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2023/10/27

重い腰を上げて次々と

 ← ミシェル・ウエルベック 著『滅ぼす 上』(野崎歓 /齋藤可津子/木内尭 訳 河出書房新社) 「謎の国際テロが多発するなか、2027年フランス大統領選が行われ、経済大臣ブリュノと秘書官ポールはテレビタレントを擁立する。社会の分断と個人の幸福。フランス発の大ベストセラー。」

 自宅では、ミシェル・ウエルベック 作の『滅ぼす 下』と、五来重著の『高野聖』 (角川ソフィア文庫)とを交互に。この頃は、ホントに数頁…せいぜい十頁ずつ互い違いに読んでる。

 同じものをずっと読む根気がなくなったのもあるのだろうが、主に老眼のせい。老眼鏡は使ってるが、度があってないこともあってか、目がすぐ疲れるのだ。悲しい。 (10/27 13:39)

 午前中は麗らかな秋日和。買い物へも自転車を転がして。それが午後からやや曇りがちになり、このブログ日記を書き終える1時40分過ぎには風…遠くで雷。天気が急変。書斎の目の前の植木が激しく揺れ出して、葉っぱがどんどん舞い散っている。今日は雨の中の仕事になるのか。憂鬱。 (10/27 13:45)

 

 ミシェル・ウエルベック 作の『滅ぼす 上』(野崎歓 /齋藤可津子/木内尭 訳 河出書房新社)を25日(水)に読了。

 ファンなのかな、ウエルベックの作品は大半を読んできた。「セロトニン」には圧倒された。あれ以上どう深化させるのか…と怪しんでいたが、なるほどスケールアップの面白さ。把握している領域が幅広い。政治から下世話までヒリヒリするほどの表現。上巻、さすがの場面で終わってて、さっさと下巻に移るしかない。憎いぞウエルベック! (2023/10/25)

 

 シルヴァン・シペル著の『イスラエルvs.ユダヤ人――中東版「アパルトヘイト」とハイテク軍事産業』を読メの感想で発見。タイムリーな書か:

「イスラエルの最近の動向がアメリカに害悪をもたらしているのは明白だ。多くのイスラエル人も暗黙のうちに認めるように、イスラエルの最近の動向はイスラエルにとっても害悪だ。ところで、今日の気の滅入る真実とは、イスラエルがユダヤ人にとって害悪になったということだ。 ――トニー・ジャット」 (10/26 20:18)

 

 今日も畑や庭仕事。過日、庭木をバッサバッサしたまま放置してあった枝葉をせっせと片付け。大きめのバケツに10杯。コンポストに放り込んだり、庭木の周辺に撒いて堆肥に。さて、次はいよいよチェーンソーで長く太い枝(太枝用剪定ハサミでは切れない枝)をグィーンとやる。上手く切れると爽快だが、大概は脚立に登って更に両手を掲げての作業なので、おっかなびっくりなのだ。また、脚立から転げ落ちないようしっかりやらんと。 (10/26 21:13)

 ネーブルまた実が2つ落ちてた。多分野鳥に突っつかれて。クソッ。 (10/26 21:14)

(頂いたコメントに)脚立は樹高のある庭木には必須。登るだけじゃなく立って両手を高く掲げるから大変。来年しなくて済むよう頑張らないと。雪は少ないだろうけど、少ないという保証もない。兎に角怖いです…仕方ないです。

 実際の作業は次の休日に。雨天時はしない。降ったら久々本屋さんに行くかな。 (10/26 22:07)

 

  ← 古井由吉 著『半自叙伝』(河出文庫) 「現代日本文学最高峰の作家は、時代に何を感じ、人の顔に何を読み、そして自身の創作をどう深めてきたのか。老年と幼年、魂の往復から滲む深遠なる思索。至高の文学。」

 古井由吉 作の『半自叙伝』(河出文庫)を26日(木)に読了。再読。3年ぶり。前回は作品を1つも読んでなかったせいか、味読できてなかった。今回までに幾つか読んできた。年初に亡くなられたこともあったからか、まるで初読のような感が強かった。住みくらした場所が重なってることもあり、何より作家の気迫を感じた。

 解説の佐々木中氏の解説も(文芸評論家っぽくなくて)実によかった。同氏は全く未知の方だったが、作家で哲学者だとは! せっかくなので同氏の本も読みたい。

 勿論、古井由吉の作品も更に読む。 (10/26 12:14)

「【内容紹介】 見た事と見なかったはずの事との境が私にあってはとかく揺らぐ。あるいは、その境が揺らぐ時、何かを思い出しかけているような気分になる――空襲に怯え、敗戦の焼跡を走りまわった幼年期、文学との出会いと高度経済成長の時代、そして現在まで。 老年と幼年、重なりゆく記憶の中に、作家は何を読み、自身の創作をどう生きてきたのか。魂の往還から滲む深遠なる思考。 ◎解説=佐々木中」 (10/27 13:35)

 

 五来重著『高野聖』 (角川ソフィア文庫)を読み出して八日目。実に勉強になる本。空海や親鸞らの理解に資するし、改めて高野山に登りたくなった。伊勢神宮も参拝したい。熊野古道も歩きたい。 (10/26 21:23)

 

 流しの水道の蛇口、ようやく重い腰を上げて業者に工事を依頼。今日は業者(若い女性が一人でやってきてびっくり嬉しい)による下見。タッチセンサータイプは不可だって。シャワータイプはお洒落過ぎて我輩には不要。後日工事代も含めた見積りが来る。

 過日の瞬間湯沸かし器の不具合解消もあって、ようやくまともな炊事洗い物ができる。 (10/27 12:00)

 

 今日、依頼していたドレスシャツの染み抜き終わって引き取り。染み抜き代高い! 箪笥の奥に仕舞いっぱなしで一度も着ないまま、いつしか染みだらけに。クリーニングも終わったし、一度くらいは着てみるか。 (10/27 12:03)

 

昼行灯23 石ころ」 「昼行燈24「古タイヤの列」」共に夜半過ぎにアップ。 (10/27 04:02)

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