多極化、多様化する世界が訪れる
← 『ミネルヴァ通信「究」7月号(通巻第一四八号)』(ミネルヴァ書房) 「人文系、社会科学系などの垣根を越え、読書人のための知の道しるべをめざす雑誌『ミネルヴァ通信「究」』。」
『ミネルヴァ通信「究」7月号(通巻第一四八号)』(ミネルヴァ書房)を読書メーターに登録。例によって書店で貰ってきた。出版社の広告誌。普段、なかなか目にしない、読む機会に恵まれない書き手に接する僥倖。十日ほどで通読できたらいいな。
自宅では、閻 連科作の『硬きこと水のごとし』と、吉田伸夫著の『人類はどれほど奇跡なのか』とを交互に。とびぬけた小説と、最新の物理学への案内書…入門書。ビッグバンの理解がこれまでの本とは随分と変わっていた。ブラックマターが宇宙の全てだったのが、ある時点でビッグバンを起こしてブラックマターに加え所謂我々の知る物質が生じ、我々の知る宇宙へ。
読書については今、膠着状態。別にサボってるんじゃない。自宅での二冊もだが、車中で読んでるピアノを弾く哲学者の本も、手強いというか軽くは読めない。ま、密に詰まった岩盤を貫くつもりでゆっくりじっくり。
閻 連科作の『硬きこと水のごとし』…自宅で読み始めて四日目。炸裂するパワー、情熱、愛情。そんな人間って日本にいる? 革命の熱気。維新の志士もそうだった? 違うか。本書の主人公らはエリートじゃないからね。 (07/18 19:02)
フランソワ・ヌーデルマン著の『ピアノを弾く哲学者 サルトル、ニーチェ、バルト』 (atプラス叢書)を仕事の合間の楽しみで読み始めて三日目。…楽しみと思ったが、やはりフランスの書き手。レトリックがハイブロー。哲学などの基礎知識もだが、音楽の基礎知識も半端なく必要。
音楽との絡みで哲学者というと、ニーチェにショーペンハウエルは常識。サルトルは全く考慮になかった。読み返し必須。バルト……カール・バルトかと思ったらロラン・バルトだった。ルソーやニーチェは本格的な音楽家。 (07/19 17:27)
← エマニュエル・トッド / 池上 彰 著『問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界』( 大野 舞 通訳 朝日新聞出版) 「ウクライナ戦争後の世界を読み解く。覇権国家として君臨してきたアメリカの力が弱まり、多極化、多様化する世界が訪れる──。この世界はどうなっていくのか。」
『日本の名著〈7〉道元』 (1974年)は学生時代読み逃した本。『日本の名著』シリーズは、早々とリタイアしてしまった。
道元の主著「正法眼蔵」は未読。日本の名著シリーズの本は刊行順に入手したが、道元に至る前に頓挫。「正法眼蔵随聞記」は一度ならず手にした。後年、念願だった永平寺にも行った。……いま読んでる吉田伸夫著の「人類はどれほど奇跡なのか」のコラムにて紹介されてる。吉田によると、現代科学の観点から容認しがたい記述が少ない、きわめて合理的な内容だと。……宗教書が合理的ってのも違和感なしとしないが、まずはこの抄訳だけでも読まんと始まらぬ。 (07/19 12:11)
スタニスワフ・レム作の『インヴィンシブル』 (スタニスワフ・レム・コレクション)は既に読みたい本登録済み。
いま読んでる吉田伸夫著の「人類はどれほど奇跡なのか」にて紹介されていた。読みたい気持ちが一層昂る。 (07/19 13:02)
エマニュエル・トッド著の『問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界』 (池上 彰 朝日新書)を読みたい本登録。
アメリカほど好戦的な国はない。ある意味、ぱっくすアメリカーナの終焉の時、断末魔の狂奔に世界が揺れている。中国が覇権を握るかに見えたが、日本病に犯され経済も危うい。ロシアは覇権を握る野心は持てない。インドなど第三世界がヘゲモニーを握るのか。アメリカによる被爆国、空襲被害国の日本は骨身に凍みて知悉してる……逆らえない……(07/20 00:07) このままアメリカに追随する? 中国は台湾を舞台にアメリカなどと戦闘はしない。ウクライナのように、日本が米中の戦争の最前線にされて国が荒廃する恐れ。落日の日本が荒廃して悲しむ国は世界にないし。 (07/20 12:10)
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