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2023/10/17

読まれずとも粛々と

 ← 庭仕事の終わり頃、庭の隅っこで見つけた。何かの実? 花? (10/16 19:51)

 今日は晴れの休日。このところ野暮用が多く、休みの日でも庭仕事できず。久しぶりに庭仕事。生け垣の剪定。主に車道沿いで作業。柘植や三重カナメ、バラなどの枝葉をカット。頑張って日暮れまで…というか、小雨が降りだしたので中断するしかなかった。 (10/16 19:49)

 これだけやっても、端から見たら変わり映えしない。小雨と薄闇の中、庭を観て回ったら、見慣れない花? 実?  (10/16 19:51)

 パソコンの通信事情。ルーターを可能な限り作業している書斎に近づけた…といっても数メートル。でも、間にあるのが襖戸だと、電波は軽々飛ぶようだ。 (10/17 11:30)

 例によって車道で頑張ってても、ただの一人も声を掛けない。隣家のご婦人も素知らぬ顔で行き過ぎた。 (10/17 10:51)

 半袖ワイシャツなどをクリーニングへ。来年の夏まで着ないからね。タンスに懐かしいオシャレなシャツ。オシャレ過ぎて着る機会もないままタンスの肥やし。もしかしたら30年以上タンスの底で埋まっていた。白っぽいシャツに滲みが無数に。とりあえずクリーニングに出したけど、お手上げかもしれない。タンスには、封を切ってない衣類が多数。なんたって、現に着ている衣類が磨り減るまで(穴が空くまで)着続けるので、新たに衣類は買わないし着ないのだ。 (10/16 20:00)

 ← 『源氏物語 解剖図鑑』(文:佐藤 晃子 イラスト:伊藤 ハムスター X-Knowledge) 「姫君はネコで殿方はイヌで…… これ一冊で源氏物語のあらすじと平安人の暮らしとキモチがマルわかり 『源氏物語』全54帖を徹底解剖!」

源氏物語 解剖図鑑』(文:佐藤 晃子 イラスト:伊藤 ハムスター X-Knowledge)を13日(金)に読了。これまで与謝野晶子版やウエイリー版を読んできた。当時の貴族らの風俗風習宗教などイラストで描かれ参考になった。いつか誰かの版で読む際にも参考にしたい。

(頂いたコメントに)〇▽さん 数年前いきなり与謝野晶子版を読んだのは無謀でした。なんの予備知識なしなんて源氏物語にはありえない。(ウエイリー版でも粗筋や人物相関図はそれなりに掴めた気がしたのですが、中身的に物足りない…欧米の人への紹介には良さそうだったけど)本書などを読んだ上で次は何がいいか楽しい迷いです。

(頂いたコメントに) 瀬戸内寂聴さん、いいですか。 角田光代さんも。 (10/14 00:00)

 仕事の車中では相変わらず『ウエルベック発言集』を読んでる。大部だし欧米での評論でなじみが薄くてぴんと来ないことも多々。それでもウエルベックの人となりが知れて興味深い。

 自宅では、ラルフ・ジェームズ・サヴァリーズ著の『嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書――自閉症者と小説を読む』(岩坂彰 みすず書房)と、稲垣 史生著の『DEEP LIFE 海底下生命圏 生命存在の限界はどこにあるのか 』(ブルーバックス)とを交互に。

 前者は体裁としては高名な文学作品の読解なのだが、視点がまるで違う。蒙を啓かれるような。あるいは吾輩にはそれこそ読解しきれないかもしれない…が、面白い。後者はひたすら好奇心で。生命圏の想像以上の広がり。宇宙も謎が多いが、海底下の生命圏もどんどん理解が深まっている。 (10/17 11:12)

 ← 物部川(新在所橋から下流側)(画像は、「物部川 - Wikipedia」より)

 稲垣史生著「DEEP LIFE 海底下生命圏 生命存在の限界はどこにあるのか 」(ブルーバックス)を読んでたら、(本書のテーマとは筋違いなんだが)高知大学物部キャンパスの「物部(もののべ)」にビビビと来た。高知に物部…なんで? 古代史好きな我輩としては気になる!

「飛鳥時代には物部氏の勢力圏下であったと考えられており、香美市内には同氏を祭る若一王子宮がある。平安時代初期には国府が置かれ、紀貫之が国府として同地を治め、都への官道が開かれるなど、発展を見せた。」(「物部川 - Wikipedia」より) (10/17 00:38)

 高知までが物部氏の勢力圏下だったとは。そういえば物部氏の勢力圏なんてあまり気にしてこなかった。次に古代史の本を読む際は(本を選ぶ際は)この辺りも考慮に入れて。 (10/17 10:54)

 

 マフムード・ダルウィーシュ『詩集 壁に描く』 (りぶるどるしおる)…今朝の天声人語にてダルウィーシュの名が。

「われわれはまだ生きている。来たるべきわれらの思考の誕生にふさわしいささやかなものだけを携えて。鳥となって、自分の無から存在を引っ掴む。繰り返される筆舌に尽しがたい惨事。それを記録する詩人ダルウィーシュ。パレスチナからのこの声は記憶されねばならない。」 (10/17 04:57)

 

 昨日、4時頃、庭仕事してたら、紋白蝶ならぬ黄色い蝶々を観た。春にはよく見掛けるけど、秋口の今って初めて…撮影出来なかった。 (10/17 09:19)

 ← ヴォルス「無題」 (画像は、「「アンフォルメルの先駆者」ヴォルスの全貌を探る 国内初の展覧会 - アート・デザインニュース CINRA.NET」より。拙稿「ヴォルス…彷徨う線刻の美」参照のこと。)

 

昼行燈15  融けていく」「昼行燈16  ピエロの夢」をアップ。読まれずとも粛々と淡々と。

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