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2024/11/08

立山初冠雪過去2番の遅さ

 ← 画像は納屋で拵えた薪など。棚一段で1時間分。今朝から寒波襲来。薪ならぬ柴ストーブには、大量の柴が要る。ちゃんとした薪は高くて買えない。我が柴ストーブは、あくまで庭木の枝葉を燃やすための、謂わば屋内用焚き火設備なのだ。 (11/07 21:52)

 晴れの休日。慌ただしく過ぎた。ホームセンターへ資材など買い物。スーパーに寄ってからガソリンスタンドへ。給油し、タイヤの履き替え。車を買って14年。ついにタイヤを交換。冬用。我輩は年中冬用タイヤ。季節ごとの交換はしない。

 交換工事終了まで客室で読書。…40分待った。帰宅して庭仕事。通路や畑で庭木の枝葉落とし。納屋で柴作り。日暮れには汗だくになって活動終了。

 早速柴や古紙、ダンボールなどをストーブで燃やし台所を暖めつつ入浴。上がって食事。珍しくスーパーで寿司を買ってきた。庭仕事の御褒美。一服したら案の定、定番の睡魔が到来。夜の八時半頃寝落ちから目覚めた。漸く本日の読書タイムだ。 (11/07 21:47)

…が、夜半過ぎにも寝落ち。未明には外気温は五℃。立山もようやく冠雪かな:「立山と白山で初冠雪 いずれも過去2番の遅さ - サンスポ」 (11/08 11:44)

 

 ← 「映像の世紀 バタフライエフェクト」が見応えあり。我輩には全く未聞の映像。夜中に偶々観たNHKテレビの番組がこれだった。慌てて録画。バタフライ効果…全く別の意味を想いうかべていた。 (11/08 00:37)

 

 ← ニーナ・クラウス著『音と脳――あなたの身体・思考・感情を動かす聴覚』(伊藤 陽子【訳】/柏野 牧夫【解説】 紀伊國屋書店ウェブストア) 「言葉、音楽、都市の騒音、大自然の静寂、愛する人の声。聴覚は常にオンになっていて、私たちは音から逃げることはできない。人はみな生まれた時から、音と意味を結びつける経験を幾度となく重ね、音と脳の協調関係――独自の《サウンドマインド》――を磨き上げている。」

 ニーナ・クラウス著『音と脳――あなたの身体・思考・感情を動かす聴覚』(伊藤 陽子訳/柏野 牧夫解説 紀伊國屋書店ウェブストア)を6日に読了。

「言語障害、自閉症、難聴、バイリンガル、加齢や脳震盪、音楽療法……聞くことは、感じ、考え、動くことにどう影響するのだろうか? 音の持つ力と可能性を説く、聴覚神経科学のトップサイエンティストの集大成。」という興味深い本。このところ、嗅覚に続き聴覚も鈍りがちな吾輩としては読むしかない。

「言葉、音楽、都市の騒音、大自然の静寂、愛する人の声。聴覚は常にオンになっていて、私たちは音から逃げることはできない。人はみな生まれた時から、音と意味を結びつける経験を幾度となく重ね、音と脳の協調関係――独自の《サウンドマインド》――を磨き上げている。」となれば猶更だろう。読みやすい(し吾輩にも分かりやすい)。

 膨大な原注に索引、さらには簡単な用語一覧も巻末に。 (11/08 11:40)

 

 ← 井上 亮著『比翼の象徴 明仁・美智子伝 上巻 戦争と新生日本』(岩波書店) 「敗戦後の急速な価値観の転換を前に、自らの運命に実存的な煩悶を抱いた明仁皇太子は、いかに自信を回復していったか。」

 井上 亮著『比翼の象徴 明仁・美智子伝 上巻 戦争と新生日本』(岩波書店)を6日読了。車中で読む本ではなかったのだが(ハードカバーで480頁!)、待機中に牛歩で。10日余りを費やしたが、提灯記事に流れることなく皇太子や彼を囲む人々の言動が興味深いものだった。当然ながら皇室に寄り添う記述だが、それでも皇室の責任と息苦しい日々の一端が伺われた。皇太子を育てることの困難さ。何事も前例踏襲の役所…その中の最たるものが宮中だろう。前例に範を求めつつ、前例のない皇室…皇太子像をどう築き上げるのか…至難だったろうことは想像に余りある。

 特に印象的だったのは終戦…敗戦直後の場面。敗戦に伴う混乱。昭和天皇は無条件降伏を決断。一方、一部軍部に皇太子(明仁)を擁して徹底抗戦を策する連中も。場合によっては内乱の可能性も。かなり緊迫していたと、今更ながら驚いた。最後、美智子さんが登場して、いよいよというところで終わった…となると、次巻を読むしかないか。 (11/08 11:26)

 

 ← 昨日の朝、全く稀有な奇妙な夢、薪能のような夢で目覚めたと書いた。その際、能の名が浮かんでこなかった。それは、「善知鳥/烏頭(うとう) 」:

「諸国を巡る僧が、陸奥国(今の青森県)外の浜(そとのはま、外ヶ浜ともいう)へ行く途中、越中国(今の富山県)立山に立ち寄ります。そこに一人の老人が現れ、僧に頼みごとをしました。その老人は実は、昨年亡くなった外ヶ浜の猟師の亡霊でした。頼みごととは、外の浜に着いたら、自分の妻と子の家へ行き、簑笠を手向けて弔って欲しいというものでした。突然の依頼に驚いた僧は、いいかげんなことはできないと返答します。すると老人は、これを証拠にといい、着ていた着物の片袖をほどいて渡し、消えていきました。 」

「 僧は外の浜に着き、猟師の妻子の家を訪ねます。不思議にも、その家にあった猟師の着物には片袖がなく、僧の持参した袖がぴったりと合いました。簑笠を手向け、僧が猟師を弔っていると、猟師の亡霊が現れます。亡霊は生前、善知鳥をはじめ、鳥獣を捕獲し、殺し続けた罪により、苦しんでいることを明らかにします。そして、地獄で化鳥に変じた善知鳥から、責め苦を与えられる様子を見せ、僧に助けてくれと訴えて、消え失せていきました。」

 この物語というより、ある一場面の凄惨な描像。 (11/08 03:09)

 今朝(7日の朝)見た夢は、自分としては前代未聞というか、全く毛色の違う夢だった。何処か薪能というか摩訶不思議な世界で、我輩の貧しい表現力では語れない。 (11/08 00:45)

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