« 2024年3月 | トップページ | 2024年5月 »

2024/04/30

素九鬼子の『旅の重さ』を思い出す

 ← 蔵の脇の花壇には鈴蘭棚。可愛い花もちらほら。(04/29 19:22)

 庭仕事…やり出すとむきになる。高枝挟みも持ち出して棕櫚などの庭木も剪定。午後5時から作業始め、7時に終了。直後に雨。ラッキー!(04/29 19:29)

 休日の日中は寝ること、洗濯や買い物、庭仕事にと忙しい。入浴する元気はなくて、シャワーだけにとどめた。夜の十時頃になってようやく読書する元気が少し出てきた。 (04/30 03:19)

続きを読む "素九鬼子の『旅の重さ』を思い出す"

| | コメント (0)

2024/04/29

景気が悪化する一方

 ← とどまることなき円安…円弱。国に打つ手なし。アベノミクスの哀れすぎる末路。車道沿いの生け垣の満天星の可憐な小花も悲しげ。 (04/26 14:30)

 昨夜の富山市街。夕方までは少なくとも駅前などは主に若い人たちが闊歩して賑わっているような。でも、夜半が近づくと閑散を通り越して淋しいくらいに。

 景気が悪い。これだけ円安(160円!)が進んでも日銀は静観。打つ手がないのだろう。物価高は続く。 28日の選挙結果…政治資金パーティーでの裏金問題で自民党が敗退したというが、吾輩はこの30年のデフレで日本を奈落の底に叩き落とした怨嗟の声だと思う。あのアベノミクスが加速させたのだ。総括すべきだ。 (04/29 12:49)

続きを読む "景気が悪化する一方"

| | コメント (0)

2024/04/26

声はすれども姿は見えず

 ← 今日の躑躅。今日の休みも畑(庭)仕事。薪作りも。5時から7時まで。汗びっしょり。 (04/25 20:35) (頂いたコメントに)ありがとうございます。夕食後、机に突っ伏して居眠り。ま、運動だと思ってます。 (04/25 22:13)

 自宅では、スザンヌ・オサリバン著の『眠りつづける少女たち――脳神経科医は〈謎の病〉を調査する旅に出た』(高橋洋訳 紀伊國屋書店)と、レベッカ・ソルニット『ウォークス 歩くことの精神史』(東辻賢治郎訳 左右社)と交互に読んでいる。500頁の後者はようやく300頁過ぎまで。前者は半分まで。峠を越した気分。 (04/26 02:30)

続きを読む "声はすれども姿は見えず"

| | コメント (0)

2024/04/25

髑髏と躑躅を並べてみたくなる

 ← 中央通り「アイススケート場と複合施設」

 

「スケートリンク 一般滑走、カルチャースクール、競技団体用の貸切使用、学内活動、競技大会、アイスショーの開催等を主体に、 未経験者、高齢者、障害者も専用の用具を使い楽しむことが出来る環境を整える」

アイススケート場は6、7階の吹き抜けで造り、ホッケーやフィギュアの国際規格に対応した規模(縦26メートル、横60メートル)」24時間営業も!? (04/23 00:20) 工事着々と。

続きを読む "髑髏と躑躅を並べてみたくなる"

| | コメント (0)

2024/04/22

『死なないやつら』と『テオティワカン』

 ← 長沼 毅著『死なないやつら』(ブルーバックス|講談社BOOK倶楽部) 「生命とは何か? この根源的な問いに、私たちはいまだに答えることができない。ならば、極端な「エッジ」を眺めて考えてみよう。超高温、超高圧、高塩分、強放射線、強重力……過酷な環境をものともしない極限生物たちの驚異の能力と、不可解きわまる進化。そこには「不安定な炭素化合物」として40億年も続いた生命という現象の本質がある。」

 長沼毅著『死なないやつら』(ブルーバックス|講談社BOOK倶楽部)を読了し、代わってスザンヌ・オサリバン著の『眠りつづける少女たち――脳神経科医は〈謎の病〉を調査する旅に出た』(高橋洋訳 紀伊國屋書店)を読み始めた。よって自宅では、レベッカ・ソルニット『ウォークス 歩くことの精神史』(東辻賢治郎訳 左右社)と交互に読むことになった。共に大著。ま、ゆっくりじっくり。 (04/22 03:28)

続きを読む "『死なないやつら』と『テオティワカン』"

| | コメント (0)

2024/04/21

鳥類や爬虫類にもヘソがある

 ← 20日夜。富山城の夜景。 「富山城は、越中国新川郡富山(現在の富山県富山市丸の内)にあった日本の城(平城)。「浮城(うきしろ)」「安住城(あずみじょう)」ともいわれた(ただし、安住城は富山城とは別の城であるとする説もある)。続日本100名城の一つである。」(Wikipedia) 「城内は郷土博物館になっており、戦国時代に築城されてから明治時代以降の城址の変遷に至るまで、400年以上にわたる富山城の歴史を、模型や映像も使いながら分かりやすく紹介しています。武将、前田利長が使用した高さ140cmもの兜も展示されており必見です。 」 (04/20 20:35)

 杉山 三郎著の『メキシコ古代都市の謎 テオティワカンを掘る』(朝日新聞出版)を昨夜半に読了。

 つい先ほど、ふとテレビをオンにしたら、「上白石萌音のはるかなる古代文明 マヤ - NHK」だった。

続きを読む "鳥類や爬虫類にもヘソがある"

| | コメント (0)

2024/04/19

吾輩の認識不足が数々判明

 ← 前川淳著『空想の補助線 幾何学、折り紙、ときどき宇宙』(みすず書房) 「話題は、紙飛行機やパスタの形の機微、巨大望遠鏡、数学の難題の折り紙による解法、「無限」の御幣、などなど幅広い。どの一篇にも先達たちの考究への慎ましやかな眼差しがあり、温かいユーモアが漂う。世界と幾何学の味わい深い関係をやわらかな補助線で浮かびあがらせる逸品ばかりだ。」

 前川淳著『空想の補助線 幾何学、折り紙、ときどき宇宙』(みすず書房)を17日(水)に読了。こうしたテーマの本は大好き。題名もいい。本書を巡って幾つかメモって来た。中学生の頃、幾何学が好きになったのは、〈補助線〉の発見に魅せられたから。1本の線が縺れた絡みをあれよあれよと解してくれる快感。以来、数学好きになって幾何学を中心に数学の一般書(吉田洋一『零の発見』など)を読むようになったのだ。

続きを読む "吾輩の認識不足が数々判明"

| | コメント (0)

2024/04/18

老眼鏡を失くしてパニック

 ← 「風流おさなあそび/風流をさなあそひ (男の子) 江戸時代にタイムスリップしてみよう!|くもん子ども浮世絵ミュージアム」より。前川淳著の「空想の補助線」にて知った。  (04/16 14:36)

 青木 美希著の『なぜ日本は原発を止められないのか?』 (文春新書)を16日夜半に読了。前川淳著『空想の補助線――幾何学、折り紙、ときどき宇宙』(みすず書房)を17日に読了。 (04/18 11:35)

 昨日15日(月)の草むしりの後遺症なのか、体が憂い。昨夜から午前にかけて結構寝たはずなんだが。 (04/16 13:41)

続きを読む "老眼鏡を失くしてパニック"

| | コメント (0)

2024/04/16

二時間余りの草むしり

 ← 畑の片隅に水仙群 

 洗濯2回、スーパーへ買い出し、ブログ日記更新のあと、草むしり没頭。今日は表の庭や内庭など。自分としては綺麗になったと思うのだが、他人は苦労の成果なんて気付かないね。 (04/15 18:22)

 仕事から未明に帰宅し、断続的な睡眠のあと、何とか起きて上記のあれこれ。二時間のウンチングスタイルでの草むしりはかなりな難行で、その後、一週間ぶりに入浴し食事を済ませた…案の定、その後は寝落ち。

 本日(15日)の読書は夜の九時を回ってようやく開始。リチャード・パワーズ著の『惑う星』(木原善彦訳 新潮社)を一気に読了し、前川淳著の『空想の補助線――幾何学、折り紙、ときどき宇宙』(みすず書房)を少々。 (04/16 02:45)

続きを読む "二時間余りの草むしり"

| | コメント (0)

2024/04/15

「爪」と「瓜」は似て(?)非なるものである

 ← 二階堂 奥歯 著『八本脚の蝶』(河出文庫) 「二十五歳、自らの意志でこの世を去った女性編集者による約2年間の日記。誰よりも本を物語を言葉を愛した彼女の目に映る世界とは。」

 二階堂 奥歯著の『八本脚の蝶』 (河出文庫 )は、僅か二年数ヵ月前に読んだ忘れられない本。いま読んでるリチャード・パワーズの「惑う星」を読んでて、頻りに二階堂奥歯のことを想ってしまう。過剰なほどの感性と知性…想像力…妄想力か。そんな子を持つ親は子育てしつつどんなだったろう。俗人の我輩には想像も及ばない。「惑う星」は、読むのが辛いな。 (04/12 16:05)

八本脚の蝶』を読了した際、以下のように書いた:

 仕事の合間に読んできた。が、いよいよ末期の時が迫ってきていた。気になって残りを自宅で。本当に飛び降り自殺を遂げた。生きる苦しみより死んだほうがまし。痛いのは嫌だと愚痴りつつ、やるしかないと。飛び降りて地上に激突するまでの2秒間の間、何を考えたろうか。他人時間は2秒でも、死に至る時間は永遠だったはず。彼女が死ぬほど怖がった痛みは感じる暇はなかった? 急激に迫る地上…アスファルトは救いへの光だった? 

続きを読む "「爪」と「瓜」は似て(?)非なるものである"

| | コメント (0)

2024/04/12

『万物の黎明』は、「人類史を根本からくつがえす」書

 ← デヴィッド・グレーバー/デヴィッド・ウェングロウ著『万物の黎明 人類史を根本からくつがえす』(酒井隆史/訳 光文社) 「人類の歴史は、これまで語られてきたものと異なり、遊び心と希望に満ちた可能性に溢れていた。」

 自宅では、中沢新一著の『精神の考古学』(新潮社)とリチャード・パワーズ作の『惑う星』(新潮社)とを交互に。中沢の本は自分には全く入り口の見出せないジャンルの本で読みながら戸惑うばかり。後者は、『黄金中変奏曲』に圧倒された作家の本。やはり深い。 (04/12 03:38)

  デヴィッド・グレーバー/デヴィッド・ウェングロウ著の『万物の黎明 人類史を根本からくつがえす』(酒井隆史/訳 光文社)を10日(水)に読了。

続きを読む "『万物の黎明』は、「人類史を根本からくつがえす」書"

| | コメント (0)

2024/04/11

富山の水…全国2位!

 ← 「水道水のペットボトル「とやまの水」の購入|富山市公式ウェブサイト」「富山の湧き水4選!歩いて行ける駅近名水スポット! | ふぉとやまライター | 【公式】富山県の観光/旅行サイト「とやま観光ナビ」

 「水道水がおいしい都道府県」全国1位は?“蛇口からミネラルウォーター”の地域も【ひるおび】 富山県は全国2位! 水道水がペットボトル詰めで売られたり、お土産になったり! 湧き水スポットが市街地にある! (04/11 00:10)

続きを読む "富山の水…全国2位!"

| | コメント (0)

2024/04/09

意外な(?)伏兵シロアリ! 

 ← 畑の片隅に今年も各種の水仙たち。 (04/08 16:21)

 今月中には耐震診断を受ける予定。別件だが、地震保険の調査員が我が家の調査に。我が家は半壊でさえもないが、ダメ元で。かなり詳しく診ていった。その結果は…

 築70年の木造家屋の我が家だが、土台も含めかなり確りした造りだと判明。襖や障子戸の開け締めが難儀なのは、柱や梁の不具合ではなく、鴨居や敷居の撓みや歪みで、これ等は長年の経年変化で仕方ない。むしろ、70年という築年数を鑑みるとよくぞ持っている、余程昔の大工はいい仕事をしたと言えそう。 (04/08 16:27)

続きを読む "意外な(?)伏兵シロアリ! "

| | コメント (0)

2024/04/08

笙野頼子作『未闘病記』に圧倒された

 ← 椿の花々も素敵だが、楓が芽吹いてきて春らしさを一層感じる。(04/07 22:50)

 今日は穏やかな春日和。久々自転車で買い物へ。あれこれ買って、ふと水も箱買い。それも2ケース。レジを済ませてふと気付いた。今日は車じゃない! 返品もできず、水2箱は預かってもらった。

 休日だし快晴。お出掛け日和。が、我輩は庭や畑仕事。2時間みっちり冬の間に傷んだ場所の整備補修。汗びっしょり。シャワーが爽快。脱衣が寒くないのが嬉しい! (04/07 22:54)

続きを読む "笙野頼子作『未闘病記』に圧倒された"

| | コメント (0)

2024/04/07

去年の田は夢かとばかりに舞うトンボ

 ← 昨夜は未明までの氷雨。仕事の最中、車中から夜桜見物暫し。 富山市…夜の市街地は(雨のせいもあろうが)閑散。大企業の若手社員中心の賃上げはあるが、物価高に苦しむ大多数の庶民は蚊帳の外。春の雨なのに氷雨に感じる。(04/04 11:38)

 自宅では相変わらずデヴィッド・グレーバー/デヴィッド・ウェングロウ共著の『万物の黎明 人類史を根本からくつがえす』(光文社)と、新たに中沢新一著の『精神の考古学』を読み始めた。「人類の心の「普遍的構造」を求めて。中沢人類学の集大成となる、決定版!」だって。中沢氏の本は久しぶり。何処かいま読んでる「万物の黎明」に通底してる気がする。 (04/03 16:01)

続きを読む "去年の田は夢かとばかりに舞うトンボ"

| | コメント (0)

2024/04/03

今月は<家事>に忙殺?

Boke_20240403013801 ← 庭と畑のゾーンを区切る生け垣にボケの木。いよいよ満開に。 (04/02 12:56)

 自宅では相変わらずデヴィッド・グレーバー/デヴィッド・ウェングロウ共著の『万物の黎明 人類史を根本からくつがえす』(光文社)と村山修一著の『本地垂迹』 (ちくま学芸文庫 )とを交互に。4月2日夜半過ぎの時点で、前者は五割強。後者はあと二日ほどで読了までこぎつけた。牛歩で読んでる日々。
 今日2日(火)は、午後三時に不意に思いついて庭仕事。畑や庭や近くの観音堂の草むしりまでやった。
 その前に相続の件で専門業者にコンタクト。ようやく重い腰を上げた。今月は耐震診断などあれこれやる。区切りの月になるか。家事…日常生活上の家事もだが、今月は文字通りの<家事>と向き合う。 (04/03 02:10)

続きを読む "今月は<家事>に忙殺?"

| | コメント (0)

2024/04/02

久々の庭仕事

 ← マイケル・ブライト著『こうしてヒトになった 人類のおどろくべき進化の旅』(ハンナ・ベイリー 絵 堀江里美 訳 化学同人) 「一匹の賢いサルが木から下りて、世界をすっかり変えてしまいました。ほかのどんな動物にもできなかったことです。わたしたちの起源をたどり、人類の歴史にその名を刻んだ親せきたちに会いにいきましょう。」

 マイケル・ブライト作の『こうしてヒトになった 人類のおどろくべき進化の旅』(ハンナ・ベイリー 絵 堀江里美 訳 化学同人)を1日(月)に読了。長らくたな晒しにしてきた。絵本とは知らずに注文した。感想は昨日書いたので略す。 (04/02 02:27)

続きを読む "久々の庭仕事"

| | コメント (0)

2024/04/01

ドマドマドマ~ドマドマドマド~♪♪

 ← 新谷 琇紀による彫刻作品「マリーナ像」 「1976年に制作されました。マリーナは左腕に時計を抱いています。1995年5時46分、阪神淡路大震災で像は台座から落下。その瞬間、時計の針は止まりました。その後マリーナ像は復元されましたが、震災の記憶をとどめるため、時計は地震発生の時刻を示したままにされています。」(「マリーナ像 - in KOBE」)(画像は、「新谷琇紀 - Wikipedia」より) 

 過日読了した宮下規久朗著の『日本の裸体芸術 ――刺青からヌードへ』 (ちくま学芸文庫 )にて新谷 琇紀を知った:

「新谷 琇紀(しんたに ゆうき、1937年7月26日 - 2006年8月31日)は、日本の具象彫刻家。」

「「愛」をテーマに精緻で柔らかな作風を持つ。女性を中心とした人物像などを発表し、神戸市内などに野外彫刻として設置されている。」(Wikipedia) (03/30 14:12)上掲書にいろいろ書いてあるのだが、紹介が面倒だ。

続きを読む "ドマドマドマ~ドマドマドマド~♪♪"

| | コメント (0)

« 2024年3月 | トップページ | 2024年5月 »