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2023/10/13

ルーター接続の改善を図るべきと痛感

 ← テッド・チャン作『息吹』(大森望訳 早川書房) 「「あなたの人生の物語」を映画化した「メッセージ」で、世界的にブレイクしたテッド・チャン。待望の最新作品集がついに刊行」

 昨日は前々から使いたいと思っていた、車のバックする際のモニターを購入設置のためカー用品店へ。早速、帰宅時、その具合を確かめつつ走行。バックミラーに映る背景画像が大きくて思わず見惚れそう。でも、その効力はこれからバックや方向転換の際に発揮されるはず。会社の車では随分助かっているので大いに役立つはず。

 テッド・チャン作の『息吹』を読了し、ラルフ・ジェームズ・サヴァリーズ著『嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書――自閉症者と小説を読む』(岩坂彰訳 みすず書房)を昨日から。関連する本としては、年初にスティーブ・シルバーマン著『自閉症の世界 多様性に満ちた内面の真実』(正高信男/入口 真訳 オリバー・サックス序文 ブルーバックス)を読んだばかり。この分野の研究の進展展開ぶりも気になっている…ということは、自分にもその気がある?

 昨日は、佐藤 晃子著の『源氏物語 解剖図鑑』(イラスト:伊藤ハムスター エクスナレッジ)と交互に読んでいた。取付工事に3時間を要するかもということで、カー用品店へも本書を持参。

 昨夜半、妄想創作シリーズの『昼行燈』をブログに書こうとしたが、ネットの接続が最悪で、肝心の創作に力を尽くすことが叶わなかった。やはり、早めにルーター接続の改善を図るべきと痛感。しかも、スマホの指紋認証にも何故か手間取って、何度やり直したことか。

 昨夜の成果:「昼行燈13」「昼行燈14

 

 テッド・チャン作の『息吹』(大森望訳 早川書房)を11日(水)に読了。

 AIやロボットなど最新の科学技術を自家薬籠の物として卓抜なSF作品に仕立ててる。再読必至。 (10/11)

「「あなたの人生の物語」を映画化した「メッセージ」で、世界的にブレイクしたテッド・チャン。待望の最新作品集がついに刊行」

 小生は、それなりにSFファンなのだが、恥ずかしながらテッド・チャンは全くノーマーク。ドクメで存在を知って評判がいいのでとりあえず手にした次第。小説にしては何か変だぞ…もしかしてSFなのか…と、途中で遅まきながら気づいた。

 ただ、並みのSFとは違う。AIやロボット、タイムマシン、量子力学 の 観測問題 における解釈の一つである多世界解釈などの話題を扱いながら、その話の展開はテッド・チャンならでは。ツールとして先端科学や技術の話題を駆使しつつ人間とはを探求している。

 その卓抜ぶりは、下記の訳者の大森望による「あとがき」を参考にしてほしい:

テッド・チャン『息吹』ついに発売! 翻訳・大森望氏によるあとがきを公開します|Hayakawa Books & Magazines(β)」 

〈本書収録作〉
「商人と錬金術師の門」*ヒューゴー賞、ネビュラ賞、星雲賞受賞
「息吹」*ヒューゴー賞、ローカス賞、英国SF協会賞、SFマガジン読者賞受賞
「予期される未来」
「ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル」*ヒューゴー賞、ローカス賞、星雲賞受賞
「デイシー式全自動ナニー」※初訳
「偽りのない事実、偽りのない気持ち」※初訳
「大いなる沈黙」※初訳
「オムファロス」※初訳
「不安は自由のめまい」※初訳

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