あなたを・もっと・知りたくて
← 庭の梅木。開花は間近? まだか。間もなく今季最悪の寒波が襲来するというし。2日(月)午後撮影。(02/03 00:39)
未明に読み始めたチョ・ナムジュ,松田 青子,デュナ,西 加奈子,ハン・ガン等著『あなたのことが知りたくて : 小説集 韓国・フェミニズム・日本』 (河出文庫)…題名…何処かで聴いたことがあるような……そうだ、薬師丸ひろ子の曲のタイトル「あなたを・もっと・知りたくて」だ。 (02/03 08:09)
ナボコフ著『カメラ・オブスクーラ』 (光文社古典新訳文庫)…表題の「カメラ・オブスクーラ」は、ラテン語で「暗い部屋」。あるいは普通は光学装置の「暗室」「暗箱」を意味する。本作の題名は英訳では「闇の中の笑い」(または「マルゴ」)になっている。ナボコフの大作「賜物」の中でこの言葉が文字通りの暗い部屋の意味で使われている。ってことが、『賜物』の註にメモってあった。 (02/02 19:58)
「ニュース:【速報】H3ロケット5号機 打ち上げ成功 準天頂衛星「みちびき6号」を軌道に投入」(KTS鹿児島テレビ)…成功したのはよかったが…昨夕は発射時頃、夕方のニュースを注視してたけど、報道されなかった。テレビじゃ失敗しない限りニュースにもならない。 (02/03 03:31)
余談だが、今朝もまた変な夢で目覚めた(というか目覚めた瞬間夢の名残の余波に居た):
私が(団地に)帰宅すると、部屋の前に小さな人影。妙な予感を覚えつつ部屋のドアの前に立つと、大小数個の段バールに囲まれた男が一人。男は荷物に凭れるようにして座っていた。だから小柄に見えたのだ。荷物。思い出した、部屋の中に設置するつもりで買った組み合わせの家具一式だ。届いたんだ。早速部屋に運び入れてもらおうと、部屋のドアの前に立ったら、その自分の部屋から若い男が出てきた。何でだ? その男は隣室の住人! 訊くと奴も引っ越したばかり。
何かの手違いがあって、すんなり我が部屋に入ってしまったという。なんてことだ! 奴には即座に出ていかせて隣の自室へ。私は兎に角荷物を解梱し設置した。が、どうにも気分が悪い。そうだ、大家に事情を説明して、ドアの鍵だけでも変更しないと。それに少なくとも私が帰宅するまでの一日は隣の奴が居座っていたわけで、奴が何をしてたか知れたもんじゃない。気分が悪い。無論、鍵の変更代は奴に請求する! (02/03 08:29)
← ウラジーミル・ナボコフ著『賜物 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集2)』(沼野充義 訳 河出書房新社) 「ベルリンに亡命した青年が、世界的な蝶の研究者である偉大な父への追憶を抱きつつ作家として自立するまで描く。祖国への思いを込めたナボコフ最後のロシア語小説を原典から初の邦訳。」
ウラジーミル・ナボコフ著『賜物 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集2)』(沼野充義 訳 河出書房新社)を昨夜読了。再読である。ナボコフ再読シリーズ(?)第五弾。沼野充義によるナボコフ最後のロシア語小説を原典から邦訳。翻訳には門外漢の吾輩でも言葉の魔術師の本を訳す労苦が感じられないわけがない。
9年前の一月後半、本書を初めて読んだ。思いっきり感激してた。以下は当時の感想というか興奮の弁:
『ロリータ』のナボコフがいかにすごい作家なのか、本書で改めて思い知らされた。詩人としても言葉へのこだわりの並外れていることを確かめられた。世界を重層的に掴むのは、あるいは表現できるのは言葉を使った芸術表現しかない。なぜなら人間は言葉で世界を認識しているからだ。プルーストやジョイスなどとの相関性も感じさせられた。こんな本を三十代で書き上げていたなんて、すごいとしか言えない。 (2016/01/20)
今回再読して前回以上にナボコフの作家としての凄みを思い知った。ここしばらくナボコフ本再読を続けている。『ロリータ』も数回目となった。傑作だと再確認。本作をロリコン本と思ったら大間違い。恐らくせいぜい冒頭の数十頁ほどしか読んでいないのだろう。物語は最後にとんでもないどんでん返しが待っている。それ以上に、ナボコフの作品は、美は細部にありの典型。凡俗な吾輩には表層をすら玩味できていない。それでも岩盤の下には宝が埋まっていると確信できる。この『賜物 』は三回目のトライは難しいと自覚してたので、読破とはいかなくてもとにかく付き合った自分を褒めてやりたい。大作を読み終えた感激をつくづく。 (02/03 15:00)
← 相変わらず小間切れの睡眠。ま、ひと昔前よりは、断続的とは云っても1時間から2時間、時には3時間の睡眠のブロックがあるように。たった今、何かの夢を見つつ目覚めた。もしかしたら4時間近い睡眠だったか。快挙だ。薪ならぬ柴ストーブのお陰? 枝葉と共に古い角材…板切れも燃やしてる。あっさり灰に。あまりに少ない灰の量に驚く。大半は煙となって煙突を伝って外へ空へ。いずれは我が身も… (02/03 13:16)
家の中で吐く息が白くなるほどじゃないと柴ストーブを使う気にならない…けど、あくまで焚き火ということで、柴ストーブに働いてもらってる。伐採した枝葉を少しでも減らしたいし、枝葉の爆ぜる音が小気味いい。 (02/03 00:39)
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