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2024/03/10

つぐみは私だ

 ← 吉本ばなな 著『TUGUMI』(中央公論新社) 「二度とかえらない輝かしい季節,少女から大人へと移りゆく夏に,ふるさとの海辺の小さな町ですごした少女たちの日々――。めぐりゆく時の切なさと,生きることの歓びを描く。」

 吉本ばなな 作の『TUGUMI』(中央公論新社)を四半世紀ぶりに。書庫から引っ張り出してきた。数年前に再読した『とかげ』が素晴らしかったので、同じころに読んだ本書も手にした。

 正直、何故当時これらの作品に感じるところが薄かったのか、自分でも分からない。少女らの繊細で且つ棘のある青春を実に切なく描いている。 (03/10 13:13)

 ← 庭の椿、芽がピンク色に漲ってる。でも、寒さで満開を逡巡してる。寒いね。 (03/06 17:37)

 アーネスト・ヘミングウェイ作『日はまた昇る』 を書庫から引っ張り出してきた。1954年の刊。父の蔵書。書庫から発掘。蔵書印も二か所に。

 あまりにも有名な本作。有名過ぎて既読感が濃厚。…多分未読(もしかしたら文庫で読んでるか?)。仕事の車中で読もうと思ったが、茶褐色の紙にやや薄目の印字。弱々しい室内灯では読むのが辛いに決まってる。自宅に限るな。 (03/07 14:17)

 紫式部が日本書紀を(正史は骨皮筋衛門に過ぎないと)バカにしてたのは有名な話だが(← ホントに?)、彼女は古事記は読んでいたっけ? (03/07 15:55)

 リチャード・パワーズ作の『黄金虫変奏曲』(みすず書房)を昨日(9日)に、郡 順史著の『佐々成政  己れの信念に生きた勇将』 (PHP文庫)をやはり9日の未明に読了した。感想は後で。 (03/10 13:17)

 

 ← みんつぶで、アルミ風船の話題: 「鉄道の大敵「アルミ風船」で大幅遅延! 夏休みに相次ぎ発生 風船ひとつでなぜ大混乱に? | 乗りものニュース  (03/08 17:36)

 不意に埴谷 雄高作の『虚空』を読み返したくなった。行き詰ってる創作の打開に向けての足掻きなのか。 本作は、遠い昔に何度となく。初版は1960年だが、手元のは1974年のもの。当時は当たり前のように箱入り。箱から出すのに数分。指が痛くなった。今朝だったか不意に読みたくなった。だからか、二度寝したら関連する(?)夢を見た:
 (長い前段があって)私は何処かの片隅で燻ってる。いじけ気味。そこへ男たち二人がやって来た。一人はひょろひょろ細くて背の高い四十前。もう一人は小柄としか思い出せない(当時は友達だった奴か)。痩せた男は埴谷雄高だと直感。彼は君の出版の話はどうなったと私に訊く。私はむにゃむにゃと要領を得ない返事。もう半ば諦め気味。泣きべそ状態。彼らは私を何処かへ連れていった。
 とある街角。ビルの角を曲がった途端ある古馴染の建物が。そこは私が昔初めて出した本に因縁のある場所だ。建物の色が昔のままだ。
 私は居たたまれなくなって腰が退けて、そのビルとは違う方向へ彼らを促そうとした。が、彼らは私の動きに構わずスタスタそっちのほうへ。気が付くと私はその場所に紛れ込んでいた。(ここから先は目覚めた瞬間に忘れた。) (03/08 14:10)

 

 ← 午後の4時前から雪。明朝には雪景色に。春よ~遠き春よ~♪  (03/09 17:35)

 冠 松次郎著『黒部渓谷 (1957年) 』(コマクサ叢書〈第5巻〉)を次に読む本の候補として書庫から。父の蔵書。1954年の本。若い頃は山(登り)好きだった父。登山靴だけが遺品。「谷のどん底に青く光る淵に魅せられ、山の生涯の大半をその紹介に費やした「黒部の父」が、手で巌をひっかき、そして綴った、大正期の秘境黒部核心部の記録。」 (03/07 13:51)

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