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2023/11/22

生物たちの軍拡競争に唖然

 ← 「「没後20年記念特別展 純情の画家 不染鉄展」 | 山田書店美術部オンラインストア」「日本画家・不染鉄の展覧会が奈良県立美術館で - 郷愁漂う村落風景から幻想的な夜の情景まで約120件 - ファッションプレス」参照。向井潤吉など古民家の画家が好きだ。が、それなりに関心は抱いてきたものの、不染鉄はノーマークだった。 (11/22 08:11)

 ガブリエル・ガルシア=マルケス著『ガルシア=マルケス中短篇傑作選』 (河出文庫)を読み出した。ガルシア=マルケスの翻訳本は大概一度ならず読んできた。始めは図書館本で。ついで書店で買い求めて読んできた。本書も単行本で読んだことがあるような。書架にあるかな。いいんだ、文庫本じゃ初めてなんだから。 (11/22 08:30)

 松原 泰道著の『般若心経入門―276文字が語る人生の知恵』 (祥伝社黄金文庫)を読み始めた。仕事の車中で手にするような本ではないが、ほとんどが一般向けの講話風なので。

 十代後半から三十路代半ば過ぎまで我輩にとって励ましの作家・評論家だった埴谷 雄高。彼の本名は般若 豊。般若なんて名前が自分の名だったら、我輩ごときでも何事かを想うことだろう…か?

 気になる般若の意味。もちろん本文真っ先に説明されているが、「般若は、古代インドの言葉であるサンスクリット語(梵語)の「プラジュニャー」やパーリ語の「パンニャー」に由来している仏教用語です。これらの言葉の音に合わせて漢字を当て、般若と書くようになりました。意味は「仏の智慧」です。」 (11/21 10:16)

 

 ← 神坂 次郎 著『サムライたちの自由時間』 (中公文庫)  「「余暇の氾濫と退屈の洪水」のなかを生きた泰平の世のサムライたちの死因で最も多かったのは、酒毒と腎虚、つまり大酒とセックス過度だった…。濃密な創作過程に生まれた歴史随想38篇。」

 神坂 次郎 著『サムライたちの自由時間』 (中公文庫)を21日(火)に読了。 車中での楽しみで読んできた。

 父の蔵書かな。表題に即した話も多いが、「濃密な創作過程に生まれた歴史随想38篇」ということで、守備範囲は広い。話題豊富。我輩にとって、神坂が嘗て南方熊楠ブームの火付け役だったことに驚き。つい先日、中沢新一の熊楠論を読んだばかりで、嬉しい偶然となった。

 「森のバロック」での中沢はハイブローな論調だとすると、神坂の熊楠は身の丈の熊楠像を与えてくれそう。早速、神坂の熊楠本を読みたい本に登録。入手は古書店しかないか。 (11/21 01:06)

 

 須藤 斎著の『海と陸をつなぐ進化論 気候変動と微生物がもたらした驚きの共進化』 (ブルーバックス)を再読し始めた。

 う~み~は~広いな~大きいな~♪  海は、陸より広いし山より深い。陸地はほぼ踏破されたとしても、海は圧倒的に未知の世界。 (11/21 21:39)

 

 ← 日本植物病理学会著・編『植物たちの戦争 病原体との5億年サバイバルレース』(ブルーバックス)

 日本植物病理学会著・編『植物たちの戦争 病原体との5億年サバイバルレース』(ブルーバックス)を20日(月)再読。

 題名副題はだてじゃない。日々庭木や雑草に悩まされ癒されてもいる、我が窓外にこんなドラマが。…むむ、家の内外にドラマありか。以下は、4年前の感想の転記:

「一昨年から、人間と人間に共生ないし、悪さもする細菌に絡む本を読んできた。今度は、植物と細菌との関りを知りたくて本書を手にした。  日々、庭や畑仕事に汗を流している。(中略)茶の間の出窓からちょっと外を見ると、あるいは玄関の戸を開けると、庭木や草花やなんといっても、雑草が生い茂っている。樹木の根元には、枯れ葉や毟った雑草などが堆積している。その中には、苔や菌類やバクテリアなどが蠢いているはずである。」

 生物たちの軍拡競争に唖然。熾烈苛烈! 且つハイテク! (11/20 15:12)

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