『マクベス』における魔女像
下記するように、W. シェイクスピア作『シェイクスピア全集 (3) マクベス』 (松岡和子訳 ちくま文庫)を一気読みし夜には読了したので、待望のカルロ・ロヴェッリ著『すごい物理学講義』 (河出文庫)を今日から。なので自宅では、津田 左右吉著の『古事記及び日本書紀の研究 新書版』(毎日ワンズ)とを交互に読むことになる。 (05/01 04:07)
← シェイクスピア 著『シェイクスピア全集 3 マクベス』(松岡 和子 翻訳 ちくま文庫) 「シェイクスピア四大悲劇の一つを、斬新な解釈の新訳で。訳者による詳細な脚注と、日本における上演年表、新鮮な解説付き。」
昨日、昼前、W. シェイクスピア作『シェイクスピア全集 (3) マクベス』 (松岡和子訳 ちくま文庫)突如、せっかくの休日なので温存(?)してきた松岡和子訳の「マクベス」を一気読みした。既存の訳でも何度となく読んだことがある。さすがのシェイクスピア作品を楽しんだ。
今回は過日レベッカ・ソルニットの「ウォークス」を読んだばかりだったこともあって、魔女像が気になった。
レベッカ・ソルニット著『わたしたちが沈黙させられるいくつかの問い』( ハーン小路恭子/訳 左右社)にても魔女を扱っている。これは、「暴力やレイプや死の可能性をちらつかせ、一方的な権威と権利を主張することによって女性を黙らせ、男性にはもの言わぬ男らしさのみを受容させる沈黙の構造を、米国の現代社会史・文化史を振り返りつつ明らかにする。」というもの。
← このところ日々載せている茶の間から眺められる躑躅の今日の姿。晴れやか! この向こう側には嘗ての我が家の田圃で今、宅地開発中となっている工事現場がある。 (04/30 13:26)
過日読了した同氏著「ウォークス」にても魔女についての見過ごしならぬ記述。
フランスの歴史家ジュール・ミシュレは、「カトリック教会と絶対王政の両方を批判していた急進派のミシュレは1862年に『魔女』を出版し、魔女宗教は、上層階級によって支配されたカトリック教会に反対する農民が中心だったと主張した。ミシュレは、魔女は主に女性であり、彼女らは現代的な医学の基礎知識を持つ偉大な治療者であると述べた。」(Wikipediaより)
やはりWikipediaによると、「古いヨーロッパの俗信で、超自然的な力で人畜に害を及ぼすとされた人間、または妖術を行使する者のことを指す」というが、さすがのシェイクスピアと言えど、紋切り型の魔女像。だけど、魔女って? (04/30 22:46)
「星野富弘さん死去 78歳 手足の自由失い 口に筆くわえ創作活動 | NHK | 訃報」なる報に接した。学生時代最初の2年は下宿。下宿仲間に福祉ボランティアしてる方が。その彼に星野富弘の本を教えてもらった。頑張ってこられた…冥福を祈ります。 (05/01 00:13)
← 玄関先…内庭の躑躅。背後は南側だが、松や楓などが日差しをほぼ終日遮る。木漏れ日だけが頼り。この躑躅がこんなに咲き誇るのは、帰郷して16年で初めて。見直したよ! (04/30 13:29)
カルロ・ロヴェッリ著『すごい物理学講義』 (河出文庫)を今日から。昨秋再読したばかりなのだ…が、今年になってまた読みたくなった。この手の本では至高かも。で、過日より書庫を何度も探したが見付からなかった。が、ついさっき発見! 近いうちに読む! (04/30 13:39)
今回で本書を読むのは三度目。一昨年再読したばかり。最近物理学方面の本を読んでなくて欲求不満気味。題名に講義なんてあるけど、我輩は楽しみつつ読むのだよ。 (05/01 00:39)
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