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2025/01/28

寝不足気味の日々

 ← 生け垣の山茶花。

 今月から勤務体制を変更。古希を迎えているので、体調を鑑み月々の休日を増やした(勤務日を減らした)。同時に庭仕事も必要だし、読書もしたい。ますます読みたい本が増えてきている。一方、老眼の度も進んでいる。それにしても、夢をよく見る。尿意もあって短時間で目覚めるのは仕方ないか。日中寝不足を実感している。 (01/28 12:52)

 

「長寿の象徴「亀」をイメージした建物が個性的な「源じいの森温泉」。赤村の大自然が生み出した良質な天然温泉(以下略)」…花咲爺(はなさかじじい)ならぬ源爺譚(げんじいたん)を書きたいな(過日より、源氏物語裏版として源爺譚を構想してきた)。 (01/28 00:44)

 ← アリエル・ドルフマン著『死と乙女』 (岩波文庫 ) 「「あの医者よ。」海辺に立つ一軒家。シューベルトの四重奏曲から逃げ続ける女主人公パウリナが不意の客人の声に探りあてたものとは何だったのか。それぞれの過去を抱えた三人が息詰まる密室劇をおりなす。平和を装う恐怖、真実と責任追及、国家暴力の闇という人類の今日的アポリアを撃つ、チリ発・傑作戯曲」

 アリエル・ドルフマン著『死と乙女』 (岩波文庫 )を昨日の休日、一気読み。半年以上積読状態だった。読書メーターで知った作品。庭仕事をサボって。このところ、寝不足気味で外仕事をする意欲が湧かない。疲れ気味…を口実に。

 内容案内:「「あの医者よ。」海辺に立つ一軒家。シューベルトの四重奏曲から逃げ続ける女主人公パウリナが不意の客人の声に探りあてたものとは何だったのか。それぞれの過去を抱えた三人が息詰まる密室劇をおりなす。平和を装う恐怖、真実と責任追及、国家暴力の闇という人類の今日的アポリアを撃つ、チリ発・傑作戯曲の新訳」

 我輩がこのところ(仕事の車中で)読んでる「国家はなぜ衰退するのか(下):権力・繁栄・貧困の起源」にも関わる。チリの軍政下の蛮行…世界の独裁下に共通する。日本でも伊藤詩織さん事件でY氏の蛮行が不問に付されたように。

 作品自体に題材の難しさもあって、かなり尖がった作品。

 チリの政情の悲惨さ深刻さを思い知る。ピノチェトという独裁者は裁かれることなく逃げ切ってしまった。「アウグスト・ピノチェト - Wikipedia」など参照のこと。拷問の果ての虐殺死。女性は強姦を含む拷問が悲惨。復讐心に燃えるのは当然だが、さて如何に復讐する? ここが問題となる。作品の結末もいろいろ取り沙汰されてきた。この辺りは、本書の訳者解題に詳しい。とにかく今更ながら問題作と思う。 (01/28 12:47)

 

 アリエル・ドルフマン著『死と乙女』 (岩波文庫 )…読み始めた。表題の「死と乙女」は、かのシューベルトの弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」から。なので、今、在宅なのでYouTubeでこの曲を流してる。

 まずはシューベルトの四重奏曲と本戯曲に集中する。 (01/27 17:29)

 夕方過ぎ、本編読了。あとがきや訳者解題が80頁近くある。 (01/27 21:01)

 あとがきや訳者解題読了。 (01/28 02:43)

 

 ← テンペスト ジョージ・ロムニー画の第1幕第1場。 (Wikipediaより)

「『テンペスト』(英: The Tempest)は、英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピア作の戯曲。「テンペスト」は「嵐」を意味し、日本では『あらし』の題名でも上演される。シェイクスピア単独の執筆としては最後の作品と言われる。」

「プロスペローに服従している醜い獣「キャリバン」は、復讐から和解・解放へいたる物語のなかで人々からあざけられつづけ誰からも許されることがないため、西洋文明と植民地の関係を象徴する存在として、近年の文学研究で大きな注目を集める存在となっている」

 いま読んでるアリエル・ドルフマン作の「死と乙女」の訳者解題にて、シェイクスピア作「テンペスト」や、トマス・ムア作「ユートピア」などを書かしめた「新世界」のちのアメリカスの地での惨状だと。

 シェイクスピア作「テンペスト」にこんなに奥深い背景があるとは! ベートーベンの゛テンペスト ゛を聞き直さないと(← 聴いた!)。 (01/28 00:55)

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