重慶の前に錦州爆撃があった!
← 井上亮 著『比翼の象徴 明仁・美智子伝 中巻 大衆の天皇制』 (岩波書店) 「正田美智子との「世紀の結婚」に国民は沸いた。しかし、それは「古き天皇制こそ本道」と考える旧勢力の反発を招くものだった。」
金曜土曜と仕事。忘年会シーズンとあってか、かなり忙しかった。何しろ、仕事の車中での楽しみといえば、待機中の読書だけ。今は、土屋 健著の『サピエンス前史 脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語』 (ブルーバックス )を読み出して二日目となっているのだが、二日で目次などを含めて20頁がやっと。驚異的に少ない。ま、嬉しい悲鳴と書いておく。
自宅では、井上亮 著『比翼の象徴 明仁・美智子伝 中巻 大衆の天皇制』 (岩波書店) を読了させたので、森銑三/柴田宵曲 著の『書物』(岩波文庫)に重点を置いている。読書離れやら出版界の劣悪化やら、苦情愚痴は変わらない。同時代に身を置いて眺めると粗が大きく見えるということか。
仕事。タクシードライバー。夜専門。年末特融なのだろうが、普段は通らない道…というか初めての町や道を走る機会が増える。真夜中、この細い砂利道は他の道に繋がってるのか、道路の端っこに溝やらブロックがないのか、急に尿意を催したら何処で済ませるのか、などなど不安の種は尽きない。…町中を走ると、やはり年末特有だろうか、事故が多発。いずれも小さな事故だが、明日は我が身である。
昨日は、予報では未明には雪になると、散々されていた。が、夜中の十二時過ぎに、それまでの氷雨が一気に霙っぽい雪に変わり、車の屋根も真っ白に。いよいよ積雪か…と思ったら、一過性だった。今朝になっても白銀の世界になってない。昼前から雪がチラホラ降ってはいるけれど。今日はさすがに積もるのかな。 (12/22 12:28)
← 土屋 健著『サピエンス前史 脊椎動物の進化から人類に至る5億年の物語』 (ブルーバックス ) 「サカナの仲間から始まった脊椎動物の先祖が、どのように体を変え、新しい特徴と能力を手に入れ、サピエンスへ近づいてきたのかをつぶさに見ていく。これまでの生命史にはなかった画期的な視点で、およそ70の特徴に焦点を当てた、姿形のまったく違う祖先から人類への大進化史!」
井上亮 著『比翼の象徴 明仁・美智子伝 中巻 大衆の天皇制』 (岩波書店) を19日(金)の夜半過ぎというか、20日の未明…にもならない丑三つ時に読了した。9日足らずで。上巻は二週間は費やしたはずなので、文体などに慣れたのだろうが、それより明仁・美智子さんらへの思い入れが相当に深まり、一層身につまされる本として読めているからだろう。
本書の内容は、「正田美智子と運命的な出会いを果たした皇太子。「世紀の結婚」に国民は沸き、「ミッチーブーム」を巻き起こす。しかし、それは「古き天皇制こそ本道」と考える旧勢力の反発を招くものだった。彼らの怒りを一身に向けられた美智子妃は精神的に追い詰められ、消耗するが、美智子妃の存在はやがて皇室のあり方に変化をもたらしていく」というもの。
それにしても、旧勢力の反発もだが、美智子さんの一族の会社・日清製粉をコナ屋呼ばわりとは。中巻の終り頃はいよいよ雅子さんが脚光を浴びてくる。 (12/22 12:15)
← 纐纈 厚著『忘れられた無差別爆撃 検証・錦州爆撃』(不二出版) 「重慶、広島、そしてガザ空爆――現代にまで至る都市空爆の原点! 世界初の無差別爆撃、錦州爆撃を中心に扱う」
「関東軍によって強行された世界初の都市無差別爆撃は、その後の日本と世界にどのような影響を与えたのか?」 新聞の広告で知った本。そもそも日本軍による重慶での無差別爆撃の以前にこんな蛮行があったことを初めて知った。 「錦州爆撃とは?: 満州事変勃発から3週間後の1931年10月8日、関東軍航空隊が張学良の本拠地・錦州に侵入、75発の爆弾を投下。死者23名をはじめ、民間人に多大な被害を与えた。」(12/22 04:30)
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