« 修理には六角レンチが要ります | トップページ | 太い薪が望ましいけど »

2023/12/18

青柳いづみこ…気が付けば四冊目

 ← 青柳 いづみこ 著『グレン・グールド ─未来のピアニスト』(ちくま文庫) 「20世紀をかけぬけた衝撃の演奏家の遺した謎をピアニストの視点で追い究め、ライヴ演奏にも着目、つねに斬新な魅惑と可能性に迫る。」

 昨日今日と連休。薪ならぬ納屋での自作の柴がどんどん燃えていく。小さめの薪ストーブを設置したばかりなのだが、それでも火力の凄さを痛感する。納屋に満杯の枝葉の分別作業、柴作り作業は延々と続く。昨日もせっせとやったが、今日もこれからやるつもり。枝葉の奥のほうに太目の枝や幹などが溜まってる。チェーンソーでのそれらの切断伐採作業に取り掛かれるにはまだ数回の作業が必要のようだ。昨夜チェーンソーの刃を調整したので、活躍の時も近い? (12/18 14:27)

 

 青柳 いづみこ 著の『グレン・グールド ─未来のピアニスト』(ちくま文庫)を17日(日)未明に読了。一週間以上を費やして。初めは車中の楽しみで読み始めたのだが、内容もだが活字の細かさに辟易し、20頁ほどを読んだところで放棄し後は自宅で。

「20世紀をかけぬけた衝撃の演奏家の遺した謎をピアニストの視点で追い究め、ライヴ演奏にも着目、つねに斬新な魅惑と可能性に迫る」というものだが、グールドの傑出した天才ならではの苦闘と苦悩ぶりもだが、本書は青柳の達筆ぶりに圧倒された。

 ピアノどころか音楽にまるで疎い吾輩に同氏の卓抜な筆写力は音楽的人間的想像力を羽搏かせてくれる。

 同氏の本は、『水の音楽』 (平凡社ライブラリー)や『音楽と文学の対位法』 (中公文庫)、『六本指のゴルトベルク』 (中公文庫)などを読んだことがある。気が付けば同士の本は四冊目。…肝心のピアノ演奏は(多分)聴いたことがない。ここはYouTubeの出番かな。

  関連してる(?)拙稿に「青柳いづみこ、ドビュッシーを語る」がある。他に「青柳いづみこ 著の『音楽と文学の対位法』に痺れた」「青柳いづみこ…双子座ピアニストは二重人格?」などがある。「ラヴェルのボレロから牧神の午後へ」「印象は百聞に如かずだね」も。 (12/18 14:22)

 

 ← 一番寒く暗い時間である朝の4時過ぎ。明るい! 雪明かり。昨日の午後は雪がちらほら。深更になってうっすら雪化粧…未明には数センチに。昨日から薪ストーブ大活躍。電気ストーブの出番はほぼなし(シャワータイムに脱衣場を暖めるため使用)。 (12/18 04:26)

 昨日は氷雨の休日。納屋に満杯の枝葉からの薪…柴作り。寒いが汗が滲み出す。案の定、夕食後チェーンソーの刃調整し読書し始めたら間もなく寝落ち。昨日は休日なに百頁も読めず。

 いつものことだが、雨音がいつの間にか聞こえずやけに静か、しかも夜なのに外が妙に明るい…間違いなく雪化粧してる!と確信させる。

 気温は1℃。今冬の降雪は遅い。しかも数センチ。富山らしくない。 (12/18 04:40)

 こうした雪化粧の景色を目の当たりにしたことで、下記のような昼行燈シリーズ作品を旧稿よりアップした。 (12/18 13:43)

 

 昼行燈49「雪蛍の舞った頃

 

 昼行燈48「真冬の明け初めの小さな旅

 ミシュレ著の『海』をようやくというかついに読み始めた。ミシュレ…偉大な歴史家にとどまらず稀有壮大で想像力逞しい表現者。そんな書き手だと知ったのは最近のこと。本書を入手できて幸いだ。 (12/18 10:44)

|

« 修理には六角レンチが要ります | トップページ | 太い薪が望ましいけど »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

タクシーエッセイ」カテゴリの記事

書評エッセイ」カテゴリの記事

恋愛・心と体」カテゴリの記事

富山散歩」カテゴリの記事

写真日記」カテゴリの記事

読書メーター」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 修理には六角レンチが要ります | トップページ | 太い薪が望ましいけど »