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2024/12/26

サピエンスに分化はありえるか

 ← 土屋 健著『サピエンス前史 脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語』 (ブルーバックス) 「約5億年前に脊椎動物が誕生し、それ以来生命は様々に分化し多様化して現在に至り、我々ホモ・サピエンスは何十万種もいる種のたった一つである。様々に枝分かれを繰り返すなかで、たった一本の道筋がホモ・サピエンスへとつながっているのだ。」

 土屋 健著『サピエンス前史 脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語』 (ブルーバックス)を26日…というか25日の夜半過ぎに読了。車中の愉しみで読んできた。

「約5億年前に脊椎動物が誕生し、それ以来生命は様々に分化し多様化して現在に至り、我々ホモ・サピエンスは何十万種もいる種のたった一つである。様々に枝分かれを繰り返すなかで、たった一本の道筋がホモ・サピエンスへとつながっているのだ。」我々ホモサピエンスへのたまたま繋がった細い糸。…我々自身の手で途絶えさせかねない危機。

「 本書では、サカナの仲間から始まった脊椎動物の先祖が、どのように体を変え、新しい特徴と能力を手に入れ、サピエンスへ近づいてきたのかをつぶさに見ていく。これまでの生命史にはなかった画期的な視点で、およそ70の特徴に焦点を当てた、姿形のまったく違う祖先から人類への大進化史!」…これから先の歴史はあるのだろうか。我々は袋小路に迷い込んだのでは?

 仕事の車中の待機中に読んできた。この手の話題大好き。24日25日とやたらと暇で、あっさり読了してしまった。これは嬉しい悲鳴とは云えないよね? (12/26 07:26)

 (以下は、本書には関係ない述懐なのだが)我輩の素朴な疑問。万が一幸運にも我等ホモ・サピエンスがあと数万年かそれ以上生き延びたとして(まず、そんな可能性はないだろうが)、いつの日か我がホモ・サピエンスも進化し、分化することは有り得るのだろうか?

 分化するには、数万年じゃ足りない、少なくとも数十万年必要か。だとすると、ホモ・サピエンスの(からの)分化は尚更至難の道になるか。それより、おサルさんたちにこそ、いつの日か改めて分化してもらって、ネオ・ホモ・サピエンスへの可能性を探ってもらうほうがましかな。 (12/26 07:51)

 

 ← 「日本の先史時代の丸木舟の出土例の多くは縄文後・晩期のものであるが、縄文早期や前期の出土例もある。これまで縄文前期の丸木舟として、福井県若狭町の鳥浜貝塚、京都府舞鶴市の浦入遺跡、島根県の島根大学構内遺跡、長崎県多良見(たらみ)町の伊木力(いきりき)遺跡、埼玉県草加市の綾瀬川や千葉県多古町の栗山川流域遺跡群などの出土例が報告されており、2013年には千葉県市川市の雷下遺跡(かみなりしたいせき)で、日本最古の縄文時代早期のものとみられる丸木舟が出土した。」(Wikipediaより)…縄文時代の丸木舟の発見例は160から200ほど。こんなに発見されているなんて。NHKラジオ深夜便での話題から。 (12/24 23:22)

 「女王國から東に1,000里ほど海を渡ればまた倭種の国があることは、九州説を前提とすれば中国地方を、畿内説を前提とすれば東海地方や琵琶湖の対岸が倭種の国と想起される。その倭種の国からは南に、小人の国である侏儒国があると説明されている。それとは別にまた船行一年にて行ける所として裸国と黒歯国があった。倭地、女王国について説明があり、「倭地について參問(情報を収集)すると、海中の洲島の上に絶在していて、或いは絶え、或いは連なり、一周めぐるのに五千里ばかりである。」とある。縄文時代既に海運はほぼ全国網。弥生時代には遠洋航海も可能になっていたのでは。邪馬台国も南方の島にあった可能性を模索してもいいはず。但し、女王卑弥呼が君臨した地は、奈良などの近辺だったのだろう。 (12/25 01:13)

 

 ← 日本の1人あたりGDP、世界22位 円安や高齢化影響、韓国下回る:朝日新聞デジタル (12/24 08:17)

 自宅では、シュービン著の「進化の技法――転用と盗用と争いの40億年」を読んでる。仕事の車中では、本書土屋 健著『サピエンス前史 脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語』を。奇しくも並行して二冊の進化に絡む本を。進化の物語の奥深さつくづく。 (12/23 19:49)

 

 ← カターレ富山が11年ぶりJ2復帰  かなり苦しんだ結果だ。富山駅の構内で立て看板を撮影した。 (12/25 01:07)

 さすがに新しいテレビドラマは観ない。まず、ドラマのテーマソングに拒否反応。そこでアウト。新しい音楽はロートルを爪弾きしてる(ような気がする)。例外として続けて観たのは「モンスター」だけ。

 趣里ってあの有名人夫妻の娘さんと知ったのは最近。へぇ~ (12/24 17:43)

 『モンスター』「幸せって何ですか?」“亮子”趣里、涙の問いかけにネット感動「すごい鳥肌」(ネタバレあり)(クランクイン!) #Yahooニュース (12/24 23:37)

 

 ← 今朝寝起きの夢は「花魁」が登場した……キーワードは、「さくらん」だとか………何だ? (12/25 09:24)(頂いたコメントに)ありがとうございます。なるほど、映画「さくらん」だったんですね。何処かで聴いたことのあるようなと、モヤモヤしてました。でも、何故夢に出たのか謎です。 (12/25 13:48)

 土屋 健著『サピエンス前史 脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語』 (ブルーバックス)を過日より読み続けていた。昨夜の仕事はやたらと暇だった。お陰で本書を60頁も読めた。スマホもかなり覗いた。雪にならなくて良かった。 (12/25 09:30)

 昨夜は暇だった。忘年会シーズンもピークが過ぎた? お陰で本書を50頁余り読めた。 (12/24 14:47)

 

 ニール・シュービン著『進化の技法――転用と盗用と争いの40億年』(黒川耕大訳 みすず書房)再読中。実に面白いし分かりやすい叙述。敢えて日にちを費やして読んでる。ちょっとした小説より展開がドラマチック(勿論、学術的にもしっかりしてる)。訳もいいし、読みやすく本文も工夫されてる。 (12/25 09:49)

 

 ←     森銑三 /柴田宵曲 著『書物』(岩波文庫) 「生涯を近世の書物研究にささげた森銑三(1895―1985),柴田宵曲(1897―1966)による書物をめぐる随想集.真向から書物,読書,出版についてのモラルとでもいうべきものを説く森銑三に対し,淡々とした文章でそれらの楽しみを語る柴田宵曲」

 森銑三 /柴田宵曲 著『書物』(岩波文庫)を24日に読了。

 戦中戦後出版されたものに新たな稿を加えて刊行。「生涯を近世の書物研究にささげた森銑三(1895―1985),柴田宵曲(1897―1966)による書物をめぐる随想集.真向から書物,読書,出版についてのモラルとでもいうべきものを説く森銑三に対し,淡々とした文章でそれらの楽しみを語る柴田宵曲」

 書物愛。昭和…戦前戦中戦後直後くらいの文人は、未だ書写への拘りがあった。貴重な本や冊子は、書き写すしかなかった。その熱意。そんな時代でも売らんかな主義の本の蔓延に眉を顰めていた。今や電子本が主役の時代。本書に縷々語られている嘆きはもはや今は昔の話なのか。それでも、昭和の人間である吾輩は、頑固な紙の本派である。追懐の念も覚えつつ楽しんだ。 (2024/12/24)

 

 ← チョ・セヒ著『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出文庫)を読み始めた。韓国では既に古典の域かなという本らしい。 我輩が読んでるのは、文庫本。単行本の表紙画像を添付してみた。写真? 絵? (12/26 00:23)

「報道1930」(23日)での故・渡辺恒雄の特集に驚いた。読売のトップの戦争認識。多少の違和感はあったが、かなり真っ当だと感じた。やはり戦争体験者ならでは。ナベツネを見直した(読売は論外だが) 「過去の放送内容と『1930』まとめ | 報道1930」参照。(12/24 13:44)

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