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2025/03/02

アカシアの花が咲く下を

 ← 晩年の友人への手紙に、パンジーの絵を描いた:「花が人間の顔に似て、8月には深く思索にふけるかのように前に傾くところからフランス語の「思想」を意味する単語パンセ(pensée)にちなんでパンジーと名づけられた。このその由来のために、パンジーは長い間自由思想のシンボルだった。」(岡谷公二 著『アンリ・ルソー 楽園の謎』(平凡社ライブラリー )より。画像は、Wikipediaより) (02/27 15:34)

   堀田 善衛著『天上大風―同時代評セレクション1986-1998』 (ちくま学芸文庫)をを読んでて、本居宣長の「古事記伝」を読みたくなった。歯が立たないだろうけど。 (03/01 18:59)

 サルトルが付けた原題は、「melancholia」で、これが気に入っていた。か、出版社が「嘔吐」としてしまった。これは、堀田がサルトルとの雑談で本人から聞いた話…と本書『天上大風―同時代評セレクション1986-1998』にあった。 (03/01 21:16)

 昨夜は、『天上大風―同時代評セレクション1986-1998』を100頁余りも読めてしまった。仕事が暇。というか、不況が極まりつつある。 (03/02 14:04)

 

 ← 岡谷公二 著『アンリ・ルソー 楽園の謎』(平凡社ライブラリー ) 「ゴーギャンなどの画家、ジャリやアポリネールらの詩人、そしてシュルレアリストに熱讃された画家ルソー。死後ますます評価の高まる画家の、「幻視のリアリティ」の秘密に迫る唯一の評伝。」

  岡谷公二 著『アンリ・ルソー 楽園の謎』(平凡社ライブラリー )を2月27日再読了。
 1983年に新潮社から。2006年にこの平凡社ライブラリーに。古書店で発掘。久々再読。まる一昼夜で。改めて岡谷氏のアンリ・ルソーへの深い思い入れを感じた。図版は多数だが、カラーは四点のみ。カラー図版多数の形で再刊してほしい。やはり、ルソー 好き! 詳しい感想は初読の際に書いている。   (2025/02/27

 

 岡谷公二 著『アンリ・ルソー 楽園の謎』(平凡社ライブラリー )によると、アンリ・ルソーは、フリーメイソンだった。「フリーメイソンリー(英: Freemasonry)は、16世紀後半から17世紀初頭に、判然としない起源から起きた友愛団体である。フリーメイソンリーに所属する個々の会員のことを、フリーメイソン(英: Freemason)と呼ぶ。」だからって何だって話。そもそもルソーはフリーメイソンが何たるか分かっていたのだろうか? (02/27 12:37)

 

 新井 白石『折たく柴の記』 (岩波文庫)…読み出して…途中、休日のたび、二葉亭四迷伝(中村光夫)やらアンリ・ルソー伝などを読んで中断。今日再び本書を手に。どんどん出世。宝永の富士山噴火に見舞われる。 …江戸…火災の多さ、白石宅も何度も罹災。 (02/28 19:13)

 

 ← 岡谷公二 著『アンリ・ルソー 楽園の謎』によると、ルソーには、アカシアの木を背景にした傑作がある。…正直、我輩はアカシアの木がまるで浮かばない。 (02/27 10:30)

 一説によると、「アカシアの花が満開のときにその木の下を通ると、花弁がものすごい勢いで降り注ぐそうです。 その様を唄っているのか、それを心の涙に例えているのか、絶望感と死への希望に救いを求める若者にとっては、壊れかけた心や人間関係を美化したいのかもしれません。」……さもありなん? が、「日本においては、明治時代に輸入されたニセアカシアを当時アカシアと称していたことから現在でも混同される。たとえば「アカシアはちみつ」として販売されている蜂蜜はニセアカシアの蜜である。また、花卉栽培されるフサアカシアなどがミモザと呼ばれるが、本来ミモザはオジギソウを指す言葉である。街路樹などからアカシアの名を冠した地名や通りも、実際に植えられている樹種はニセアカシアであることが多い」(Wikipediaより) アカシアは、嘗てはハイカラでオシャレなイメージがあった? 実際に見た人もあまりいなかった? ああ、西田佐知子さん!(02/27 10:34)

 

歴史探偵 白川郷と五箇山 歴史を動かした合掌造り −NHKオンデマンド 」を録画で観てたら、思いがけず、新井白石の「折たく柴の記」…の中の一節が読まれた。幕府の財政上の窮状を救う策。 (03/01 11:03)

古代の海のタイムカプセル、砂漠は「海洋生物の化石」の宝庫」:「海洋生物の化石を見つけられるのは、沿岸や水中の堆積層だけだと思っている人もいるかもしれない。しかし、直感に反するようだが、広大で乾燥した砂漠は、古代の海の遺物を探すのに最適な場所であることが証明されつつある。」 (03/01 19:04)

 

 ← 堀田 善衛著『天上大風―同時代評セレクション1986-1998』 (ちくま学芸文庫)にてかのオーデンの詩に再会:「世はイカロスの墜落のある風景 (03/02 00:22)

 キルケゴール著『誘惑者の日記 (1975年)』(白水社)…昔読んだ「不安の概念」「死に至る病」は活字が細かすぎる。本書はソフトカバーながら単行本。40年ぶりか。新井白石の本の合間に読むってのは、食い合わせが悪そうだが、日頃あり合わせを喰ってる自分にはお似合いなのかな。

 出版社の内容案内には、「憂愁と罪の意識から婚約を破棄した若き誘惑者キルケゴールが、冷徹な認識と抒情性を武器に生の実相に迫った永遠の青春文学」なんてあるが、いいのかな~そんな誘い文句連ねちゃって…って、それで食い付く奴はいないか。 (03/02 13:06)

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