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2024/08/30

魔法は杓子定規に働く

  ←「ユリイカ 2024年8月号 特集=ポール・オースター 1947-2024」(青土社) 「(オースターを巡る)証言は交錯し、作品は残される。知られざる作品をいまふたたび馴染みの風景とするために。追悼とはそれを取り戻すための哀惜と反抗である。」

 「ユリイカ 2024年8月号 特集=ポール・オースター 1947-2024」(青土社)を27日(火)に読了。全巻を通読。タダジュンの文章は印象的。他にも参考になる文が幾つか。詩人であるオースターらしく、詩人の文章もあって、普段詩には触れない吾輩には貴重な機会となった。これからもオースターは読んでいくだろう。 (08/30 12:40)

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2024/08/29

気付いた時は遅かりし

 ← 「富山県内最大級のお祭り 躍動感いっぱいの踊りを披露する「富山のよさこい祭り」をはじめ、「越中おわら節全国大会」や「城址アスレチックパーク」、「おまわりさんの演奏とドリルの祭典」、飲食ブース「星空バザール」など楽しいイベントが盛りだくさんです。」……というか、「とやま」なる仮名を組み合わせた「祭」のデザインが面白い! 昨夜、富山駅構内にてようやく撮影。前々から気になっていた。 (08/29 01:23)

 今日、突如、来客。営業の方が。慌てて玄関や廊下を通っての茶の間をモップで掃除。今月初めて。そうでもないと掃除しない。お陰で少し綺麗になった……かな。 (08/28 17:54)

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2024/08/27

休日なのに本が遠い

 ← 夕景に気付いた時は既に遅し。茶の間の窓を開ける気がしなくて、窓越しに夕景を。窓が汚くて景色が薄汚れてる。(08/26 22:48)

 今日月曜日は休み。例によって夕方6時前から外仕事。生け垣の柵を金網に替える作業の積もりでいた。が、通り掛かった畑の惨状が目に入った。つい二週間前に数日を費やして果樹の剪定や雑草むしりをやり尽くしたのに、また雑草が生い茂ってる。……目にした以上はやるっきゃない。予定外の畑仕事に1時間余り。既に闇に世界は沈んでる。少々庭木の枝葉落としをやって作業終了。…今回は脚立から落ちることはなかった。やれやれ。

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2024/08/26

菌類が世界を救う ?!

 ← ヨセフ・アガシ著『父が子に語る科学の話 親子の対話から生まれた感動の科学入門』(立花希一訳 ブルーバックス) 「「この世界をよく理解するって、どういうことだろう?」ある日、科学史家は8歳になる息子アーロンに問いかけた。ふたりの対話はやがて、科学の歴史を縦横無尽に駆けめぐる、壮大な知的冒険の旅へとつながっていく――」

 ヨセフ・アガシ著『父が子に語る科学の話 親子の対話から生まれた感動の科学入門』(立花希一訳 ブルーバックス)を22日に読了。「「この世界をよく理解するって、どういうことだろう?」ある日、科学史家は8歳になる息子アーロンに問いかけた。ふたりの対話はやがて、科学の歴史を縦横無尽に駆けめぐる、壮大な知的冒険の旅へとつながっていく――」というもの。

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2024/08/25

“ずぶ濡れ”の美人レポーター

 ← 中島 敦著『ちくま日本文学012 中島敦』 (ちくま文庫) 「名人伝 山月記 弟子 李陵 狐憑 木乃伊 文字禍 幸福 夫婦 鶏 マリヤン 盈虚 牛人 巡査の居る風景 かめれおん日記 悟浄出世 悟浄歎異 和歌でない歌 河馬」

 中島 敦著『ちくま日本文学012 中島敦』 (ちくま文庫)…本書は4年前に再読してる。そもそも個別の作品は高校の教科書で中島敦を知って以来、文庫本などで何度となく親しんできた。好きではなかった現代国語の授業…教科書の小さな効用かな。書架で目にしてそろそろまた楽しみたくなった。車中の楽しみで読むよ。 (08/22 18:49)

 昨夜…土曜日の夜も仕事は暇だった。お蔭で(?)、文庫本の本書を50頁も読めた。やはり「山月記」が好きだ。若い頃、生意気にも身につまされる思いで読んだのが今も痛切な記憶。ブログ日記でも何度か中島敦特集したことがある。 (08/25 13:06)

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2024/08/21

危機は人間だけの問題じゃない

  ← つい先日まで、バンクシーによるシャッターへの動物作品が多数。いろんな解釈が横行している。吾輩の見解は以下: ウクライナやガザでの戦闘。ガザでは子供を含む多数の死者。地球ても、巻き添えを喰らう動物の犠牲をマスコミが採り上げることはない。敢えて云えば、人間が環境破壊で死滅しても自業自得だろう。が、巻き添えとなる動物ら環境が危機的だというのに、民族やら宗教やらメンツやらで争い、民間人が犠牲になってる。が、人間の犠牲は語られはたまったものじゃない。危機は人間だけの問題じゃないのだ…愚か者よ!と動物らは訴えている?! (08/20 15:15)

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2024/08/20

モモやリンゴやシジミにアサリ

 ← 昨夏撮影。岩瀬浜から立山連峰を望む。黒部もあの辺りかな。「ハーバード大、黒部を研究 9月から、地方活性化の教材に 豊富な水資源、自然と共生を実地調査(北國新聞社) - Yahoo!ニュース」…我が富山の話題なので、関心がある。(08/19 17:08)

 頂き物だが、今年初めてでっかいリンゴを食べた。さらに数年振りにでっかいモモを食べた。リンゴはさわやか、モモはめちゃ甘かった。その他、アサリやシジミの味噌汁やゴマ豆腐など各種の中元?  (08/19 20:51)

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2024/08/19

お盆休み最終日は暇

 ← 台風一過…じゃないな。富山は不穏な空。カナヘビ(の子)が縁側下で日向ぼっこしてた。たっぷり日射しを浴びて、そろそろ活動開始かな。我輩はようやく朝食(昼食?)を食べ終え、今から読書したい。 (08/17 12:19) 今から…寝落ちした。 (08/17 13:31) (08/16 17:37

 日曜の夜の仕事はやたらと暇だった。帰省客の仕事もあったけど、みんな自宅に帰って一休みか。町へ出て…ってことはない。お蔭で、待機中に読書もできたし、月に一度のシートの全替えも出来た。…それにしても、このところ鳥(カラスか)の落とし物が多い。毎日のように車体にこびり付いた汚れ落とし。落し物は県庁前から城址公園前交差点の街路樹。一時よりは減ったけれど(当時はムクドリの類いだったか)、相変わらず鳥(カラス)が蔓延ってる。 (08/19 13:06)

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2024/08/16

ユリ出現の謎

 ← 裏庭のミカンの木にミカンの実が生り始めた。ネーブルの実は見当たらなかった。 (08/15 21:06)

 今日は休日。例によって庭仕事。裏庭の庭木の枝葉伐採作業を延々と。夕方には雨の予報。雨で強制的に終了のはずが、降らないうちに薄暮。作業を終えて入浴してたら雨音。

 藪のような庭。枝葉を堆肥にと分厚く。菌類も蔓延ってるはず。ばらまいた枝葉は月日を経て土壌に変わっていく。庭にはコンポストが三ケ所。目一杯の残飯も呆気なく朽ち果て土に。

 玄関の戸を開けるとセミの鳴き声。つくつくぼうしかな。終戦の日もこんな夏の日だったのか。 (08/15 21:11)

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2024/08/15

生活習慣を変えてみる

 ← 前野 深著『島はどうしてできるのか 火山噴火と、島の誕生から消滅まで』(ブルーバックス) 「西之島をはじめ多くの島の上陸調査も行ってきた著者が、できたての島でなくては見ることのできないこと、そこからわかる地球のダイナミズム、今後西之島はどのように変化していく可能性があるのか、などを解説する。また、西之島以外の国内外の特徴的な島について噴火や成長の過程での地質現象についても紹介する。」

 過日の内科医院診断の際、先生にあれこれ叱られた。食べ過ぎとも云われた。自覚の上では食事の量は増えてない。生活習慣の問題か。数日前より、一部の習慣を変えてみた。その効果が出てくるのは早くても一か月後か。もし、好ましい結果が出てきたら、ブログで報告する…かもしれない。

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2024/08/13

被爆体験を伝承する

 ← 画像は、シャッター街のビルのシャッターに小学生の絵を印刷したもの。何十枚もの絵の中でのお気に入り。間もなくシャッター街は取り壊しになる。毎日のように眺めてきた小学生らの絵ともお別れなので、お気に入りの絵だけでも保存したのである。 (08/12 22:11)

 今日は「核廃絶をめざす富山医師・医学者の会」主宰の「核兵器のない世界めざし被爆者の思いを語り継ぐ」(語り手:佐野環)を聴きに富山電気ビルへ自転車で。気温は台風の遠い影響もあってか30℃あるかないか。戦争体験者もだが、被爆体験者も残り少なくなり、被爆体験をどう継承し語り継ぐかは課題となっている:「被爆体験伝承者等養成事業

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2024/08/12

水の流れが変わった!

 ← 玄関先のユリたち。庭中に蔓延ってる。 (08/11  20:25)

 今日は休日。庭仕事。雑草の勢いに負ける。草むしり1時間して生け垣の枝葉落とし1時間。汗だく。軽く入浴…半身浴。更に汗が。お茶に水にコーヒーにスポーツドリンクに。汗が引いたら夕食。読書できるのはいつかな。

 余談だが、冷蔵庫に10年以上ワインボトルが。酒は飲めないのに頂き物。高そうなワインが勿体ないね。

 更に余談だが、三ヶ月ぶりに床屋さん。プラージュ。愛想悪い。レジに立つ奴自身挨拶がない! (08/11 20:30)

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2024/08/11

自分で自分を厳しく律する

 ← 大塚ひかり著『ひとりみの日本史』(左右社) 「卑弥呼から古事記の神々、僧尼、源氏物語の登場人物、大奥の女性権力者など、古代から幕末まで、多様なひとりみたちの「生」と「性」を追う。「独身」や「結婚」、「家族」の概念を覆す、驚きの日本史!」

 内科医院で先生に生活の在り方や食事内容を再考するよう厳しく指導された。実際、今冬より体重が3キロ増えている。元旦の地震のショックの後遺症だと改めて気付かされる。相続の問題や耐震診断など身内とのトラブルもあった。旧友とのネット上での交信もあったが、進展しない。諸々が心身を傷めている。他人には分からない事情がある(身内ですらまるで分かってない。どれほど貧乏の中で遣り繰りしてきたか!)。家の改装はしない。地震があったら潰されるだけ。開き直ることに決めた。生け垣やドア、その他の小さな補修で精いっぱいだし。やれることをやる。甘えることなく、自分で自分を厳しく律しないと。 (08/11 13:38)

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2024/08/07

庭仕事にあくせくの日々

 ← 今日も庭仕事。夕方の6時過ぎから一時間半。やってもやっても終わりが見えない。咲き始めたユリさんが見守ってる? (08/06 21:41)

 案の定、6日(火)の夜は寝落ちの連続。庭仕事後の入浴も、疲労困憊しててどっぷり湯に浸かると浴槽から脱出できないかもと思われ、半身浴どころか足湯に留めたのだが、それでも浴室を出て茶の間の椅子にどっかり腰掛けたら、エアコンと扇風機の風にその場を動けなくなった。

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2024/08/06

日蔭ノナクナツタ広島ノ上空ヲトビガ舞ツテヰル

 ← ジェームズ・ブライドル著『WAYS OF BEING 人間以外の知性』(岩崎晋也訳 早川書房) 「知能は人間の独占物ではない。自動運転車もチンパンジーもタコも木も菌類も、独自のあり方で知的といえる。それらが体感する「世界」とは?」

 自宅では相変わらず、司馬 遷著『史記 (1) 』(ちくま学芸文庫 )とアンドレ・ブルトン 著『魔術的芸術 普及版』(巖谷 國士 監修 谷川 渥 訳 河出書房新社)とを交互に。前者も記述を辿るのが大変だが、後者は掲載されている作品画像が珍しいものが集積されていて眺めるだけでも楽しい。本文はやや退屈だ。シュルレアリスムが吾輩の好みからするとやや今更の感があるからかな。 (08/06 13:06)

 

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2024/08/05

梅雨明け宣言は出たものの

 ← アンドレ・ブルトン 著『魔術的芸術 普及版』(巖谷 國士 監修 谷川 渥 訳 河出書房新社) …六年ほど前に通読。普及版ながら新装版なのでカラー画像が豊富で楽しめる。理屈に拘らず楽しむ。本文より画像が類書では見られないものが多数。今日から。 (08/02 15:41)

 一昨日だったか梅雨明け宣言が出た……が、富山は特に山間では豪雨による警戒情報が出たりして、すっきりした夏空はまだ見てない。蝉も一日だけミーンミーンと喧しかったが、心なしか力強さに欠ける。暑すぎるから? (08/05 12:29)

 帰郷して16年。同窓会の誘いは一度もない。とっくに忘れられた存在なのね。 (08/05 12:32)

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2024/08/02

脳味噌の赤裸な姿が露出する

 ← アガパンサスなどが繁茂している庭先の一角に謎の植物発見。南天などの背後の薄紫の花(?)  (08/01 21:36)

 ケネス・シルヴァーマン著『ジョン・ケージ伝―新たな挑戦の軌跡』(柿沼 敏江訳 水声社)…このところ読んでるジェームズ・ブライドル著の「WAYS OF BEING 人間以外の知性」にて参照されてる。読みたい本ばかりがどんどん増えていく。 (08/01 14:41)

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2024/08/01

日銀利上げ…不況は一層深刻に

 ← シェイクスピア 著『シェイクスピア全集18 冬物語』(松岡 和子 訳 ちくま文庫) 「人間の再生と和解をテーマにしたシェイクスピア晩年の代表的ロマンス劇。」

 タクシードライバー…夜の勤務。夕方から丑三つ時。帰宅するのは夜中の三時過ぎ。仕事はそこそこあるが、それはタクシーの台数が不足していて、必然的に一人当たりの割り当てが増えてしまうから。富山の夜は(昼間は勤務していないので分からない。立山観光とかあるらしい)閑散。十時過ぎると人の出が減り、夜半には閑古鳥。不況は一層深刻だ。

 日銀が僅かに利上げを実施した。アベノミクスの大失敗を少しは反省し軌道修正し始めたのか。傷口はあまりに深く前途遼遠だろうな。 (08/01 13:48)

 

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