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2024/11/18

いよいよ晩秋…そして初冬

 ← 新品のハンディチェーンソー。使用初日に早速刃(チェーン)が外れた。何とか刃(チェーン)を填めたが、次の作業時に使えるかな。明日は強い寒気が襲来するとか。薪ならぬ柴は大量に必要になる。暑い季節は過ぎ去り、枝葉の繁る勢いは衰えたし、これからは納屋など屋内で家仕事する機会が増えそう。 (11/17 20:12)

 今日からパソコンを茶の間に戻す。暖房する部屋を一ヶ所だけにするため。寝室(書斎)は、就寝タイムだけ暖房する。 (11/17 23:51)

 寒い! 今日から晩秋らしい寒さ。家の中は茶の間以外は、吐く息が白くなる。特に入浴タイムが恐怖。脱衣場も電気ストーブは設置しているが、寒い。これから恐怖の季節が始める。 (11/18 12:04)

 ← 岡真理/小山哲/ 藤原辰史著「中学生から知りたいパレスチナのこと」(ミシマ社)  「あらゆる人が戦争と自分を結びつけ、歴史に出会い直すために。 アラブ、ポーランド、ドイツを専門とする三人の対話からはじめて浮かび上がる「パレスチナ問題」。 世界史は書き直されなければならない。」 

 岡真理/小山哲/ 藤原辰史著「中学生から知りたいパレスチナのこと」(ミシマ社)を16日(土)読了。楽しみで読む本もあれば、世界の実状を知るため読むべき本もある。本書は明らかに後者。入門編かな。でも、無知な我輩にはカルチャーショックだった。感想は(書けたら)後日。 (2024/11/16)

 

 パレスチナ問題には、世界の――とりわけ近代ヨーロッパの500年の歴史の――諸矛盾が凝縮されています。
 第二次世界大戦後のヨーロッパでは、ナチス・ドイツによるジェノサイドを生き延びたユダヤ人25万人が、行く当てなく難民となっていました。このユダヤ人難民問題解決のため、国連総会は1947年11月、パレスチナを分割し、そこに「ユダヤ国家」をつくることを決議します。総会に先立ってこの分割案を検討したアドホック委員会が、パレスチナ人住民の大多数の意思を無視した、違法で、政治的に不正な、実現不可能な案だと断じたその案が、総会にかけられ、賛成多数で可決されてしまったのです。 (「『中学生から知りたいパレスチナのこと』 はじめに」より。冒頭部分だけ。リンク先で「はじめに」全文が読めます。せめてここだけでも読んでほしい。)

 

 ← 画像は、新装なった玄関戸。表札の貼り場所がなくなった。 画像をマジマジ見て、我輩の姿が(半分だけど)映っていることに気付いた。遅かりし。ま、いっか。 (11/17 15:23)

 早くも11月半ば過ぎ。あと2ヶ月で来年。何やってたんだ? 昼行燈シリーズも途絶えがち。まずい。読書だけはボチボチ楽しんでるけど。庭仕事も頑張ってる。週に二回は負担が大きいので、週に一回に留める。16日になって懸案だった玄関の戸を交換した…けど、料金が目論見の二倍以上…三倍ほどだった。当分、今以上に生活を切り詰めていかないと。…余談だが、スーパーを別店舗に切り替えつつある。品揃えもだが、商品自体が違っているように感じる。店舗が大きいから?

 あと、店内のBGMもセンスの違いを感じる。片や、若者向きのアップテンポで煩い曲。片や大人向き。客層が中高年だということを考えれば後者だろう。前者は、店員が若手が多いから選曲も若者向けになってるのだろう。高齢者にはうるさい! (11/17 15:17)

 

 ← 深緑野分著『ベルリンは晴れているか』(ちくま文庫) 「終戦直後のベルリンで恩人の不審死を知ったアウグステは彼の甥に訃報を届けに陽気な泥棒と旅立つ。歴史ミステリの傑作が遂に文庫化! 解説 酒寄進一」

 深緑野分著『ベルリンは晴れているか』(ちくま文庫)を13日読了。

「1945年7月、ナチス・ドイツの敗戦で米ソ英仏の4カ国統治下におかれたベルリン。ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が米国製の歯磨き粉に含まれた毒による不審死を遂げる。米国の兵員食堂で働くアウグステは疑いの目を向けられつつ、なぜか陽気な泥棒を道連れに彼の甥に訃報を伝えに旅出つ――。」ストーリーも分からず、物語はどう展開するのか、いぶかしみつつついていったが……ロードムービー風なミステリー? 最初にこれを読んどきゃよかったな。ユダヤ人らの受難に絡む話。だけど、現状のイスラエルのガザなどへのジェノサイドを鑑みると、必ずしも高くは評価できないな。受難を被ったのはユダヤ人だけじゃなかった。彼らだけを特別視するのは、欧米と一部のユダヤ人の企みだったんだ!

 たまたま受難のユダヤ人に関連する本をほぼ同時並行して読んでいた。上記する岡真理/小山哲/ 藤原辰史著「中学生から知りたいパレスチナのこと」(ミシマ社)である。著者は、この本を読んだら、次はどんな物語を綴るだろうか。 (11/18 11:52)

 

 ← 画像は、納屋の中の様子。伐採した枝葉や廃材で満杯。まだまだ納屋に入りきらない枝葉が庭や畑に山のように溜まってる。 (11/17 20:04)

 今日は雨の休日。庭仕事をサボりたいが、納屋で作業する、ということで作業着を纏っていざ納屋へ。過日買ったばかりのハンディチェーンソーが快調に作動してたが、あっさり刃(チェーン)が外れた。何とか刃を嵌め込んで、今日トライ…。が、数秒もたずにまた刃が外れた。さて、どうする? 

 仕方なく、鉈(斧)で廃水(角材)を叩き割ろうとしたが、なかなか大変。いかに樵の技術が卓越してるかを思い知った。仕方なく、別の細めの廃材を解体。後日、チェーンソーが作動するようになったら、柴ストーブに入る大きさに分割する。 (11/17 20:02)

 

 ← マイケル・ポーラン著『意識をゆさぶる植物──アヘン・カフェイン・メスカリンの可能性』 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅣ) 「精神活性物質を含む植物「ケシ」「コーヒーノキ」「ペヨーテ」が私たちの意識にもたらす“変容”をみずから体験し、その効果と意義をスリリングに解き明かした第一級のノンフィクション!」

「精神活性物質を含む植物「ケシ」「コーヒーノキ」「ペヨーテ」が私たちの意識にもたらす“変容”をみずから体験し、その効果と意義をスリリングに解き明かした第一級のノンフィクション!」というもの。

 体当たりのドキュメント風ノンフィクションではあるのだろう。

 ケシはともかく、コーヒーの中毒性は想像以上で意外だった。さらに最後のメスカリンは、あめりか先住民の数千年昔からの彼らの貴重なもの。それを白人はその効果も含め白日の下に晒すことの悪弊を感じた。白人には好奇の対象であり、新たなドラッグ体験なのだろうが、宗教性は剥奪されてしまうだろうし、成分を抽出できる植物を乱獲などで絶滅の危機に追いやる可能性も大きい。著者だって自覚しているのに! (11/18 12:00)

 

 ← 裏庭のムラサキシキブも庭仕事する吾輩を歓迎してる? (11/17 23:52)

パスカル 小品と手紙』 (塩川徹也 /望月ゆか 訳岩波文庫 青614-5)を相変わらず。

 パスカルほどに苛烈なほどの敬虔なるキリスト教信者は居るのだろうか、アウグスティヌスに比するほどの……パンセ……嘗てはひたすらその信心と自らに課す業の厳しさに圧倒されるだけだった。が、信心深いキリスト教信者たちが南北アメリカで中国でアフリカでどれほどの先住民らを虐殺し(何千万人)更地にしてきたことか。信仰の名目で邪教徒は生きるに値しないとばかりに殲滅したり奴隷にしたりしてきたか。別にパスカルが加担したわけじゃないけど、純粋無雑な信仰心の裏側が透けて見えてしまって、若い頃のようには素直には読めない自分がいる。

 西欧諸国は現代も変わらず世界の多くの人々を過酷な状況に追いやって恥じないでいる(日本も加担してる)。食糧でエネルギーで狂気の行進は続く。欧米(に限らないが)の都会やきらびやかさ山村の長閑な美しさ…が、一体世界のどれほどの犠牲の上に成り立っているのか、それは我輩のちっぽけな想像力では捉えきれない。信仰心の純粋さは(野蛮人と見なす)人々の虐殺とは矛盾しない現実が在るし、在り続ける。 (11/18 09:04)

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