海の青、空の青、白い雲、船影…
昨夜半、ハイノー・ファルケ/イェルク・レーマー著『暗闇のなかの光──ブラックホール、宇宙、そして私たち』(亜紀書房)を読了。再読。というか、昨年買って読んだのに、つい先日書店で本のまとめ買いした際に、本書を目にし衝動買い。帰宅してドクメを覗いて気付いた。気付くのが遅かった。こうした事態を避けるためにもドクメを使っているのに、それでもこうした失態を今年何回も。かなりボケてる?
もっとショックなのは、初読感一杯だったこと。かなり新鮮な思いで楽しんだ。あれれ、そんなこと書いてあった? 俺、ホントに読んだの? である。
悲しい現実。でも、楽しんだのだからいいや。
代わって、下記するように、ヴィンス・バイザー著『砂と人類: いかにして砂が文明を変容させたか』(草思社文庫)を読みだした。こちらは紛れもなく初読である。
よって、今、自宅では、「砂」の本と、テッド・チャン作の『息吹』(早川書房)とを交互に読んでいるわけである。 (09/30 12:13)
今日も休日なのに庭や畑仕事。午後の4時半から。久しぶりの超ミニツーリングは自分への御褒美。畑は数年前から果樹園になってる。但し収穫は面倒になってきたのでギブアップ。放置。しかし枝葉は我輩にお構いなく延び放題。昨日と今日で、正体不明の木2本。栗の木6本。キウイ2本、アンズの木2本の枝葉を大胆にカットした。
脚立に登り剪定ハサミを駆使してバッサバッサと。高さ2メートルの脚立を登り降りするのも怖々。足場が安定しないし、高く登ってヨロヨロ立って、軽くはない剪定ハサミを両手で高く翳して。
一度は脚立を降りようとして転げ落ちた。幸い伐採した枝葉の山に倒れ込んで大事には至らなかった。すぐ傍に枯れた木の中途で折れた幹がにょっきり立っていた!
果樹の苗木の数々を植えた際は、こんなに育つとは思わなかった。近くに親戚も居たから、収穫した栗やネーブル、キウイなどを提供。が、引っ越ししてしまって、収穫は宙に浮いた。自身は今じゃメタボで果物は御法度なのだ。
誰に食べて貰える宛のない果樹たち。栗の実もアンズの実も生っては地上に落下。朽ち果てのみ。
畑の果樹の木々の枝葉伐採作業はまだまだ続く。梨の木が2本とネーブルなど。梅の木や柿の木はまだ小さい。ミカンの木は、生るかどうか分からない。生っても始末に困る。自分の健康が果物を受け付けなくなるなんて、数年前には夢にも思わなかったよ。 (09/30 00:43)
← ヴィンス・バイザー 著『砂と人類――いかにして砂が文明を変容させたか』(藤崎百合 訳 草思社文庫)
ヴィンス・バイザー著『砂と人類: いかにして砂が文明を変容させたか』(草思社文庫)を読みだしている。
「国連環境計画(UNEP)は、地球上で水に次いで2番目に多く利用されている資源である、砂の採取に関する問題を解説し、いくつかの解決策を提案した。砂はコンクリート、アスファルト、ガラスなどの建築資材の基本的な原料であるが、他の天然資源と同様に限りがあり、無秩序な採取は浸食、洪水、帯水層の塩水化、海岸の防護機能の崩壊を引き起こしている。砂は川から浚渫したり、海岸から掘り起こしたりして採取することが多いが、毎年建築のために採取される500億トンの砂は、地球を囲む9階建ての壁を作るのに十分な量である。」
「砂の採取量は毎年6%増加しているが、これは持続不可能であり、20年間で3倍の伸びを見せた需要増は、河川汚染や洪水を引き起こすと同時に帯水層を縮小し、干ばつを悪化させている。UNEPは砂の採取に関する法的枠組みの構築、解体現場からの建設資材のリサイクルや鉱砂の潜在能力の開発による、砂の消費削減などの解決策を提案している。」
安部公房の「砂の女」を数十年ぶりに再読して「砂」に関心を持った。但し文学的に、じゃなく散文的に現実的実際的に、だが。
本書は、単行本だった時点で読みたかったが、安くはなく迷っていた。それがまさか僅か3年待たずして文庫入りするとは思わなかったよ。即、ゲット、即 読む。 (09/30 03:17)
日本…毎年およそ4000万立方メートル(東京ドーム33杯)の砂を海底から引き上げている。…砂を海底から引き剥がすと、海底で暮らす生き物や有機体の生育環境が破壊される。堆積物が掻き回されて水が濁り、魚が窒息し、太陽光が遮られて水面下の植生が維持できなくなる。 (09/30 05:08)
「コズミック フロント 「恒星間天体 異世界からの訪問者」 初回放送日: 2021年10月7日」 宇宙のはるか彼方からやってくる「恒星間天体」の発見が続いている。地球に近づき離れたあと二度と戻ってこない天体は何を教えてくれるのか?研究者の挑戦から迫っていく。
録画で見たのだが、再放送だった。面白かった。テレビ番組は概してつまらない中、こうした番組が楽しみ。初回は見逃したようだ。 (09/30 10:05)
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