円安株高が加速
NHK ラジオ深夜便…二木てるみの話しの中で久々左卜伝の話題が。稀有な個性派俳優だった。「七人の侍」にも出てた。 (11/05 23:46)
深緑 野分著『ベルリンは晴れているか』 (ちくま文庫)を読み出した。
ある本の推薦者にて深緑野分なる名に遭遇。世間知らずの我輩は、名前だとすら分からず、分かってからも読めず……でも著名な作家らしいと(なんたって登録数がずば抜けてる)何かしら読もうとした……が、あまりに著書が多く何を読めばいいか迷う。何処か「パリの灯は燃えているか」に近いなーというそれだけで本書を読みたい本登録。早速入手。本書を手にしてただならぬ内容と知ったが、読み出した以上は最後まで。 (11/06 15:28)
アメリカは次の四年間を共和党のTさんに政権の運営を委ねることが決まったようだ。同氏の成功体験はミニT氏として真似られていくのかな。フェイクもウソも平気。敵味方の峻別。環境破壊などなんのその。内部告発は許さない。日本でもその兆候は既に現れている。ネットなどを駆使したイメージ戦略の巧者が勝つ。旧態依然で軟弱化したマスコミは、ただその波に乗っかるしか能がない。テレビは今以上にバラエティー化するんだろうな。一見すると浮かれてバラ色の日々。 (11/06 20:42)
井上 亮著『比翼の象徴 明仁・美智子伝 上巻 戦争と新生日本』(岩波書店)にて、初めてダイモンとピュティアスの話を知った:
「ダモンとピュティアスは、古代ギリシャの伝説、および、その伝説内の登場人物。話の大筋は、僭主ディオニュシオスから死刑を宣告されたピュティアスが友人ダモンを人質として置いていくことで一時的に釈放を許され、身辺整理をしに出ていった後、約束を守って戻り、そのことに僭主ディオニュシオスが感動する。 ダモンとピュティアスの伝説は、ピサゴラスの学徒の団結を通じ、友情を信じて疑わず約束を実行する真の知己はどんな宝よりも貴いことを教える話として、後世の西洋に語り継がれた。日本でも太宰治『走れメロス』などに影響を与えた。」 (11/04 21:19)
「楳図かずおさん死去」の一報に伴い読書メーターでも関連の話題しばし:
漫画もだが、我輩は映画を観た。それもオールナイトで繰り返し。というのもロードレース狂いだった昔、夏の8耐を観戦しに東京から鈴鹿へオートバイで。宿泊先も予約できないまま。鈴鹿では、泊まる宛がなく、映画館へ。それが大林監督の「漂流教室」だった。眠るつもりが映画を繰り返し観てしまった。お陰で今井美樹さんの「野性の風」も繰り返し。耳にタコ。今井美樹さんのファンになった。この曲「野性の風」も大好きに! (11/06 21:04)
(頂いたコメントに)悲しいかな、宿泊のためだったので、肝心の映画の印象が薄い。今井美樹さんの繰り返し聞いた「野性の風」ばかりが耳に残ってます。 (11/07 00:30)
柳 宗悦著『民藝四十年』 (岩波文庫)にて久々「ゲテモノ」なる言葉に遭遇。「下手物」と表記する? 「ゲテモノ(下手物・ゲテ物)とは、だいたい以下の意味を持つ。…… 精巧な物品(高級品)に対しての、粗雑な作りの素朴で大衆的な器物。これの対義語には上手物(じょうてもの)があり、こちらは高級な作りで鑑賞にたえる器物であるなどの意味を含む。」 (11/06 22:49)
柳 宗悦著『民藝四十年』 (岩波文庫)を読み出した……が。なんだか読むのが苦痛。純粋な方なんだろうな。その純粋さがウザく感じてしまう。我輩がひねくれてるから? (11/06 20:46)
(頂いたコメントに)まさに子供のような人。そんな方に鑑識眼が具わるのか疑問です。好悪の率直さは有り得るでしょうが。 (11/06 23:02)
(頂いたコメントに)「付いていけなくて、別のグループを作った人なんかもいたみたいですし、奥さんも大変だったみたい」…分かるような。当人には自覚がないかな。悪気がないぶん回りが大変だったのでしょうね。 (11/07 00:26)
(頂いたコメントに)どちらも素晴らしいです。圧巻。確かに本書は敢えて読むには疑問符。紹介されてる本のほうが断然得るものがある。ただ我輩はケチな性分なので(車中での待機中だし)、意地でも最後まで。木食上人の失われつつあった活動の痕跡を求めて文字通り全国津々浦々を巡る辺りは、惚れたとなったらとことんという宗悦の、功罪の功の部分がいかんなく発揮されてて、圧巻。一方、(経済的に)支える奥さんの苦労は如何ばかりだったろうと察するに余りあるのですが。 (11/07 08:23)
← 久々木食上人の話題に本書:柳 宗悦著『民藝四十年』 (岩波文庫)で遭遇:
「木喰の作風は伝統的な仏像彫刻とは全く異なった様式を示し、ノミの跡も生々しい型破りなものであるが、無駄を省いた簡潔な造形の中に深い宗教的感情が表現されており、大胆なデフォルメには現代彫刻を思わせる斬新さがある。日本各地に仏像を残した遊行僧としては、木喰より1世紀ほど前の時代に活動した円空がよく知られるが、円空の荒削りで野性的な作風に比べると、木喰の仏像は微笑を浮かべた温和なものが多いのも特色である。」 (以上、Wikipediaより。 11/06 22:55)
円空と木食との比較。いい話題になりそう?
「木喰の存在は、没後1世紀以上の間、大正期に入るまで完全に忘れ去られていた。木喰を再発見したのは、美術史家で民藝運動の推進者であった柳宗悦であった。柳宗悦は白樺派の文学者で民芸運動を開始し、(中略)柳は1924年1月に山梨県中巨摩郡池田村長松寺の小宮山清三宅を訪れる。小宮山清三は池田村村長(中略)朝鮮民芸を研究していた浅川伯教・巧兄弟とも交流があった。柳は李朝陶磁器調査のため小宮山家を訪れ、偶然に同家所蔵の地蔵菩薩像、無量寿菩薩像、弘法大師像の3体の木喰仏を見出し、木喰仏の芸術性の高さに打たれたという。」 (11/06 23:15)
(頂いたコメントに)教えられること多々です。恥ずかしながら、乙川優三郎の『脊梁山脈』は視野にありつつも未読。関心が高まり読みたい本登録しました。木地師、修験者、マタギ、鉱山師、樵、炭焼き、山窩、ノマド…。三角 寛の『山窩奇談』も未読。今回調べて初めて知ったのですが、岡本綺堂に小説ですが、『サンカの民を追って』があるとか。てなもんや…大阪弁で「~というようなものだ」とか、諸説あるようですね。好きでリアルタイムで観てました。いずれにしても、歴史の網に掛からない、あるいは食み出すものは少なからずあるのでしょうね。
民芸…手芸…思うに古来地方や山のほうに行けば、人里から離れて暮らす以上は、なんでも手作りだし、自分たちで生きるすべを探し出すしかなかった。イサベラ・バードの名著『日本奥地紀行』などを読んで最貧の生活ぶりに、日本の民衆の大半は嘗てはこうだったんだろうかと感懐の念を深めました。逆に人の目に触れない地には、戦いに敗れた落ち武者や喧騒を避けた人たちがひっそりと隠れ住んでいたのかな…と。天狗にしたって、中東から来た(日に焼けて)顔が真っ赤で鼻がやたらと高い人が山奥で跳梁跋扈するしかなかった…ロマンチック過ぎる? (11/07 12:20)
「大日本地名辞書は、史学、地理学、文化史を学ぶ者の一時も忘れ難い存在であったが、明治40年、数度の増版にもかかわらず、各界の需要を満たし得なかったので、版を改め広く世におくるべく、吉田先生の遺稿8300余枚の翻刻の許容を得たのを機会に、昭和44年に新版「増補大日本地名辞書」全8巻を刊行するに至ったものである。」
こういう辞書を大人買いして座右にし、折に触れ繙いていく……贅沢の極みだね。吉田東伍はすごい人。伊能忠敬とかよりえらいかも。
江戸時代の国学者で、『群書類従』『続群書類従』の編纂者である塙保己一とか。
見栄と云われてもいいから、「大日本地名辞書」とか『群書類従』なんかを棚に飾りたい。 (11/07 01:22)
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