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2024/03/29

蔵の梁などが破損

 ← 宮下 規久朗 著『日本の裸体芸術 ─刺青からヌードへ』(ちくま学芸文庫) 「日常に浸透していた風俗としての裸体から、明治以降の芸術としての裸体へ。日本人のヌード観とその表現をたどる異色の日本芸術史。解説 木下直之

 宮下 規久朗 著『日本の裸体芸術 ─刺青からヌードへ』(ちくま学芸文庫)を27日(水)の夜半に読了。仕事の車中の楽しみで読んできた。こうした話題は芸術云々に関わりなく大好き。ヌード雑誌や写真集も少なからず手にしてきた。芸術家や研究者らのいかにして日本においてヌードを芸術にし得るかという悪戦苦闘を脇目に、裸体の絵画や写真に惹きつけられる。

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2024/03/28

オートバイがバッテリー上がり

 ← 庭先の水仙、昨日の氷雨にすっかり悄気ちゃった。 (03/27 10:18)

 村山 修一著の『本地垂迹』 (ちくま学芸文庫 )を読み出して三日目。本地垂迹…神仏習合が日本の宗教的土壌。少なくとも飛鳥の昔から…あるいはその前からか。 (03/27 10:17)

 笙野 頼子著『未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の』を読み始めた。仕事の車中の待機中に。笙野 頼子作品は初めてかもしれない。書店で目に付いたので衝動買いです。…でもやはり最初は小説のほうがいいのかな。 (03/28 01:39)

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2024/03/25

え~え、どうせ私はボケですよ

 ← え~え、どうせ私はボケですよ。梅でなくてわる~ござんしたよ! (03/24 17:10)

 ゾンカ著の「地衣類…」にて、久々リゾーム(根茎)なる概念に遭遇。40年以上前に流行ったかな。 (03/24 14:45)

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2024/03/24

『地衣類、ミニマルな抵抗』は絶品の書

 ← 「CinderOasis」 「Oscar Furbacken」 ゾンカ著の『地衣類、ミニマルな抵抗』( 宮林寛訳 みすず書房)にて数々の先鋭なる作家や詩人、アーティストを知った。オスカー・フルバッケンもその一人。 (03/24 12:31)

 自宅では、西多 昌規著の『眠っている間に体の中で何が起こっているのか』(草思社)とゾンカ著の『地衣類、ミニマルな抵抗』( 宮林寛訳 みすず書房)とを交互に。

 仕事の車中では、宮下規久朗著の『日本の裸体芸術 ――刺青からヌードへ』 (ちくま学芸文庫 )を牛歩で楽しんでる。仕事がそれなりに忙しいので、日にせいぜい30から40頁ほど。ましてスマホ(読書メーター)を使ってあれこれ調べ物をするとか日記(メモ)などはできない。嬉しい悲鳴かな。 (03/24 12:02)

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2024/03/22

緑苔生ず苔深くして掃う能わず

 ← 冠松次郎 著『黒部渓谷』(朋文社 1957年初版 コマクサ叢書 ; 第5巻) 「著者が黒部を書いた紀行の中から主なもの六篇を選んだ本。黒部探検時代の思い出。」

 冠松次郎 著『黒部渓谷』(朋文社 1957年初版 コマクサ叢書 ; 第5巻)を21日(木)読了。

 父の蔵書。昭和32年の初版本。父は若い頃登山好きだった。剣とか登ったんだろう。旧字体や著者独特の表記(熟語)もあって読むのに難儀。一週間余りでの読了。なんとか遭難せずに最後まで。

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2024/03/21

尖がった才能の持ち主

 ← 任航『我母親(Ren Hang | For my mother)』   いま読んでるゾンカの「地衣類、ミニマルな抵抗」にて初めて知った。「性がタブーとされる中国で若者たちのヌードを撮り続け、時に逮捕や写真展中止などに追い込まれても、あくまでも自然体で穏やかなままであった彼は、けれど、その活動の手を緩めることはありませんでした。」若くして亡くなられたようだが、死因が何かは知らないが、尖がった才能の持ち主は30歳を超えて生きるのは難しいんだろうな。 (03/19 13:20)

 昨夜は冷え込んで夜半前に既に1℃に。が、未明に至ってもそれ以下にはならなかった。小雪がちらつくこともあったが、路面の凍結は避けられた。何より凍結が怖い。

 今朝9時過ぎ…10時前か…に目覚めた。もしかして群馬辺りの震度5弱の地震で目覚めた? カーテンを開けると小雪がちらついている! (03/21 13:30)

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2024/03/19

ファーストスターとブラックマターと

 ← エマ・チャップマン 著『ファーストスター 宇宙最初の星の光』(熊谷玲美 訳 河出書房新社) 「宇宙誕生後の「暗黒時代」に現れた最初の星の輝き。「ファーストスター」(初代星)はどんな星だったのか? どんな役割を果たしたのか? 宇宙史の空白に迫る、研究・観測最前線!」

 エマ・チャップマン 著『ファーストスター 宇宙最初の星の光』(熊谷玲美 訳 河出書房新社)を17日(日)読了。

 書店で初見でゲット。「宇宙誕生後の「暗黒時代」に現れた最初の星の輝き。「ファーストスター」(初代星)はどんな星だったのか? どんな役割を果たしたのか? 宇宙史の空白に迫る、研究・観測最前線!」という本で、こういった話題は大好物である。一昨年に刊行されていたのを気付かずにいたことに愕然。

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2024/03/18

サルオガセとの<邂逅>

 ← 庭の水仙。開花直前で逡巡。やっと1輪だけ開花。 (03/17 17:42)

 仕事の車中では立花 隆による対談集『マザーネイチャーズ・トーク』 (新潮文庫)を読んでる。対談集(立花隆による各業界のトップへのインタビュー集)で、読みやすく興味深い本。中に挟まっていたレシートによると、97年頃に読んだか。

 再読だし、さっと読めるかと思っていたが、仕事が暇にならない程度に忙しく、日に30頁だったり50頁だったりとなかなか進まない。さすがに日曜は町がひどく閑散としていて、60頁以上読めた。

 吾輩のような科学にも疎い人間でも、隔世の感のある件も見受けられるが、今日でも読むに耐える面白い本だ。 (03/18 13:25)

 

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2024/03/15

励ましてくれる存在

 ← 埴谷雄高 著『虚空』(現代思潮新社) 60年刊。「日本の近代文学史上未踏の作品群。意識の純粋実験 ― 表題作他短篇五編を収録。」 吾輩の手元にあるのは、74年刊の「現代思潮社」の本。

 埴谷雄高 著『虚空』(現代思潮社)を14日(木)夜半近く読了。数十年ぶりの何度目かの再読。初めて読んだのは学生時代…教養部の頃か。当時はやや身構えて読んでいたのを覚えている。

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2024/03/14

カード決済でドタバタ劇

 ← 病院からの帰宅直後、すぐにスーパーへやはり自転車で買い物へ。庭のツバキもかなり色付いてきた。色気づいて来た? (03/13 18:10)

 今日は30日に1回の内科医院通いの日。久々自転車を転がして。

 血液検査の結果はいまいち。毎月の数値の増減(上下)が忙しい。血圧だけ良好。

 最近甘い物をよく口にする。我慢できん。心が淋しい? 先生は検査結果の数値のみを問題視する。でも、一番大きいのは心の問題。精神的落ち込みが甘いものへの逃避となっている。それが結果に表れている。治療は結果だけを扱う。対症療法なのだ。仕方ないけどね。(03/13 18:11)

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2024/03/13

スペースワン社のロケット打ち上げ失敗

 ← アーネスト・ヘミングウェイ (著)『日はまた昇る (1954年)』(大久保 康雄 訳 三笠書房) 「禁酒法時代のアメリカを去り、男たちはパリで“きょうだけ"を生きていた――。戦傷で性行為不能となったジェイクは、新進作家たちや奔放な女友だちのブレットとともに灼熱のスペインへと繰り出す。祝祭に沸くパンプローナ。濃密な情熱と血のにおいに包まれて、男たちと女は虚無感に抗いながら、新たな享楽を求めつづける……。」

 本日、電子レンジを買い替え。まだ買って15年余りの電子レンジ(父と二人で買いに行った電化製品の一つ…動くがスイッチのオンオフに危うさ)を下取りに出し、オーブンレンジを買った。

 でっかい! 玄関から台所まで運ぶのも難儀した。この日記を書き終えたら設置作業が待っている(古い電子レンジを箱に収めるのにもひと騒動だった)。 (03/13 14:38)

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2024/03/12

椿咲く春の微笑み招いてる

 ← 栗原 康著『超人ナイチンゲール』(シリーズ ケアをひらく 医学書院) 「我を忘れて、ナイチンゲール。」

 前日買ったばかりの栗原 康著の『超人ナイチンゲール』(医学書院)を翌日の夜半までにほぼ一気読み。語調には違和感があるが、著者の熱気と勘所を捉える感性に引き込まれてしまった。著者はアナキストだとか。無論、ナイチンゲールの常人離れした生き方に圧倒された故でもある。

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2024/03/11

今年五回目の入浴

 ← リチャード・パワーズ著『黄金虫変奏曲 THE GOLD BUG VARIATIONS』(森慎一郎/若島正訳 みすず書房) 「34歳の若きパワーズが持てるすべてを注ぎ込み、小説の四隅を押し広げようとした長編第3作にして、全著作のなかでも屈指のマスターピース。」

 本日二か月ぶりに書店へ。車で。日曜日だからかデパートの駐車場入り口は混んでた。本の纏め買い。頂いた図書カードも使った。持参していたクレジットカードが使えなかったことにショック。一万円以上だと暗証番号が必要だって。そうか、普段はせいぜい数千円だものね。 (03/11 03:28)

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2024/03/10

つぐみは私だ

 ← 吉本ばなな 著『TUGUMI』(中央公論新社) 「二度とかえらない輝かしい季節,少女から大人へと移りゆく夏に,ふるさとの海辺の小さな町ですごした少女たちの日々――。めぐりゆく時の切なさと,生きることの歓びを描く。」

 吉本ばなな 作の『TUGUMI』(中央公論新社)を四半世紀ぶりに。書庫から引っ張り出してきた。数年前に再読した『とかげ』が素晴らしかったので、同じころに読んだ本書も手にした。

 正直、何故当時これらの作品に感じるところが薄かったのか、自分でも分からない。少女らの繊細で且つ棘のある青春を実に切なく描いている。 (03/10 13:13)

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2024/03/06

e-tax 確定申告まであと一息

 ← 寒い! 日中で4℃。2週間ぶりにストーブ運転。3月に入って使うとは思いもよらず。棚の柴も残り少ない。…最近、納屋での柴作りもサボってる。チェーンソーが故障したままだ。刃が破損してる。 (03/05 17:14) …ああ、柴がなくなる! (03/05 17:55)

 今日は確定申告会場へ。スマホで申告書は作成できる(できた)のだが、いざ送信となるとダメ。計算結果も保存できない。結局、会場へ。今は氷雨だが、昼過ぎまでは曇天だったので、車を停めるスペースの確保も難しそうだし、久々自転車を転がして。空気が冷たいので、毛糸のグローブして。頭にはヘルメット内臓の紺色のハット被って。マスクも防寒対策で。

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2024/03/05

『復刻版 越中安政大地震見聞録』を再読した

 ← 山本博文著『江戸お留守居役の日記』(講談社学術文庫) 「根まわしに裏工作――現代社会の原像 藩の命運を賭けてたたかう外交官」

 吉本 ばなな作『TUGUMI―つぐみ』(中央公論社)を読み出した。

 昨年11月だったか、「とかげ」を書庫に見出だし読んだ(再読した)ばかり。本作も30年以上昔読んだのだが、まるで記憶にない。悔しいので再読する。

 リチャード・パワーズ作の『黄金虫変奏曲』(みすず書房)も相変わらず。七割まで読み進んだ。

 今日は晴れの休日だった。が、確定申告の作成でほぼ一日つぶれてしまった。書き上げることは案外簡単にできるのだが(パソコンで、次いでスマホで)、さて印刷とかの段階になると失敗続き。とうとう断念。 (03/05 02:42)

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2024/03/04

新手の猫現る

 ← 我が家の敷地を悠々と行く新手の猫。そういえば既にボス猫の風格漂う猫二匹はあまり見かけなくなってる。誰かの飼い猫なのか、栄養満点で餌探しに狂奔しなくて済む…何処かの炬燵で丸まってるのかな。画像のまだ若そうな猫も痩せてはいない。飼い猫じゃなくても餌にありついている? (03/03 12:57)

(我輩にとって)恐怖のシャワータイム終了。脱衣室や浴室の寒さからの無事帰還でホッとしてる。今冬からシャワータイムは夜中の仕事からの帰宅直後の三時半頃を回避し、一眠りしたお昼前後にしてる。未明よりは暖かいはずだし。寝る前にスッキリしたいが、心身の負担を減らす方が優先される。 (03/03 12:52)

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2024/03/01

屋根裏部屋捜索の甲斐もなく

 ← 何年ぶりかで屋根裏部屋に登った。受験生だった高校時代に過ごした部屋。階段が(我輩には)急で敬遠してきた。壁に組み込みの書棚には中高時代の本が少々残ってる。何故か教科書や参考書までも。今と同じで乱読。折角なのでヘミングウェイの本を抜き出してきた。が、1954年2月の刊。父の本? 古本屋で買った? そもそも読んだ? (02/29 17:28)

 画像はネットで拾ったもの。手元の現物には帯はない。…さて我輩、「日はまた昇る」は本書にしろ文庫本にしろ読んだかどうか定かじゃない。記憶(印象)にないってことは新たに読むとしても初読同然。そのうち読んでみるかな。

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