ドマドマドマ~ドマドマドマド~♪♪
← 新谷 琇紀による彫刻作品「マリーナ像」 「1976年に制作されました。マリーナは左腕に時計を抱いています。1995年5時46分、阪神淡路大震災で像は台座から落下。その瞬間、時計の針は止まりました。その後マリーナ像は復元されましたが、震災の記憶をとどめるため、時計は地震発生の時刻を示したままにされています。」(「マリーナ像 - in KOBE」)(画像は、「新谷琇紀 - Wikipedia」より)
過日読了した宮下規久朗著の『日本の裸体芸術 ――刺青からヌードへ』 (ちくま学芸文庫 )にて新谷 琇紀を知った:
「新谷 琇紀(しんたに ゆうき、1937年7月26日 - 2006年8月31日)は、日本の具象彫刻家。」
「「愛」をテーマに精緻で柔らかな作風を持つ。女性を中心とした人物像などを発表し、神戸市内などに野外彫刻として設置されている。」(Wikipedia) (03/30 14:12)上掲書にいろいろ書いてあるのだが、紹介が面倒だ。
自宅では相変わらずデヴィッド・グレーバー/デヴィッド・ウェングロウ共著の『万物の黎明 人類史を根本からくつがえす』(光文社)と村山修一著の『本地垂迹』 (ちくま学芸文庫 )とを交互に。3月31日時点で、後者は6割ほど、前者は4割ほど。まだまだ先は長い。気長に。(04/01 12:18)
合間に息抜きに、今日の朝、長らく放置していたマイケル・ブライト著ハンナ・ベイリー絵の『こうしてヒトになった―人類のおどろくべき進化の旅』(堀江 里美訳 化学同人)を手にした。絵本である。買うつもりはなかったのだが…、子供向けの本とは知らずに入手してしまった。買った以上は読む! ヨーロッパ旧石器時代の遺跡数多く見つかっている豊満なビーナス小像が実は豊穣を祈念する女神像じゃない、原始的母権制に関する時代遅れのヴィクトリア朝の空想の産物。実はバービー人形のようなもの(だから沢山見つかる)。などなどパラダイムシフトが起きつつある近年の研究成果は織り込まれていない…? (04/01 12:23)
仕事の車中での待機中には、下記するように笙野 頼子著『未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の』(岩波現代文庫)をこれまた気長に辛抱よく。かなり憂い。業病を抱える者だからこその作品か。周囲には理解し難い…当人もだが周囲も誤解や齟齬を含め大変だろう。 (04/01 12:27) 昨夜は仕事が暇だったので、かなり読めるかと思っていたが、しんどくてやっと60頁だけ。4日目でようやく半分。(04/01 12:45)
← 「キョベクリ・テペ遺跡」「Göbekli Tepe, Urfa - ギョベクリ・テペ - Wikipedia」参照。
デヴィッド・グレーバー/デヴィッド・ウェングロウ著『万物の黎明 人類史を根本からくつがえす』にてキョベクリ・テペ遺跡を知った。前回の日記でも書いたが:
アナトリア南東部、シャンルウルファの郊外(北東12km)の丘の上に在る新石器時代の遺跡。遺丘の高さは15メートル、直径はおよそ300メートルに及ぶ。地名は「太鼓腹の丘」の意。標高はおよそ760メートル。紀元前1万年から紀元前8000年の期間に建てられた。(中略)遺丘の隣に位置し発掘調査が待たれている構造物は1万4000年から1万5000年前のものであることがトポグラフィック・スキャンによって明らかにされた。これはともすれば更新世を1000年遡行することになる。
この遺跡の特徴(意義)は、「この地の人々は狩猟採集社会を形作って、しかし1年のうちのいずれかの期間はどこかの村に暮らしていた、と仮定されている」こと。つまり牧畜や栽培は為されていなかったこと。農業と文明の創始は一体ではない可能性。
「ギョベクリ・テペ - Wikipedia」参照。 (03/29 00:40)
← 蔵の脇の小さな一角に桃の花(?)1輪。 (03/29 02:31) 31日には3輪に。
笙野 頼子著の『未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の』をしんどい思いをしつつ仕事の車中で読んでいる。
なかなか…というより読むにかなりしんどい作品。というか作家の人生がしんどいのか。昔なら結核(労咳)が作家に憑き物だった。現代は膠原病など免疫異常が業病なのか。 (03/30 01:53)
本筋ではないのだが、由来が疑問だった懐かしい言葉「三和土」が出てきた。この際、軽く調べておく
…「三和土という表記は、三種類の材料を混ぜあわせて作られたことに由来している。 三和土はセメントが開発される以前の時代に、地面を固めるために利用されていた。 石灰とにがりでなくとも土に塩水を混ぜるだけでも固める効果があり、それで代用される場合もあった。」 (03/31 18:35)
「敲き土」とも表記するとか。 (03/31 20:11)
農家だった我が家…昔は土間があった。そこは刈った稲の脱穀など、年末には餅搗き。
土間の歌があった。ドマドマドマ~ドマドマドマド~♪♪ (03/31 23:41)
長く黙殺されてきたマリヤ・ギンブタス著の『古ヨーロッパの神々 新装版』がこの頃読んでる「万物の黎明」にて再評価されてる。ああ、でも高い!高すぎる!
「「古ヨーロッパ」こそミノア文化やギリシア文化の神々たちを育んだヨーロッパの原郷であり、"大女神のシンボリズム"と呼ぶべき世界像を有していたことを多くの図版の図像解釈によって語る。」といった内容。人類学考古学の世界でもパラダイムシフトが起きつつあるようだ。 (03/31 15:42)
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