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2024/01/30

「ホーストラスト」に感動

 ← ベッピ・キュッパーニ作『救い』(中嶋浩郎訳 みすず書房)「何が起こったのかまったく知られていなかった。宣教師たちの手紙はどれも寡黙だったし、それを否定できたかもしれない数少ない文書は削除され、あるいは失われてしまった。確実に知られていたのは、ヨーロッパ人が日本で茶の湯という不可解な儀式を発見したということだ」。

 ベッピ・キュッパーニ作の『救い』(中嶋浩郎訳 みすず書房)を昨夜半読了。書店でのみすず書房フェアでまとめ買いした一作。

 内容案内によると:「時は1579年(天正7年)。大航海時代のイエズス会宣教師アレッサンドロ・ヴァリニャーノと東方貿易商人のアルヴィーゼ・モーロ。戦国時代の日本にたどり着いた二人のイタリア人の思惑と行動が、西洋(キリスト教)と東洋(茶の湯、禅仏教)の最初の出会い、そしてその後の断絶をもたらした。大友宗麟や高山右近といったキリシタン大名をはじめ、織田信長、千利休、豊臣秀吉との息詰まる交渉も描く、壮大な歴史小説。」といった内容。

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2024/01/29

キリスト教の茶の湯への影響…

 ← 増淵宗一著『茶道と十字架 』(角川書店) 「茶道の様式に見られるキリスト教の影響については、これまでも断片的に指摘されてきた。本書は、キリシタン大名と茶の湯の関わりあいから、茶道の作法―茶器、茶室とその思想―とミサの儀式にいたるまでをつぶさに検証する。新しい観点から、茶道のもつキリスト教的な側面に光をあて、比較文化論・美学の立場から、その実体を解明する。」多分、未読。

 雪融け進んだ。小雨の中、柴作りに裏の内庭に面する縁側下の片付け、5ヶ月ぶりの髪カット。更にスーパーへの買い物ついでに一昨日届いたスラックスのウエスト出しなど。洗濯も2回。休日だったが、雑用多々。読書は夜半になってようやく。

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2024/01/28

五か月ぶりにヘアカット

 ← 通販(電話)で注文した商品が届いた。早い! 一昨日注文したのに。ビックリ。電話では「お届けは2週間ほど見てください」って。2週間と2日とでは大違い。 ま、有難いんだが、いきなりであたふた。 (01/27 12:57)

 届いた商品の一つは冬用スラックス(JAF)。仕事で穿く為のスラックス。サイズは選べるのだが、穿けるかなと思ってたが、甘かった。ウエストが入らない。ボタンが閉まらない。さきほど、サイズ直しに出した。一週間待ち。結局高く付いた。 (01/28 12:45)

 自宅では、ベッピ・キュッパーニ 著の『救い』(中嶋浩郎訳 みすず書房)と、ジェシカ・ワイン著の『数学者たちの黒板』(草思社)、さらに青木信光著の『女悦交悦』も。『女悦…』は就寝用。 

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2024/01/25

歯痒いブログ日記

Yane_20240125123101 ← 4時過ぎから雪に。たった今 買い物から帰宅。降り止んでホッとしてたのに。 (01/24 16:13)

 ブログ日記。この数年、こういった細切れの記録の寄せ集めになってる。これは三年前の暮れ辺りから、勤務時間(形態)が隔勤(週に三回終日勤務)から一応は日勤(週に五回ほどの勤務。但し、夕方から丑三つ時まで)に変わったから。

 バイオリズムも狂いっ放し。ほとんどが読書メーターに呟いたりメモった断片的記事を寄せ集めてアップするのが習いになってしまった。以前のように、有り余る(かのような)休みの時間を前提に日に一つのテーマでじっくり書くってことがなくなったのだ。

 自分としては非常に歯痒い。日々の記録としてはいいかもしれないが、内容的に突っ込みぶりが足りず、物足りない。在宅の日は庭仕事に終始。何か工夫しないと、創作にも中途半端になりがち。 (01/25 12:42)

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2024/01/24

木はなぜ燃やすとぱちぱちとなる?

Stove ← 薪ストーブながら、燃やすのは庭木の枝(葉)。それでも焔を眺めるのが楽しい。柴木が燃えて爆ぜてパチパチする音が小気味いい。…ふと何が爆ぜるのか疑問になった。 (01/24 03:54)

 自宅で読んでるのは、アナ・チン著の『マツタケ――不確定な時代を生きる術』(赤嶺淳訳 みすず書房)と ベッピ・キュッパーニ 著の『救い』(中嶋浩郎訳 みすず書房)。後者は今月中。前者は昼過ぎ読了。一昨日から青木信光著の『女悦交悦 』を合間に。こちらは楽しみでのんびり…そう就寝前の睡眠導入剤?(01/24 14:39)

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2024/01/23

里山は夢物語なのか

 ← 北陸地方にも大雪の予報が。いま現在は曇天。一瞬チラついただけ。嵐の前の静けさか。画像は3年前の1月。こうならないことを願う。 (01/23 13:30)

 アナ・チン著の「マツタケ」で知ったことの一つ。日本の里山は(全てではなかろうが)かなりが戦前戦後の森林の伐採による荒廃から地域の方たちの取り組みでできたものだったとか。明治維新の際も戦費捻出で森が禿山になった、その山の養生から里山が生まれた。里山の風景が昔ながらの光景だとは(日本は昔からそうだった…という)夢物語かもしれない。能登半島の惨状を見ても、為政者の山間地など地方への無関心ぶりは歴然。だとしても、せめて里山の維持を心掛ける意義はなくならない。 (01/23 13:37)

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2024/01/22

親族数人に久々逢う

 ← 親族数人が来てくれて、近々廃棄予定の食器を観てもらった。父母らとの団欒で見慣れたもの。夫々好みの食器を持ち帰ってもらった。が、大半は残された…棄てるしかない。折角なので畑のネーブルやミカンを手土産に渡した。 (01/21 17:30) 親族の中の四人(女性ばかり)に久々逢った。女性陣は元気。男性陣は不調気味のよう。(01/22 16:34)

 仕事の車中の待機中には、藤沢周平著『刺客 用心棒日月抄』を。昨日の営業は恐ろしいほど暇で、120頁も読めてしまった。悲しい現実か。

 自宅で読んでるのは、アナ・チン著の『マツタケ――不確定な時代を生きる術』(赤嶺淳訳 みすず書房)と ベッピ・キュッパーニ 著の『救い』(中嶋浩郎訳 みすず書房)。こちらは今月中に読めれば御の字かな。 (01/22 16:25)

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2024/01/19

薪ストーブは煙を出さない

 ← 今日、昼前に突然営業の電話を寄越し午後造園業者が来た際、松を観るため隣の蔵の脇へ。先日蔵から出した四角い火鉢…七輪が目に付いた。数十年昔に活躍したのかな。壊れて(崩れて)なければ保存するのだが。 (01/18 23:29)

 今日というか昨夜も寝落ち。この頃、寝落ちの度が酷い。体力減退…だけじゃないのか。夜半にはせっせと読書したが、朝刊を読んでる最中にまた寝落ちし、目覚めたら十時を過ぎていた。

 自宅で読んでるのは、アナ・チン著の『マツタケ――不確定な時代を生きる術』(赤嶺淳訳 みすず書房)と ベッピ・キュッパーニ 著の『救い』(中嶋浩郎訳 みすず書房)。おそらく今月いっぱいはこの二冊を交互に読んでいくことになりそう。前者もだが後者もスケールの大きな本。視野が広がる。 (01/19 12:52)

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2024/01/18

薪ストーブは環境によくないか

 ← 森永 卓郎著『ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト』(フォレスト出版) 「財務省は、宗教を通り越して、カルト教団化している。そして、その教義を守る限り、日本経済は転落を続け、国民生活は貧困化する一方になる。」

 今日突如業者から電話。昨年関りを持った業者の方。内庭の大きく育った松の木。その枝葉が車道へ更には蔵の屋根などに被さりつつある。その枝を切りたいなと口を滑らせた。いつかは茂りすぎた枝葉を切りたいのは本音。とりあえず作業の見積もりを依頼。(01/18 14:16)

  森永 卓郎著の『ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト』(フォレスト出版)を昨日17日(水)に読了。ようやく。

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2024/01/16

今日は薪ストーブは使わない

 ← 佐々木 高明著『日本の歴史 (1)日本史誕生』(集英社) 「日本人はいつ頃、列島に住みついたのか? 100万年以前の古代から弥生時代の初期にいたる謎の古代日本を、民族学の立場から探る。」

 今日火曜日は午前中は晴れ。昼前から小雪。寒い。が、薪ストーブは使わない。シャワーの使用予定はなく、茶の間で過ごすので、茶の間さえそこそこ暖かければいいんだ。

 今日から自宅では、アナ・チン著の『マツタケ――不確定な時代を生きる術』(赤嶺淳訳 みすず書房)と ベッピ・キュッパーニ 著の『救い』(中嶋浩郎訳 みすず書房)とを交互に読んでいく。(01/16 11:21)

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2024/01/15

日本一“木造高層ビル”着工へ

 ← 庭木の枝葉の整理処分。大半は庭木の堆肥に。それでも有り余ってしまう。畑の一角に枝葉のコンポスト山。山を作ってから十年は経ているか。 (01/15 13:07)

 昨日(14日は休日。曇り。やはり納屋で薪作り。その合間に上記の作業を。ハンディチェーンソーで幹の太さ10センチ余りの木をカットできるか試してみた。なんとかできた。が、それが原因かは分からないが、納屋でハンディチェーンソーを使ってたら、突然止まってしまった。

 バッテリー切れ? バッテリーを交換してもダメ。マシンを観たら、枝が挟まっていた。ペンチで引っこ抜こうとするが、枝が途切れるだけ。結局、手作業での柴作りを少々やったところで日没。シャワー後、マシンのパーツを外して枝を取り除いた。作動する。あとは刃の張り具合で、この張り具合の調整が難しい。今日、納屋での作業で修理が上手くいったか確かめる。

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2024/01/14

療養生活は息長く

 ← 森永 卓郎著『ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト』(フォレスト出版) 「財務省は、宗教を通り越して、カルト教団化している。そして、その教義を守る限り、日本経済は転落を続け、国民生活は貧困化する一方になる。」

 昨日13日は30日に一度の内科医院通院の日。今回は処方された薬の呑み逃しは一回か二回程度。優秀? 採血検査の数値もまずまずで血圧も良好。長い療養生活(庭仕事は週に二回)も息長くということか。

 長めとなってる髪の毛をシャワータイムに剃刀でササッと切って…。床屋へカットに行く回数を減らして節約。髪形の不格好も仕方ない。お茶はティーバッグで。薪ストーブの薪は納屋でせっせと柴作り。 (01/14 13:22)

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2024/01/11

明日の我が家を観る思い

 ← D.H. ロレンス (著)『鳥と獣と花』( 松田 幸雄訳 彩流社) 「(前略)それらの詩集のなかで『鳥と獣と花』は、スケール、主張、重量感のすべてにおいて、圧巻である。私は基本的に詩人の評価は最高レヴェルの詩をもってすべしと考えるので、ロレンスの世界を反映したこの詩集を、彼の詩を鑑賞するに最適のものと考える。彼の生命主義の顕現、ロマンティシズムの精華として、ここに『鳥と獣と花』を訳出する所以である」

 この二日は連休。初日は納屋での柴作りがメイン。疲れて夜は寝落ち。二日目のメインは書店での本のまとめ買い。下記するようにみすず書房フェアに遭遇し、分厚い単行本を何冊も。立ちっ放し二時間に疲れて、夜はまた寝落ち。読書は捗らなかった。薪ストーブはシャワータイムと未明時に使っただけだが、薪ならぬ柴がどんどん燃えていく。火力が凄い。火の凄さ怖さを感じた。連休の初日に田中家の全焼というニュース(「出火原因は線香か?田中角栄元首相宅火災で娘の真紀子氏「ろうそくに火をつけ線香を2本たいた」」)が飛び込んできた。明日の我が家を観る思いでテレビ画面に見入ってしまった。 (01/11 11:51)

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2024/01/10

もっと早くに知りたかった

 ← 横山秀夫/著『深追い』(新潮文庫) 「骨太な人間ドラマと美しい謎が胸を揺さぶる、不朽の警察小説集――。」

 今日は寒いが酷寒ってほどじゃない。薪ストーブは使ってない。夜、シャワータイムに使うかな。 (01/10 13:32)

 

「縮小と停滞」脱す戦略急げ 人口8000万人国家を民間提言

 日本は縄文時代以来(あるいはその前から)渡来人の国。弥生人も古墳時代の人々も渡来人。今こそ門戸開放の時。新たに移民という名の渡来人を歓迎するべき。もっと視野の広い多様な価値観を醸成する、開かれた国家を目指すのが望ましい。 (01/09 21:44)

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2024/01/09

72時間の壁とは

 ← 路傍の石地蔵たち。数年前、富山駅近くのホールにてたまたま見かけた展示作品を自身が撮影。 (01/05 16:10)

“旅情詩人”川瀬巴水の展覧会が香川・高松市美術館で - “日本の風景を描く”新版画の木版画が一堂に - ファッションプレス

 川瀬巴水展は、東京在住時代最後に観たっけ。大好きです。今もその際のポスターが部屋に貼ってあります。 (01/05 20:36)

 一昨日から寒気に見舞われている。今の時期らしい寒さ…というより、これでも例年よりは厳しさはないか。それでも、今朝未明帰宅した際には、薪ストーブに活躍してもらった。

 今日はそれほどの寒さではないので、ストーブの活用は今のところ躊躇っている。 (01/09 12:58)

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2024/01/05

数日分は貯えたと思いたい

 ← アガサ・クリスティー著『死との約束』 (高橋豊訳 ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 「謎に包まれた死海を舞台に、ポアロの慧眼が真実を暴く。(解説 東野さやか)」

 早くも年が改まって五日(金)に。年々時の過ぎ方が早まる気がする。何も出来ないでいる。せめてのつもりで旧稿や創作を昼行燈シリーズとして週に二作か三作ずつアップしている。これだけは続けたい。

 薪ストーブ。このところ比較的寒さが厳しくないので登場の機会はない。まもなく寒波がやってくる。備えとして、昨日も納屋でせっせと薪…ならぬ柴作り。数日分は貯えたと思いたい。 (01/05 14:00)

 

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2024/01/04

令和六年能登半島地震!

 ← D.H. ロレンス著の『鳥と獣と花』を読み出した。我が家にはボケの木はあるが、カリンの木は(恐らく)ない。このロレンスの詩集での代表作にてカリンもテーマに。画像はカリン(Wikipediaより)。ロレンスはつくづく奥深い作家詩人だ。 (01/03 15:38)

玄関にて鎮座する龍の置物」なるブログ日記を書いたのは元旦のお昼頃。まさかその四時間後に大地震が発生するとは。年賀状を書いたのは二日。「令和六年能登半島地震」に絡むメモを裏に書いた。 (01/43 13:55)

 たった今 富山で地震。最初は震度3。ついでもっと激しい地震。能登半島が震源か。津波警報! 新潟にも津波警報。既に津波到達か。津波の高さ3メートルか。 (01/01 16:14)

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2024/01/01

玄関にて鎮座する龍の置物

 ← 玄関にて鎮座する龍の置物。

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 師走もバラエティに富んだ読書が出来ました。読了数は減り気味ですが、家事も含め仕事が忙しくなってきたからと言い訳しておきます。

 2023年12月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:4313ページ ナイス数:3946ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ 「2023年12月読書まとめ - 読書メーター」 (01/01 11:15)

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