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2024/12/11

何十年ぶりにマフラーの登場

 ← スティーヴ・ネイディス/シン=トゥン・ヤウ著『時空のゆがみを解きほぐす数学』(辻川信二 監訳  すばる舎) 「フィールズ賞受賞の世界的権威の数学者が、現代物理学の基盤である〈一般相対性理論〉を徹底解説。時空のゆがみ(=重力)の働きを、宇宙の摂理として記述するのに不可欠なツールとなった幾何学とは?」

 スティーヴ・ネイディス/シン=トゥン・ヤウ著『時空のゆがみを解きほぐす数学』(辻川信二 監訳  すばる舎) を連休だったことを幸いに主に夜中に時間を気にせず一気読みした。

「時空と重力、そして摩訶不思議なブラックホールに関連して「無毛定理」や「宇宙検閲官仮説」、さらには「弦理論」「11次元多様体」など、〈私たちの宇宙〉を探りつづける〈科学者たちの歩み〉を総覧することもできる本」。一般向けだが吾輩が読んできた中ではややハード。アインシュタインが一般相対性理論構築に至るギリギリの探求が類書の中では一番詳しく(さすが書いたのはジャーナリストで、ドキュメント風にさえ感じられる筆致で)描かれていた。

 昨日も書いたが、「よき文学書も素晴らしいが、こういった一般向け数学(物理学)書も、とびきりの天才たちのギリギリの探求譚に浸れて楽しい。テンソルなど理解不能ながら、門外漢も楽しめるように書けるジャーナリストの手腕が見事だ。」 著者の一人(監修役)が、かのカラビ・ヤウ多様体理論のヤウと本書を手にして気付いた。まさか同氏の手になる本を読めるとは、驚いた。(12/11 12:44)

 上掲の本を読了してからは、10日の夜中過ぎから、中断してたウィリアム・ブライアント・ローガン著『樹木の恵みと人間の歴史―石器時代の木道からトトロの森まで』(屋代通子訳 築地書館)をじっくり。 (12/11 12:56)

 

 ← 休日は例によって庭(畑)仕事。畑の刈り落とした枝葉の片付けやら納屋の枝葉の整理作業に没頭。一年乾燥させた枝葉を少々ポリ袋に詰め込んだ。これだけだと、柴ストーブの焚き火では、2時間も持たない。 (12/10 20:03)

 10日(火)は、四時前から五時過ぎまで二時間弱、畑(庭)仕事。入浴も。茶の間や脱衣場は入浴前暖めておく。入浴後のぽかぽかもあったし、柴や枯れた枝葉…燃料作りの作業はやったが、柴ストーブの出番は、全くなし。柴ストーブに付きっ切りになるので、面倒になったこともある。

 それでもやはり茶の間は寒い。気が付くと悪寒の気味があった。どうやら机に向かって屈みがちに読書するので、肩や背中が冷えてきていたようだ。座右にあった小さな毛布をマフラー代わりに首に巻いた。すると、暖かい! 襟巻なんて何十年ぶり。中学か高校以来か。箪笥には古いマフラーが収まったまま団子になってる。久々取り出すか。当時は屋外で、だったが、今後は屋内で! (12/11 12:51)

 

 ← 専門家が「これまで一度も見ることのできなかった唯一のカラヴァッジョ」と評する作品が11月22日、イタリア・ローマの国立古典絵画館(バルベリーニ宮殿)で公開された。    (12/10 22:52)

 森 銑三/柴田 宵曲著『書物』 (岩波文庫 )…ややハードな本が続いてるので、ちょっとくだけた(くだけてるか不明だが)本に手を出した。ホントは仕事の車中の待機中に読むつもりだったが、活字が細かい。車内灯は貧弱。到底読めそうにない。ま、たまには気軽に。それにしても、著者自ら「はしがき」で断ってるが、「書物」なんて題名(テーマ)は、変わってる。きっと著者らも変わってるのだろう。 (出版社から課された題名だった。 12/11 04:31)

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