今日は朝から大忙し
← 五来 重著『高野聖』( 角川ソフィア文庫) 「日本宗教史を変えた不朽の名著、ついに文庫化! 高野山を拠点に諸国を遊行した高野聖。彼らはいかに民衆に根ざした日本仏教を広め、仏教の礎を支えてきたのか。古代末期から中世の聖たちが果たした役割と、日本宗教の原始性を掘りおこした仏教民俗学の名著。」
今日は朝から大忙し。朝の五時ごろに寝る吾輩にはきつい朝となった。
まずは、九時前薪ストーブの導入に当たって業者が職人を伴ってきた。設置する部屋などの下見。それほど困難な工事にならないという感触。
次いで、10時に台所の流しの蛇口の水漏れ(パッキンの擦り減り)の工事の(過日は下見)契約に(先日と同様)若い女性が来た。消費税が掛かって3万4千円余り。消費税が重い!
実際の工事はまだ十日以上先。まだまだ水の滴りは続くわけである。
とにかく眠れるのがありがたい! その後、一眠りしてこのようにブログ日記をしたためている。読書はこれからできるかな。 (11/02 13:21)
五来 重著の『高野聖』( 角川ソフィア文庫)を昨日、二週間余りを費やして読了。というよりただの通読に終わった。吾輩にはあまりに中身の濃い著作。もっと早く読みたかった。そもそも吾輩の視野にはまるで入ってなかった。
「(前略)高野山を拠点に諸国を遊行した高野聖。彼らはいかに民衆に根ざした日本仏教を広め、仏教の礎を支えてきたのか。古代末期から中世の聖たちが果たした役割と、日本宗教の原始性を掘りおこした仏教民俗学の名著」というもの。
空海や親鸞、西行、そして高野山(の空海)理解に尋常ならない著作でもある。「泉鏡花の描く道心堅固な高野聖とは違う実像を明らかにした本」でもあって、泉鏡花がどうこうじゃなく、本書によって高野聖の理解を徹底して深める必要が日本人なら誰にもあろう。
著者は1908年生まれ。本書の初版は昭和40年(1965年)。昭和50年に改訂版。平成23年に文庫化。
経歴は略す。人物は、「柳田国男の京都帝国大学での集中講義に感銘を受け、従来、教学史研究・思想史研究に偏りがちであった日本仏教の研究に、民俗学の視点・手法を積極的に導入。各地における庶民信仰・民俗信仰の実態について、綿密な現地調査と卓抜した史観に基づく考察を加え、地域宗教史・民衆宗教史の分野に多大な業績を残した。山折哲雄は五来を評して柳田国男、折口信夫に次ぐ、日本民俗学の第三走者とする。」(「ウィキペディア(Wikipedia)」より)
吾輩には感想すら書けない。既に本書を巡って幾度となく呟いてきた。
個人的には我が富山県が高野聖と意外なほどに関りがあると知って驚いた。というより、高野山の高野聖は信長や家康によって徹底的に痕跡を消されて、高野山といえば空海の金剛峯寺のイメージ一色となった。時宗は何処へ? である。が、富山(に限らないだろうが)など地方には、高野聖の痕跡が数多くの各地の祭りなどの形で残っているわけである。富山への認識を新たにした思いである。 (11/02 13:13)
高野聖文学:「苅萱(かるかや)とは、出家した武士、苅萱道心(wikidata)とその息子石道丸(wikidata)にまつわる物語。説経節、浄瑠璃、歌舞伎、読本などで作品化されている。説教節では「五説教」のひとつであり、代表的な演目のひとつとして扱われてきた。近年では教育まんがなどでも作品化が試みられている。主人公の名を付し、石童丸(いしどうまる)と称されることがある。」 (11/01 15:20)
← 昨日のチェーンソーによる枝の伐採作業の成果。ボサボサから五分刈りへ。あと、内庭の松も、庇や電線に懸かりそうな枝葉を伐採。伸びすぎた杉や山茶花等は後日の楽しみ。…哀れな姿の樹木は夾竹桃です。 (11/02 09:44)
昼行燈27「黒い雨の降る夜」 昼行燈28「謎の女」 を今朝未明…三時前にアップ。奇数番は旧稿、偶数番は創作ホヤホヤという回転になってきたような。 (11/02 04:14)
中沢 新一著『森のバロック』 (講談社学術文庫)を読み始めた。も、もしかして、中沢新一の本は初めて? まさかーそんなー! 遠い昔、何か読んだ? 新聞か雑誌で? ま、いっか。清新な気持ちで読む。何しろ南方熊楠を扱ってるし。高野聖から熊野古道へ? (11/01 21:16)
今日は午前は予定外の不燃物の資源ステーションへの自転車によるピストン輸送で2時間の作業。台所がスッキリしたような…まだガラス食器類が食器棚にいっぱい。午後は睡眠後、ブログ日記を書いて、さて本来の庭仕事。チェーンソーを駆使して松や夾竹桃などの枝を伐採。
入り組んだ藪のような庭なので、長い柄の付いたチェーンソーを使うのは思い通りに行かず、目標の半分も遠い。
てなわけで肝心の読書はこれから。少しは読みたいが、疲れで寝落ちかも。さて (11/01 20:06)
全くの余談だが、数年ぶりで大好きなアイスクリームを食べた。お医者さんに甘いものダメって言われてるから。このところのハードな庭仕事の御褒美です。 (11/01 21:18)
← 藤倉克則/木村純一著・編 協力:海洋研究開発機構『深海――極限の世界 生命と地球の謎に迫る』(ブルーバックス|講談社BOOK倶楽部) 「2013年と2017年、国立科学博物館において開催された深海をテーマとした特別展には、60万人超の来場者があり、深海への関心が深いことがわかりました。その内容を科学的にさらに深く掘り下げ、深海からわかる地球、生命、人類の存続に関わることが理解できる1冊!」
藤倉克則/木村純一著・編 協力:海洋研究開発機構の『深海――極限の世界 生命と地球の謎に迫る』(ブルーバックス|講談社BOOK倶楽部)を先月末31日に読了。再読ということもあって車中で。
僅か3年前に読んだばかりだが、敢えて再読。つい先日読んだ「DEEP LIFE 海底下生命圏 生命存在の限界はどこにあるのか 」(ブルーバックス)の前段のような内容なので一層の理解に資するかと。宇宙もいいが、地球…海や海底さらに地底も未知との遭遇が待ってる。
「極限ともいえる過酷な環境で、深海の研究を続けてきた海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究者たちが、深海を研究しなければわからない、生物や地球のしくみ、地震との関連や人類との関わりについて解説。深海生物だけでなく、海底下生物、生命の起源、地球外生物にまで及ぶ生命のことから、巨大地震後の海底変動から見えてきた地震のメカニズム、海底の鉱物資源や、地球温暖化との関係など、あらゆる「深海」がわかる1冊!」
それにしても、地球の半径6500キロ。人類がドリルで掘れた穴は10キロ余りがやっと。海底だって探索できたのはほんの僅か。未知の世界のほうが遥かに広く深い。 (10/31 19:41)
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