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2023/05/03

地に足を付けた生活

 ← 連休2日めの富山市中心街。まだ夕方なのに閑散。喧騒を忘れ澄明な空気。夕闇に沈む間際の静謐。 (05/01 01:15)

 山口 昌男著の『「敗者」の精神史』を読み続けている。何だか聞き覚えのあるような話や名前に遭遇。新島八重(子)……「八重の桜」の主人公。本書の執筆時にはドラマ化されてなかったっけ? (04/30 14:11)

 ← 皐月の並木の奥、棕櫚の木の脇にひっそりヒメジョオン(?)の一叢。庭の雑草は摘みきれない。すると開花し野草となる。 (05/01 17:46)

 このところ楽しみで繙いている、「太陽庭と家シリーズ〈4〉数寄屋の庭 (1980年) (シリーズ太陽〈24〉)」にてしばしばこの蹲踞(つくばい)を目にする。蹲踞……「そんきょ」という読み方(意味)しか知らなかった。しかし、

「身をかがめて手水鉢を使うところから蹲踞(つくばい)と呼ばれています。 茶庭に用いられ、茶事の際に客人が身を低くして、 手水を使い、心身を清めました。 中心にあるものが”手水鉢(ちょうずばち)”、手を洗うために水をためる石です。 その周りを囲んでいる石は全て役石で意味があります。(以下略)」(「”蹲踞” 読み方分かりますか?”蹲踞” 読み方分かりますか?|お庭づくりの専門店Takezoファーム(タケゾーファーム)~エクステリア施工例たくさん!島根県出雲市・雲南市・大田市のお庭のリフォーム・新築外構・エクステリア工事ならおまかせ」より)

 とにかく、「蹲踞」は馬鹿の一つ覚えみたいに「そんきょ」と読むだけじゃなく、「つくばい」と読むってことは勉強になった。 (04/30 13:44)

 

 ← 我が家の庭は野草の野。せっせと草むしりしても、何処かしら見逃している。開花したかったら、どうぞ、である。 (05/01 17:45)

 ある年代以上なら聞いたことがあるかも知れない。宮城まり子さんの「ねむの木学園」。帰郷して知ったのだが、富山市には「ねむの木」という町名がある。宮城まり子さんと関係があるのか分からない。気になる。

 

 ← 萩原朔太郎著『詩の原理』(第一書房)を読メに登録した。 昭和三年上製初刷発行 昭和四年普及版発行 手元の本書は昭和十年普及版第七刷 父の蔵書中では一番古いか。表紙を開くと、昭和22年に知人(友人K氏)から寄贈された本と明記。蔵書印も。その知人(友人)は、我輩の高校時代の同級生の父か祖父? さすがに古くて紙も装丁も傷みだしてる。頁を捲るのはヤバそう。多くの方は青空文庫など。文庫でも読める。しかし肝心の本書が読メには見つからなかったので自ら登録。 (05/03 15:18)

 山口 昌男の「「敗者」の精神史」を読んでたら、何だか懐かしい名前、書名に遭遇。東海散士は柴四朗のペンネーム。実際にはゴーストライターが書いた。秘話もあり興味が湧く。読む人はいるのかな。

「佳人之奇遇(かじんのきぐう)は、東海散士(柴四朗)の政治小説。初編は1885年(明治18年)に刊行され、その後1888年までに四編まで刊行された。その後、国会開設後の1891年に五編が、日清戦争後の1897年に六編から八編まで刊行され、完結をみた。全16巻。」

「会津の遺臣である東海散士がアメリカにわたり、フィラデルフィアの独立閣でアイルランドの美女紅蓮、スペインの貴女幽蘭にめぐりあうのが発端で後に中国の明朝の遺臣も加わる。いずれも亡国の憂いを抱き、権利の回復運動に進もうとするかれらの交情が描かれる。」

 

 ← 昨日撮影した謎の白い小花(?)たちは、実はミカンの木に生ってると今日気づいた。昨年は全くの不作。今年は豊作なのか。 (05/03 14:34)

 余談だが、瞬間湯沸し器の調子が悪い。点火しない。昨年末、一か月ほど二口コンロの不具合に困惑したが、電池切れが原因だったと読メの読み友にアドバイスされ解決。今回の湯沸かし器は電池を替えても点火しないので、電池切れのせいじゃ無さそう。じゃ原因は?

 

 ← 苧環……青色に白色の花たち。数年前までは青紫しかなかった。この二三年で白色が目立ってきた。 (05/03 14:36)

 吾輩の2023年4月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:4227ページ ナイス数:7616ナイス ★やいっちさんの2023年4月に読んだ本一覧はこちら→ 「やいっちさんの2023年4月読書まとめ - 読書メーター

 全卓樹のサイエンスエッセイ2冊、リョサ(ジョサ)の書評集……どれも面白かったけど、スナウラ・テーラーの人間と動物とを身体(心身)障害で捉え返そうという試みに衝撃を受けた。自身を動物好きだと自称する者たちに読ませたい。

 月ごとに読む頁数が減っていく。タクシーの仕事がやや忙しくなっていて、読む頁数が減っていることが最大の原因か。 (05/03 01:38)

 

 ← 我が家の庭のあちこちに野草。庭というより野草の野。雑草だったのを見過ごしたら野草になるのか?(05/03 14:37)

 加藤 楸邨著『芭蕉秀句〈下巻〉』 (1954年) (角川新書)を読みだした。やはり父の蔵書。何故か上巻なし。 (05/02 19:17)

 

 山口 昌男の「「敗者」の精神史」を読んでて折々メモる。

 敗者……明治の近代化……御一新……薩長の(江戸以前の文化伝統の埒外にあった)田舎者が破壊し顧みなくなった文化風俗伝統を死守せんとする、近代化の歴史からは消されるか排除されがちな有意の偉人たち。

 浩瀚な本だが、案外と楽しんでる。これまた3週間ほどで読みたいな。 (04/30 09:32)

 

 ← 内庭に何だかニョキニョキと。ジャーマンアイリスか? 車道沿いのそれはとっくに(吾輩が開花に気付く前に)萎れてる。(05/03 14:38)

「小波作・桂舟画 明治のお伽噺 上巻」(木村小舟編 小学館 昭和19年刊)がアマゾン(読メ)検索でヒットしない。いま読んでる山口 昌男著の「「敗者」の精神史」にて言及。父の蔵書にて発見。残存する父の蔵書で一番古いか。 (05/03 01:39)

 

 強風吹き荒れる日々。竹箒の出番多い。ムラサキツユクサの花も揺れる。撮影したが画像が揺れて綺麗じゃない。 (05/01 17:52)

 

 ← 内庭の鈴蘭棚。可愛い花がポツポツ咲き出した。この細長い花壇に毟った雑草や落ち葉を相当堆積させた。多すぎて今年は芽吹かないかと心配してた。すると先月下旬頃、葉っぱが一気にニョキニョキ顔を覗かせ、今月に入ってポツポツ白い小花が咲き出したのだ。 (05/01 17:48)

 午後、預かってる車の洗車と火入れ……というかエンジンオン。我輩には高級車。オーナーはリッチなのか。そろそろ帰国かな。…マイカーですらこんなに丁寧に洗ったことがあったかどうか。可愛そうなのでフォルツァも水浴びさせた。 (05/03 14:42)

 

 ← 生け垣の柵の透き間から皐月の花? 我が家の庭のツツジ、未だにポツポツの咲きっぷり。サツキに至っては、ポ…止まり。 (05/03 14:40)

 安藤 昌益著の『自然真営道』 (講談社学術文庫)を読みだした。

 とんでもない……桁外れの思想家だ。ほとんど理解不能。ただ、大地に足を付け、地を耕すことが基本だろうなとは感じる。本文もだが註釈も充実……充実どころじゃない。異例だが、本文読了後、註釈を読み、更に訳者の解説(これまた長文)を読む。3週間で通読出来たらいいが…… (04/30 09:22)

 …日々、庭で草むしりしてるって程度じゃ、論外ですね。

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