日銀利上げ…不況は一層深刻に
← シェイクスピア 著『シェイクスピア全集18 冬物語』(松岡 和子 訳 ちくま文庫) 「人間の再生と和解をテーマにしたシェイクスピア晩年の代表的ロマンス劇。」
タクシードライバー…夜の勤務。夕方から丑三つ時。帰宅するのは夜中の三時過ぎ。仕事はそこそこあるが、それはタクシーの台数が不足していて、必然的に一人当たりの割り当てが増えてしまうから。富山の夜は(昼間は勤務していないので分からない。立山観光とかあるらしい)閑散。十時過ぎると人の出が減り、夜半には閑古鳥。不況は一層深刻だ。
日銀が僅かに利上げを実施した。アベノミクスの大失敗を少しは反省し軌道修正し始めたのか。傷口はあまりに深く前途遼遠だろうな。 (08/01 13:48)
『シェイクスピア全集18 冬物語』(松岡 和子 訳 ちくま文庫)を30日に読了。この前日に読み出したので、実質一日で読み終えたことになる。老眼だし、一気読みなど無理な話で、休み休み…でもほかの本を間に挟むことなく読んでいた。
ストーリー的には、ご都合主義もいいところだし、かなり無理やりの展開なのだが、個々の語りなどはシェイクスピア節炸裂で、訳もいいが原文で楽しんだらさぞかし、と思わせた。 (08/01 13:25)
司馬 遷著の『史記 (1) 』(ちくま学芸文庫)を読み出した。
学生時代、「世界の名著」(中央公論社)を順に読んでいたのに、「世界の名著 史記」の巻を何故パスしたんだろう、という悔い。若い頃にチャレンジすべきだった。今日から気長に気長に読んでいく。 (07/31 11:51)
「『史記』(しき)は、中国前漢の武帝の時代に司馬遷によって編纂された歴史書である。二十四史の一つで、正史の第一に数えられる。計52万6千5百字。 (中略) 二十四史の中でも『漢書』と並んで最高の評価(史漢)を得ており、単に歴史的価値だけではなく文学的価値も高く評価されている。」
「太初元年(紀元前108年)には、太初暦の改定作業に携わり、この頃に『史記』の執筆を開始した。のち、天漢3年(紀元前98年)、司馬遷は匈奴に投降した友人の李陵を弁護したため武帝に激怒され、宮刑に処される。こうした屈辱を味わいながらも司馬遷は執筆を続け、征和年間(紀元前92~89年)に至って完成した。」……(司馬遷と)李陵の話は中島敦によって吾輩も知っている。日本は、弥生時代のど真ん中。) (07/31 12:28)
← イサク・ディネセン 著『ピサへの道 七つのゴシック物語1』(横山貞子 訳 白水Uブックス) 「愛の奇蹟と運命の不思議に満ちた4篇を収録。典雅な文体で綴られた珠玉の物語集」
イサク・ディネセン 著『ピサへの道 七つのゴシック物語1』(横山貞子 訳 白水Uブックス)を7月31日に読了。仕事の車中の待機中の愉しみにと読んできた…のだが、正直、読むのが辛かった。物語に入れず仕舞いに終わったのだ。
読み始めの頃、「一昨日から読み始めてる…のだが、今一つ乗れない。『アフリカの日々』が傑作で再読三読するほどだっただけに、さて、この先どうなることやら」と書いていたのだが、残念ながら最後まで波に乗れず。残念。相性の問題? (08/01 13:35) 余談だが、表紙の絵は大好き。フリードリヒだよね。
岡 潔著『一葉舟』 (角川ソフィア文庫)を8年ぶりに読む。岡潔の本…文章は、何冊読んでも、再読しても理解できた試しがない。難解な数学理論より歯が立たない。禅問答…コンニャク講釈。なのに、高校生の頃から書棚の本に手が出てしまう。 (07/31 18:55)
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