砂のように味気ない…なんて呑気じゃ居られない
← ダヴィッド・ベシス 著『こころを旅する数学 直観と好奇心がひらく秘密の世界』(野村真依子 訳 晶文社) 「知られざる数学3カ条 ◎数学は身体活動 ◎数学が大得意になる方法がある ◎偉大な数学者も私たちも脳は同じように動く」
昨夕、家に眠る不用品の引き取りに業者に来てもらった。ブランド品でない食器類でも多寡に関わらず二千円で引き取るというチラシに惹かれて。
案の定で、食器類や衣類(和服など)、バッグ類は、ザッと眺めるだけ。専ら関心は貴金属類。家の中の箪笥などを掻き回し、懸命に金目の物を探す。散々探して諦めて(諦めつかずにいて)、台所の食器棚などの食器を申し訳程度に持ち帰る。それも段ボールはないかとこちらに催促。要は最初から食器類を持ち帰る気などなかったわけだ。
食器棚に大半の食器を残し、11月にまた来るとか。今度はバッグ類か衣服類か。その際も再度家探しするんだろう。今度はそうはいかない。
せっかく家の前の車やバイクをどかして業者の車が入りやすいように配慮したのに、その甲斐が全くなかった。奴は吾輩の気遣いにまるで気付かない。
ちなみに、食器棚の整理を思い立ったのは、以前から日記に書いていたように、いよいよ薪ストーブか達磨ストーブを導入するため。そのためには、台所のお荷物と化している(食器)棚を片付けるか廃棄しないとならない。
あるいは(これは昨夕思いついたのだが)食器棚のガラス窓を外してそこに庭で伐採し納屋で葉っぱを落とした小枝や少々の幹類を収める棚に転用するか。
昨冬は実に寒かった。おそらく自分の体力が相当に(今まで以上にガクンと)落ちて、エアコン程度では暖房に足りない。それ以上に風呂場は勿論脱衣場も寒い。トイレも寒い。玄関も家中が寒いのだ。隙間風がひどすぎる。
せめて、台所に暖炉とはいかなくても、焚火程度のストーブを導入して少しは家の中を暖めたいのだ。これはマジ。 (10/10 11:12)
ダヴィッド・ベシス 著の『こころを旅する数学 直観と好奇心がひらく秘密の世界』(野村真依子 訳 晶文社)を7日(土)に読了。例によって一週間ほど楽しんだ。
数学についての本は数知れず。本書はユニークの極み。数式がないのは別にして、テーマがいい。数学者も普通の人間であり、違うとしたら生きる人間の感覚や想像力を幼児のままに空想のままに伸び伸び膨らませた。自分が風船だったらどんな感覚を持つか。部屋の反対側から自分を見たらどんなふう? また幼児のように遊び感覚で。全く稀有な本で我輩には説明できない。一読の価値あり。 (10/07)
← ヴィンス・バイザー 著『砂と人類 いかにして砂が文明を変容させたか』(藤崎百合 訳 草思社文庫) 「地球上で最も重要な個体は「砂」だった!砂なくしてはあり得なかった人類発展の歴史を紐解きながら、砂から見える人類の危機までを見つめる、瞠目の現代文明論。」
ヴィンス・バイザー 著の『砂と人類 いかにして砂が文明を変容させたか』(藤崎百合 訳 草思社文庫)を7日(土)に読了。車中での待機時間にせっせと読んでいた。
内容案内の「地球上で最も重要な個体は「砂」だった!砂なくしてはあり得なかった人類発展の歴史を紐解きながら、砂から見える人類の危機までを見つめる、瞠目の現代文明論」は伊達じゃない。
本書については随時呟いてきた。以下、出版社の内容案内から。
「人類社会を形作るもの、それは「砂」。 その砂はいま、地球から姿を消そうとしている…… 私たちの暮らす建物、通勤する道路。携帯電話、シェールオイル。 現代人に不可欠なこれらのものはすべて「砂」からできている、 または砂がなければ得られないものだ。」
「この身近過ぎて普段意識さえしない小さな物質は、実際には世界で最も消費され、必要とされる物質である。 その砂と人間長きにわたる付き合い、とくにこの数百年の砂なくしてはあり得なかった発展―20世紀のコンクリートの発明と、 21世紀のデジタル技術―を紐解きながら、 いま砂が瀕している危機を見つめる。 体当たりの取材と詳細なデータをもとに圧巻の筆致で描く、 瞠目の本格ノンフィクション。」
「砂」を巡ってこんなにも驚くべき話が。環境問題に関心があるなら(なくても)一読必須。 (10/07 23:45)
採掘できる砂はほぼ取り尽くした。世界中で合法非合法を問わず争奪戦が始まってる。環境への負荷などお構い無し。新たな建設ラッシュが加速する一方で、既存の建設物もとっくに寿命が来てる。さあ、どうする家康…じゃない日本、そして世界は。コンクリートは高騰する一方だよ。 (10/08 08:42)
太田 博樹著の『古代ゲノムから見たサピエンス史 (565) 』(歴史文化ライブラリー 565)を読んで二日目。表象のアダムとイブの絵は、アフリカ人をイメージしてるとか。古代ゲノム学の近年の急展開や成果にびっくり。 (10/09 17:00)
『ブラタモリ 3 函館 川越 奈良 仙台』がドクメに。仙台に6年住んでたことがある。懐かしい。仙台の回も観たけど、改めて本でも。タモリとぶらぶらすると何故飽きないし楽しいのか不思議。 (10/09 17:05)
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