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2024/11/17

玄関の戸(鍵)を交換

 ← マイケル・ポーラン著の『意識をゆさぶる植物──アヘン・カフェイン・メスカリンの可能性』 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅣ)を読み始めた。第一章は、「ケシ」。ケシの花の画像はすぐ見つかるが、ここは「ヒナゲシ」(虞美人草)でお茶を濁しとく。……おっかの上ヒナゲシのはなが~~♪♪ ヒナゲシの花を初めて見た気がする。虞美人草なら漱石を連想するが…… ケシというと、「オズの魔法使い」かド・クインシーの「阿片常習者の告白」かな。アヘン戦争は逸するわけにいかない。 (11/13 14:29)

 昨日土曜日、30日に一度の内科医院通院。何故30日かというと、30日分の薬を処方されるから。今回は数回呑み忘れがあり、34日ぶりの通院となった。土曜日はすいてるかと思ったが、待合室は満席。どうやらワクチンの注射の方が多くて思ったよりは早めに診察。待たされることも考え本を持参しようかと思ったが、慌てて家を出たもので(家で玄関のスライドドアの交換工事が朝方から)、待合室でさて週刊誌を読もうとして、老眼鏡を持参していないことに気付き愕然。スマホ画面も、拡大して少々眺めるだけ。週刊誌もグラビアをチラ見。血液検査は相変わらず。血圧はまあまあ。今回足にむくみがあると数年ぶりに云われた。ショック。 (11/17 13:38)

パスカル 小品と手紙』 (塩川徹也 /望月ゆか 訳岩波文庫 青614-5)…こんな本が昨年に出てたなんて! 書店で発見し即入手した。「パンセ」と同格とされるほどの書。高校時代から「パンセ」にどれほど息の詰まる思いをさせられて来たことか。宗教的信心…深甚なる祈りとはかくも厳しいものかと痛棒を喰らってきた。気になる「小品と手紙」は全く手付かずできた。さて、如何? (11/13 14:53)

 

 板垣雄三,金城美幸,早尾貴紀,林裕哲,イラン・パペ,サラ・ロイ『現代思想2024年2月号 特集=パレスチナから問う ―100年の暴力を考える―』(青土社)…「ハマスへの「報復」として、パレスチナの地ではイスラエルによる爆撃と封鎖が続いている。目まぐるしく塗り替えられていく情況からは、しかし決していま始まったわけではないパレスチナ/イスラエル問題にねざす差別・植民・占領の歴史が浮かび上がってくる。この地で何が起きているのか――その背景となる構造的暴力に目を凝らす。」

 同時に、日本が嘗て台湾や朝鮮(人)、中国(人)などに対して為した蛮行、アメリカ軍が日本本土へ為した空襲という蛮行をも問い質していかないと片手落ちになる。 (11/13 23:32)

ポンペイの犠牲者のDNA分析で従来説を覆す新たな発見。「現代人の思い込みは間違っていた」」 (11/13 23:34)

 

 ← ヤポンノキ:「日本のクロガネモチ 、ソヨゴ 、モチノキ の仲間で、 アメリカの東南部に分布。葉にはカフェインが含まれ、アメリカ先住民はお茶として利用していた」…名前が気になる。  (11/14 16:14)

 アダム・トゥーズ著『ナチス 破壊の経済 上』(山形浩生/森本正史訳 みすず書房)…いま読んでる岡真理/小山哲/ 藤原辰史著「中学生から知りたいパレスチナのこと」(ミシマ社)にて知った。 (11/14 19:40)

 

 鶴見 太郎著『イスラエルの起源 ロシア・ユダヤ人が作った国』 (講談社選書メチエ 738)…いま読んでる岡真理/小山哲/ 藤原辰史著「中学生から知りたいパレスチナのこと」(ミシマ社)にて言及、推奨されてる。埴谷雄高の政治論も。我輩は高校生以来の埴谷ファンだが、彼の政治論だけは退屈だった。埴谷も読み直しが必要かな。 (11/15 01:46)

 

 ← 晩秋の実り…ミカンもやや色付いてきた。 (11/15 14:34)

 マイケル・ポーラン著の『意識をゆさぶる植物──アヘン・カフェイン・メスカリンの可能性』 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅣ)…本書が扱う薬物は、アヘン・カフェイン・メスカリン。この中で我輩が意図的に摂取したのは、カフェイン…つまりはコーヒーだ。カフェインとコーヒーをイコールして構わないかはこの際度外視する。

 我輩がコーヒーを嗜み始めたのはいつからかは判然としない。高校時代からか。高卒後からは常習。喫茶店での友人らとの煙草を燻らせつつの長談義が楽しかったっけ。 (11/14 15:32)

 そもそも高校時代は学校で喫茶店の利用は禁止されてたから、解放感を満喫してた。学生になってからは、喫茶店は勿論、学食や図書館でもコーヒー。自宅でもインスタントのコーヒー。流石に豆なんかを挽いてってのは、社会人になってからの一時期のみ。不精な我輩には、そんな優雅な流儀は似合わない。(いま思い出したが、UCCの缶コーヒーは中学時代には贅沢ながらも愛飲)

 さてコーヒー常習者だった我輩、ある日衝撃の事実というか現実に気付いた。

 それは、富山に帰省したある日、父母と茶の間で一服しようとしたら、出されたのはインスタントながらもコーヒーだったのだ。いつもならお袋がお茶をだしてくれるのに。一体いつから父母はコーヒーを飲むようになった? いつからインスタント(ゴールドブレンド)を常備するようになった?

 さて、我輩の言う(軽い)衝撃の事実とは何か。父母がコーヒーを愛飲するようになっていた嗜好の変化…ではなく(それもちょっとびっくりだったが)、我輩が既に全くコーヒーを飲まなくなっていた、しかも飲まなくなっていることを郷里の茶の間で知らされたことだ。我輩はその瞬間まで、自分がコーヒーを求めなくなっていたことには全く無自覚だった。まして、コーヒー断ちをしようなんて考えたこともない。が、いつしか何故か常備していたインスタント(ゴールドブレンド)の瓶は消えていた。消えていることすら気付いていなかった。体質の変化。 真相は分からないままだ。 (11/14 15:57)

 当時の日記を覗けば分かるかもしれない、が、何十冊もの日記を手当たり次第に捲るのは大変。 (11/14 16:17)

 

 ← 裏庭の石蕗も次々と開花し始めた。 (11/15 14:35)

 スコット・レイノルズ・ネルソン著『穀物の世界史 小麦をめぐる大国の興亡』(山岡 由美 訳 日本経済新聞出版) …いま読んでる岡真理/小山哲/ 藤原辰史著「中学生から知りたいパレスチナのこと」(ミシマ社)にて参照。戦略物質としての食糧。日本の危機感のなさ。金融商品としての穀物。穀物の相場は投機筋の対象になって翻弄されている。自給率の向上は喫緊の課題。 (11/15 21:34)

 平賀 緑著『食べものから学ぶ現代社会──私たちを動かす資本主義のカラクリ』 (岩波ジュニア新書 980)…いま読んでる岡真理/小山哲/ 藤原辰史著「中学生から知りたいパレスチナのこと」(ミシマ社)にて参照。戦略物質としての食糧。日本の危機感のなさ。 (11/15 21:38)

Xから相次ぎ撤退、LGBTQ団体も 「安全な空間ではなくなった」:朝日新聞デジタル」 トランプやマスクは危なすぎる。 (11/15 21:42)

 

 マーク・マゾワー著『暗黒の大陸:ヨーロッパの20世紀』(中田瑞穂 網谷龍介 訳 未来社)…いま読んでる岡真理/小山哲/ 藤原辰史著「中学生から知りたいパレスチナのこと」(ミシマ社)にて参照されてる。「中学生から知りたいパレスチナのこと」で、これまでの常識的な(欧米に偏った)世界史が覆される連続。 (11/16 01:10)

 川北 稔著『砂糖の世界史』 (岩波ジュニア新書 276)…いま読んでる岡真理/小山哲/ 藤原辰史著「中学生から知りたいパレスチナのこと」(ミシマ社)にても参照されてる。いまだに入手できてない。砂糖の世界史は、奴隷制と切り離せない!  (11/16 01:18)

 

 ← 玄関の戸、鍵が過日(数か月前)より不具合。なかなか締まらないし、掛かったら今度は開かなくなる。戸には、曇りガラス。そのガラスにも隙間二ヶ所。よって本日ようやく戸の交換。やっと安心して戸締まりできる。交換を依頼して4週間め。できればスマートキータイプにしたかったのだか。 (11/16 18:51) それにしてもドアが高い! 工事費も含め見込んでいた額の倍以上。過日、Yシャツをクリーニング(半袖)に出したんだが、倍近い料金。 (11/16 19:50)

 森永 卓郎著『書いてはいけない――日本経済墜落の真相』(【発行】三五館シンンャ/【発売】フォレスト出版) …同氏の本こそ読むべき本。命懸け:

「『ザイム真理教』を上回る衝撃作! ~日本経済墜落の真相~ ‥2023年12月、私はすい臓がんステージ4の告知を受けた。告知の瞬間、私は、(中略) なんとか自分の命のあるうちにこの本を完成させて世に問いたい。 そのことだけを考えた。 その意味で本書は、私の40年にわたる研究者人生の集大成であると同時に、私の遺書でもあるのだ。【目次】 第1章 ジャニーズ事務所 第2章 ザイム真理教 第3章 日航123便はなぜ墜落したのか 第4章 日本経済墜落の真相」 (11/16 21:56)

 

 多田 富雄著『寡黙なる巨人』 (集英社文庫)…朝日新聞にて久々多田富雄の名を目にした。それは、本書からの転記文だった。「私が一歩を踏み出すとしたら、それは失われた私の足を借りて、何者かが歩き始めるのだ。」 (11/17 05:00)

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