庭仕事や書店やツーリング
← 『季刊 未来 2023年夏号』(未来社)
昨日日曜日は休日。午後、携帯ショップへ。8年ぶりにスマホを買い替え。当時としては最高級品を買った。ナビや翻訳ソフト、検索ソフトなどかなり使い込んだ。シムカードの具合(異常?)もあって買い替えた。
つい先日、パソコンも12年か13年ぶりに買い替えし、今回はデスクトップ型に。
それはいいが、パソコンについては、ニフティのブログもAmeba(アメーバ)のブログも、読書メーターも、さらにはツイッターやFacebookも、すべてIDやアカウントもパスワードも不明で、いずれも新規に参入と相成った。ニフティのブログは継続できたのは我ながら奇跡的と云うしかない。
スマホ(5G)については、携帯ショップの方に懇切にアカウントやパスワードの再設定で従来通りのサイトに継続の形で参入できた(Facebookを除いて)。
ただ、スマホの使い勝手で、読書メーターは非常に見辛い。使い勝手が悪い。
パソコン買い換え、スマホ買い替え騒動でこのところ休日は庭仕事…さぼりがち。さぼっているわけじゃないが、できないんだから情けない。そろそろ再開したいし、書店へも行きたい…このところ2か月に一度。バイクのツーリングや買い物も再開したい。猛暑だけは去ってくれたし。
それにしても、今日の休日は読書最低量。仕方ないか。
謎の女。気になる。 (09/11 02:20)
『季刊 未来 2023年夏号』(未来社)をようやく通読。…ただの通読に終わった。書店でもらってきた冊子。
4つの論考が載っている。いずれもエッセイや小文といったものではなく、いずれは本となる連載の論考である。
近代化と同化を考える――新川明氏の批判への応答② 川満信一……2
奥崎謙三の戦争 残照録4 上村忠男……14
〈探究の試み〉の断念へ、そして〈書くこと〉の断念へ3
ランボー「言葉の錬金術」の詩学を探究するために21 湯浅博雄……18
稗史『黄色軍艦家【キルグンカンチャー】』余録 「第三章 ホリゾントのまん前で」 八重洋一郎……28
詩的原理論の再構築――萩原朔太郎と吉本隆明の所論を超えて3 野沢 啓……39
以下、編集後記からの抜粋である。
「近代化と同化を考える――新川明氏の批判への応答② 川満信一」は、「今日の沖縄における政治と文化の問題がますます大きな分岐点にきていることをあらためて提起するもの。」
「稗史『黄色軍艦家【キルグンカンチャー】』余録 「第三章 ホリゾントのまん前で」 八重洋一郎」は、「琉球にたいする日本の侵略史をじっくりと解読させてくれるもの。」「そのなかに<日毒>という決定的な問題が触れられています。詩集『日毒』にいたる内実がこれからさらに展開されていくでしょう。」
「本誌昨年夏号の野沢啓評論「八重洋一郎の詩に<沖縄>の現在を読む」は、二〇一八年の現代詩人賞の選考過程における詩集『日毒』排除という未曽有のスキャンダルを現場から暴露したものでしたが、その後、これをきっかけにこの事件にかかわるひとたちのもみ消し策動が逆にその本質をつぎつぎに露呈するすることにつながり…(中略)地元沖縄では山之内獏賞選考委員の進退問題を追及する方向へ進んでいるようで…(以下略)」なかなか気になる話である。
「〈探究の試み〉の断念へ、そして〈書くこと〉の断念へ3 ランボー「言葉の錬金術」の詩学を探究するために21 湯浅博雄」や「詩的原理論の再構築――萩原朔太郎と吉本隆明の所論を超えて3 野沢 啓」は、まさに詩論であり詩的原理論で詩的センスの欠片もない吾輩には、全く歯が立たない論考だった。ただ、吉本隆明の『言語にとって美とはなにか』を巡っての指弾というか追及は手厳しいものがあって、その的確さなどは吾輩が云々できないが、興味深かった。吉本の論考は、どこか安保世代の敵対勢力側との論争では決して己側の非を認めない、断固相手側を威圧させる気迫があって、論争(論闘)の場ではともかく、いざ文章になって冷静に話を筋を追うといろいろ論旨の綻びが出てきてしまうのかと、変な感想を持ってしまった。 (09/11 02:15)
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