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2024/11/27

元旦以来の地震にビビる

 ← 海(岩瀬浜)越しに立山連峰を眺める…大伴家持もこんな風景を愛でることもあったろうか。

  読書してたら、いきなり緊急速報がスマホに。富山県(石川県、福井県)に強い地震。富山県は震度4だが、能登(輪島)には震度5弱。元旦の地震の恐怖を強く思い出した:「【地震】富山県内で震度4 石川県西方沖を震源とする最大震度5弱の地震が発生」 (11/26 22:52)

 揺れだした際は、元旦の揺れを覚悟。幸い元旦ほどじゃなかったがビビった。食器棚の食器類はつい先日ほぼ全て廃棄したなーなんて頓珍漢な思いを抱きつつ、まだ揺れていたがテレビを見た。輪島が震度5弱、津波の被害の心配はないと。 (11/26 23:16)

(頂いたコメントに)今のところ大過なく、とりあえずほっとしてます。ありがとうございます。 (11/26 23:24)

 ← 家康が築いた淀城。ブラタモリ(「東海道“五十七次”の旅▼第二夜 京都競馬場と石清水八幡宮へ - ブラタモリ - NHK」)で知る。 辺りは嘗ての巨大な小椋池。「豊臣秀吉による伏見城築城期の築堤をはじめとする土木工事などにより時代によって姿を変え、最終的には1933年(昭和8年)から1941年(昭和16年)にかけて行われた干拓事業によって634haの農地に姿を変えた。干拓前の巨椋池は周囲約16キロメートル、水域面積約8平方キロメートルで、当時京都府で最大の面積を持つ淡水湖であった。」 (Wikipediaより。11/26 20:42)

 

 ← 終戦当時、日本をソ連、英国、中国、米国が分割占領。首都東京は、四ヶ国で共同占領する案があった。 実際には、琉球と小笠原諸島はアメリカに、北方領土はソ連に渡された。 (11/26 21:24) 一方、朝鮮は、三十八度線を挟んで、分割。ソ連軍は平壌に、アメリカ軍はソウルに進駐。 (画像共に、斎藤真理子 著『韓国文学の中心にあるもの』(イースト・プレス)より。 11/26 22:54)

 

 ← 斎藤真理子 著『韓国文学の中心にあるもの』(イースト・プレス) 「なぜ、韓国文学はこんなに面白いのか。なぜ『82年生まれ、キム・ジヨン』は、フェミニズムの教科書となったのか。世界の歴史が大きく変わっていく中で、新しい韓国文学がパワフルに描いているものはいったい何なのか。その根底にあるのはまだ終わっていない朝鮮戦争であり、またその戦争と日本は深くつながっている。」

 斎藤真理子 著『韓国文学の中心にあるもの』(イースト・プレス)を27日丑三つ時頃読了した。

「不条理で凶暴で困惑に満ちた世の中を生きていくための具体的な支えとして、大切に読んでくれる人が多いことに気づいた。(中略)韓国で書かれた小説や詩を集中的に読む人々の出現は、ここに、今の日本が求めている何かが塊としてあるようだと思わせた。それが何なのか…(以下略)」

 実に発見の書。日本は、朝鮮特需(つまりは朝鮮の人々の血)で潤い金満国家へひた走り経済大国に。一方朝鮮は南北共に血で血を洗う凄惨な同じ民族同士の闘いの歴史を綴った。文学も大方の日本人には想像も付かない重く苦しい歩みに。その成果の一つが今年度の韓国作家ハン・ガンのノーベル文学賞受賞か。その受賞理由は、「ノーベル賞選考委員会はハンさんを、「音楽と芸術に打ち込んできた」と紹介。その作品は、暴力、悲しみ、家父長制など幅広いジャンルを探求し、境界を越えるものだ」という。我輩にとっては、本書は画期の書になりそうだ。数多くの素晴らしい韓国人(朝鮮人)作家を教えてもらった。お勧め。  (2024/11/27)

 

 昨夜半、中西進監修「歌人大伴家持: 現代と響き合う詩心」(高志の国文学館)を読み始めた。富山県高岡市は、大伴家持のゆかりの地であり、富山市在の吾輩も、富山関連の古代の歌人ということで、「万葉集」も含め関心を持ってきた。「高岡市万葉歴史館|大伴家持が来た越の国[富山県高岡市] (11/27 02:20) 拙稿「立山に 降りおける雪を とこなつに…

 

  昼行燈125「夢の中で小旅行」 11/24 15:06原文メモ書き 11/26 18:31手直し)

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