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2023/06/27

剪定ハサミの柄が折れた

 ← 二週間前のチェーンソーを使っての枯れた枝葉の伐採作業の成果…。

『プラトン全集〈12〉ティマイオス・クリティアス』本文や解説は読了。あとは月報。これが充実している。読み応えある。 (06/27 03:21)

 今日は休み、晴れ。明日も休み。ということで思いっきり庭仕事。庭木の剪定や草むしり。メインは繁茂し過ぎの庭木の伐採。……ところが、大活躍してきた剪定ハサミ(大)や太枝ハサミの柄が相前後して折れてしまった。今日のメインは、車道沿いの柘植の巨木。育ちすぎてメタボになって、車道に迫ってる。車の通行や子供の歩行にも邪魔になる。

 その肝心の作業の直前の生け垣の剪定作業中に柄が折れたのだ。

 2週間ぶりに大掛かりな庭仕事。そう丁度 2週間前の月曜夕方近い頃、剪定中に蜂に右腕を刺されたのだった。1週間は腫れ上がり赤くなる一方だった。赤みはほぼ消えたが、刺された痕は今もクッキリ。まあ、そろそろいいかなと。 (06/26 21:51)

 

 冷蔵庫の中を引っ掻き回したら、3年前に賞味期限のジュースが見付かった。捨てるべきか…。勿体ないので、吾輩のお腹に捨てることにした。さて、我が肉体の運命や如何に… (06/27 04:04)

 昨日26日(月)は例によって午後四時半より庭仕事に没頭。精根尽きるまで、薄闇の迫るまで頑張った。でも、その成果は、傍から見るものにはまるで見えないだろう。まだまだやらなきゃいけない。
 剪定ハサミ、太枝ハサミの柄が相前後してポキリと折れた。びっくり。ハサミの部分は現役バリバリなのに。買い替えるか、柄に添え木をするか、思案中。
 夜はグッタリ。庭仕事に取り掛かる前にブログ日記を書いておいてよかったよ。 (06/27 04:20)

 

 ← ウラジーミル・ナボコフ【著】『ナボコフ短篇全集〈1〉』(諌早 勇一/貝沢 哉/加藤 光也/沼野 充義/毛利 公美/若島 正【訳】 作品社(2000/12発売)) 「「言葉の魔術師」が贈る短篇小説の醍醐味。英米文学者とロシア文学者による初めての全篇新訳。」

 ウラジーミル・ナボコフ作の『ナボコフ短篇全集〈1〉』を23日(金)に読了。「「言葉の魔術師」が贈る短篇小説の醍醐味。英米文学者とロシア文学者による初めての全篇新訳」というもの。古書店で発掘した本。

 ナボコフと云えば、少女に対する性愛を描いた小説『ロリータ』で世界的に有名になった作家。このことが彼への先入観となっているのは否めない。「ロリータ」の作家…。

 だが、『ロリータ』が名作なのは事実。再読に耐える見事な小説だ。素晴らしい小説家なのである。『カメラ・オブスクーラ』、『賜物』、『青白い炎』、『ナボコフの塊 エッセイ集』などを読んできた。

 ナボコフは詩人であり、且つ評論家としても著名。『ヨーロッパ文学講義』や『ナボコフのロシア文学講義』などは二度読んだ。実に面白い。『ナボコフのドン・キホーテ講義』は未だ入手できてない。

 さて本書は、表題の如く、短編集。500頁と大部な本で、書架に一か月も…。ハードルが高そうな。が、いざ、手にすると、ナボコフは短編の名手でもあると、冒頭の作品から実感させる。

 美は細部にありという文言がどれほど妥当性があるかは分からないが、彼の小説は細部にまで神経が行き届いている。読ませる。ちなみにナボコフは蝶の収集家としても有名で、この短編集でもナボコフならではの見事な短篇に仕立ててあって面白かった。

 こうなると、『ナボコフ短篇全集〈2〉』が欲しくなる。通常の書店にはないだろうから、ネットで古書店を漁るしかないか。

 

 ワグネル(プリゴジン)の反乱:「ワグネル撤収を発表 プリゴジン氏はベラルーシへ - 産経ニュース

その帰趨はともかく、意味するのはプーチンの権威権力の不安定化といったこと……じゃないだろう。国家の軍隊(兵士)は最早 実戦(前線)を忌避しつつあるということだろう。何故なら、先進国も今や後進国へひた走る日本もロシアも中国も兵士らは一人っ子か子供二人のうちの一人。大切な息子を前線に無条件で送る親が現代 どれほどいることか。

 先の大戦では子供(人口)が有り余るほど居た。国も家庭も口減らしに懸命で、戦地にやるかブラジルなどへ移民させるか、優生保護法の口実で結婚(妊娠)そのものを制約してきた。

 若い世代の減少傾向は数10年続く。貧富の格差拡大で貧困層が増え、待遇のよさそうな軍隊への加入を目論む、或いは政府は徴兵制を画策するだろう。だが、肝心の子供が乏しい。傭兵しか選択肢がなくなる? 

 一方、産児制限のないイスラム系の人口は増大の一途。その意味するところは?

 団塊の世代、その子供の世代も結婚……子作りの時代は過ぎた。政府は人口が減りつつあると見込まれるようになっても人減らし方針を変えることなく、若者を暮らしにくくして人口を減らそうとした……が、今になって躍起になっても、もう手遅れになってるね。今の無能な現政権が長く続き過ぎたのだ。これも国民の選択なのか…。 (06/26 20:40)

 

 ← 吉田機司 著『やぶいしやの頭 粋筆』(新潮社 新書版 1955年刊)

 吉田機司 著の『やぶいしやの頭 粋筆』を24日(土)に読了。仕事の合間の楽しみで。車中。父の蔵書。例によって昭和30年前後の本の一冊。

 吉田機司なる人物は全く未知の方。ネットで検索したら「吉田機司クリニック」が浮上してきた。同一人物なのだろうか、不明。観ると、院長名は違っている…。

 有り難くも「荷風をめぐる人々 その2 | 市川市公式Webサイト」を発見。その「吉田機司(よしだ・きじ 1902~1964)」なる項によると、医師・川柳作家とした上で、以下のような記述が:

本名、吉田喜司。福島県出身で1937(昭和12)年から京成真間駅近くに病院を開業。1960(昭和35)年に葛飾区に転居するまで、真間で暮らす。川柳作家としても知られ、1946(昭和21)年、徳川夢声、古川緑波、正岡容とともに「川柳祭」を創刊。『白玉樓』(1965)には、荷風を題材にした川柳 “仲見世で会った荷風は下駄を履き” が載る。

吉井道郎「永井荷風」(『東京新聞』平成6年5月21日号)によれば、1947(昭和22)年1月、腹痛に悩む荷風を見かねた正岡が、吉田を紹介。以降、荷風のかかり付けの医者となる。そして検察医として荷風の検死にも立ち会うこになったとある。

 

「やぶいしやの頭 : 粋筆 - Webcat Plus」より本書の目次を転記」:

「醫学の夢 / 若返り法 / 長壽法 / 肝臟異變 / 酒談義 / たばこの功罪 / ヒロポン禍 / 性醫學 / スピロヘイター由來記 / ゴノコッケン / えれきてる / 姙娠中絕 / 肺病もまた愉し / 萬病歌舞伎十八番 / 江戶の病 / 杖の要る病 / 北齋と卒中 / 小說と病氣 / 天才病 / 匂の一生 / 診斷書 / 大男・小男 / 一年有半病 / 淸盛の病 / 薮醫者の頭」

 

 好んで見てきた刑事ものドラマの再放送がついに終わってしまった。食事時に見るドラマが皆無に。余儀なくじゃないが、NHKの特集物を選択的に録画し見ている。

 例えば、「NHKオンデマンド NHKスペシャル 列島誕生 ジオ・ジャパン」など。

 これは、「絶景の国・日本。島国にして山国という奇跡の大地は、どんなドラマをへて今の姿となったのか? シリーズ第1集は、奇跡の島の誕生物語。もともと今の日本列島の位置には、陸地はなかった。そこから3000万年に及ぶ日本誕生という「想像を超えた大地のドラマ」が始まる。(中略)列島誕生の謎に挑む。」というもの。

 日本(列島)は地震と火山の列島。来るべき大地震や噴火の発生の高い可能性を鑑みると、特に高校では地理の科目こそ、理系の中心科目たるべき。大学の入試でも地理を必修科目として位置付けるべき、というのが吾輩の持論。 (06/26 15:15)

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