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2023/12/26

ワンタン麺とは呼べないのでは?

 ← 「立山曼荼羅と立山信仰 | THE JAPAN ALPS」より 関連(?)拙稿:「富山……佐伯有頼そして立山

 テッド・チャン作の『あなたの人生の物語』 (ハヤカワ文庫SF)を読んでる。

 本書は作品集。いま「地獄とは神の不在なり」を読んでる。神とか天国とか信仰とかが頻出する。我輩にはこれらの用語は何も意味しない。神や天国を夢想もしない。べつに存在を否定するわけじゃない。なんの意味も感懐ももたらさないだけ。 (12/22 13:40)

 一方、地獄はガキの頃、夢の中でこれでもかというほどに観てきた。〈そこ〉に居る、体験しているという夢に夜毎魘された。これは何かの際に垣間見た「立山曼陀羅」の中の地獄絵図に強く印象付けられたのだろう。

 手術のあと、口中に溜まった血反吐をベッドの上で吐いたことも。肉体…顔が…口元が引き裂かれる…裂かれてしまったという悪夢。悪夢に留まらなかった現実。地獄は現実であって想像の産物ではないのだ。

 人間が…自分が成長するとは、現実から遠ざかることに他ならなかった。逃避じゃない。〈普通の人の世界〉に少しでも近付くこと、少なくとも紛れ込むことだった。我輩に夢があるとしたら、それだけしかない。夢は叶わなかった…今のところは。今更叶っても遅すぎるよね。 (12/22 13:52)

 

 ← 一昼夜での積雪。40センチには至らず。今朝未明に仕事先から帰宅。庭に車を停める前に例によって除雪。やらないと庭に入れない。 (12/23 13:18)

 たった今も除雪してきた。昼前までに雪は止んだ。が、零下でなくなったので、今度は屋根からの落雪。これが難物。庭先にはゴミ置き場がある。我が家の土地の一角を提供してる。そのゴミ置き場周辺にも雪が堆積。我輩が除雪するしかない。 (12/23 13:23)

 疲れて買い物へ行く気力が湧かない。昨日コンビニで買ったものの残り物で済ます。エースコックのワンタン麺もある! ワンタンが昔に比べ極端に少ない。もうワンタン麺とは呼べないのでは?

 体力減退。除雪後、体がよれる。よろよろほどじゃないが。

 朝食後シャワータイムにする。そのため薪ストーブの出番。昨日懸命に作り出した薪…柴をせっせとくべて。既に柴は燃え尽きたが、中に練炭を熾火として潜めてあるので、見掛けは灰に埋もれ鎮火してるようだが、練炭は燻っている。ストーブが触れないほど熱い。余熱が鎮火後も長く。 (12/23 13:33)

 

 富山市。今日の最高気温は1℃ (12/22 17:30)

 

 ← 今読み続けているミシュレ著『海』にて「ワムシ」を知った。「胴体の甲羅は硬化せず、主として汽水に生息するが、同時に広塩分耐性も持ち合わせる。また繁殖力も大きく、養殖漁業では大発生して問題となることもあった」とか。これは、「シオミズツボワムシ」(情報も含め、「シオミズツボワムシ - Wikipedia」より) (12/22 16:15)

 トルーマン・カポーティ作『遠い声、遠い部屋』を読み始めてまだ十数頁。さすがの表現力観察眼。読ませる。せっせと読まないで、敢えてゆっくり読んで味わっていく。 (12/24 17:34)

(頂いたコメントに)いい作品はゆっくり味わいたいですね。 (12/24 19:21)

 

 ← テッド・チャン作『あなたの人生の物語』( 浅倉久志/公手成幸/ 嶋田洋一/古沢嘉通訳 ハヤカワ文庫SF) 「ネビュラ賞を受賞した感動の表題作はじめ、ネビュラ賞受賞のデビュー作「バビロンの塔」など、八篇収録する傑作集」

 テッド・チャン作『あなたの人生の物語』を22日(金)に読了。テッド・チャン本は「息吹」に続いて。良質のSF作品集。最新の科学的知見を踏まえ近未来に生じる可能性のある人間の煩悶を描く。表題作品が好き。

 

 藤沢 周平作『刺客―用心棒日月抄』 (新潮文庫)を読み始めた。藤沢周平の本は何冊目かな。好きな作家。仕事の合間の楽しみに読む。 (12/25 22:03)

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