庭仕事にあくせくの日々
ようやく食事を済ませたが、寝落ちの連続。その合間にブルトンの本を読み終え、ルドンの本を少々繙き、でも、下記する「昼行燈」シリーズをアップさせたところでリクライニングに体が沈んでしまったよ。 (08/07 11:42)
← アンドレ・ブルトン 著『魔術的芸術 普及版』(巖谷 國士 監修 谷川 渥 訳 河出書房新社) 「シュルレアリスムを創始したアンドレ・ブルトンによる野心的な「もうひとつの美術史」。人類の美術史全体を書き換え、再構築した壮大な試み。愛蔵・新装版。」
アンドレ・ブルトン 著『魔術的芸術 普及版』(巖谷 國士 監修 谷川 渥 訳 河出書房新社)を昨夜未明に読了。数年ぶりの再読。
アンドレ・ブルトンはまだ知らず、ジークムント・フロイトに凝り出し、ジョルジョ・デ・キリコ、マックス・エルンスト、サルバドール・ダリ、ルネ・マグリットに魅入られ始めていた高校から大学生の頃に本書に出会っていたなら、さぞかし感激したかも。このころは、ピカソ、ブラック、ピカビア、デュシャンなどにはあまり関心が持てなかった時期でもある。パウル・クレーにゾッコンだったのは学生時代か。
学生の頃はご他聞に漏れず澁澤龍彦の幻想本やら栗田勇、高階秀爾らの本など読んでたっけ。郷里の先輩である瀧口修造には学生時代未だ気が付いていなかったのが情けない。…もっと情けないのは、若い頃、その方の著書は大概読ませてもらっていた美術評論家の名前を失念したこと。度忘れか。
いずれにしろ、1980年代後半、抽象表現主義に惹かれ、その後さらに、ジャン・デュビュッフェらの「アール・ブリュット(art brut)」あるいはアウトサイダー・アートの世界を知って、シュルレアリスムは遠い過去のエピソードに成り果ててしまった。それどころか、1992年よりアメリカ、日本など4か国を巡回した「パラレル・ヴィジョン」展は自分には衝撃的だった。
美術の世界は底抜けに広く深い。
東京在住時90年代だったか、居住していた町の工事現場を通勤途上通りかかった。そこには鉄板か何かのフェンスが巡らしてあり、そこに小学生の絵画作品が多数、展示してあった。その何れもがシュールで天才を感じさせる感性が漲っていた。今でも悔いているのは、その作品の数々を持参していたデジカメで撮影しなかったこと。
その後、小学生それも低学年あるいは保育園児の作品展には留意してきたが、あれほど突出した作品群には出会えていない。
というわけで、『魔術的芸術 普及版』の世界はただただ懐かしいと思うばかりなのである。 (08/07 11:37)
昼行燈110「長崎の黒い雨」 9日にアップしたいけど、仕事で手が空かないので今日アップ。 こちらでも: (08/07 03:44)
昼行燈27「黒い雨の降る夜」 旧稿だけど、原爆投下にちなんで脚光を浴びさせたい。 (08/07 02:52)
← オディロン・ルドン著『ルドン 私自身に』(みすず書房)…今日から。ずっと昔、旧版で読んだような。新装版が出たからね。…序章を読み出したけど、文章がいいね。 (08/07 01:42)
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