事記成立考』を読む」「大和岩雄・著『新版 古事記成立考』を改めて読 む」)、三浦氏の主張は改めて強力な援護射撃だったという感懐を抱いて来た。
「同氏は、直系ではないが、オホ氏系氏族の末裔なのである。 同氏の名は、今は「おおわ」と読むが、「正しくは、「をわ」であり、「尾輪」と書いた。故郷の長野県諏訪市大和では、土地の人たちは地名を「おほわ」といわず「おわ」といっているのは、元は「尾輪」だから」だという。」などと書いた(拙稿「大和岩雄・著『新版 古事記成立考』を読む」より)。
三浦氏の説については、拙稿「三浦 佑之著『古事記講義』」にて縷々メモっている。「三浦佑之『口語訳 古事記』」では、「「古事記」は逆に内側の日本という国の、それも朝廷がかつてさまざまな滅ぼし埋め消して来た存在に対して一種鎮魂のニュアンスを込めて書かれた」書なのだということを強調されている。
三浦 佑之著『古事記講義』」や三浦佑之著『口語訳 古事記』は浩瀚なので、せめて三浦佑之著「古事記の神々 付古事記神名辞典」(角川ソフィア文庫)を薦めたい。吾輩自身は、改めて三浦氏の過去の業績を再確認したいと思っている。 (04/01 05:01)
余談だが、ジェルクッションなどを買いにホームセンターに寄ったついでに、スーパーへも、と思っていたのに、その店舗は休業だった。スーパーも休むんだな…と、別の店舗へ向かったら、なんとそこも休み! びっくり。いま調べてみたら、棚卸しだってさ。きっと前回行った際に31日の休業がチラシか何かで表示されてたんだろう。仕方なく別グループのスーパーへ。 (04/01 00:36)
← 「PROSPEX [セイコー]SEIKO プロスペックス SBEJ009 ダイバーズ 自動巻 GMT コアショップ専用 流通限定 腕時計 グリーンダイヤル」 朝日新聞朝刊に挟まってたチラシ広告。大谷翔平さんがど真ん中に。映ってるのは、このモデルの腕時計。こちらも格好いいが、オ~タニサ~ンがハンサム。思わず部屋にピンナップしそうになった。女性の写真だって一枚もピンナップしてないのに。…この腕時計…欲しいけど、我輩には、一桁高い! (03/31 21:32)
← 車道沿いの花壇の雪柳。満開かな。背後のトタン葺きの壁面は我が家のもの。 (04/01 00:47)
「古事記」を読むと地名説話にしばしば。ふと、我が「富山」はどうなのか、気になった。富山(とやま)という名前には、次のような由来があるとか(本書からではなく、AIに拠る):
①鎌倉時代から現在の富山市の地に外山郷(とやまごう)があり、その地名が採用された
②立山連峰を仰ぐことができ、山に富んでいることから富山(とやま)と呼ばれた
③藤居山(ふじいやま)という地名だったが、富山寺(ふせんじ)という寺院があったので次第に富山(とやま)と呼ばれていった
④富山城が築城された際に、外山から縁起よくするために富山に改名された
⑤深山に対して外山(とやま)と呼ばれた
⑥神亀(じんき)元年、大和国(やまとのくに:現在の奈良県)から来た僧の行基(ぎょうき)が、富山城の跡地に外山の字を変えた「富山(ふせん)寺」を建立したことに由来する
(04/01 00:51)
「所在不明の「紺紙金字一切経」か 住田町の民家で中尊寺にあったとみられる経典「可能性非常に高い」」 (04/01 01:43)
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